クールとは、冷たい、と言う意味ではなく、格好いい、と言う意味になるが、この作品の主人公の彼氏は、寡黙で冷静沈着、文武両道、と言う教科書見本の様なキャラクターで、羨ましい限り。
故にモテる、訳だが本命は最終的に主人公となるのは言うまでもないお約束。とは言え、主人公は、何としてでもこの人を彼氏にしたい!とアピールし続けるその姿勢は、なかなか真似出来るものではない。彼氏となるキャラクターも最初のうちは、興味なし、と言う姿勢だったのに、恋は凄い力を見せるようだ。物語の中においては。
ファンのシンガーの『秒針のビート』と言う歌の歌詞にある、「狂おしい程に思い思われる恋」は、この物語の中にあるシーンにおいてあったように思えたが、そんな物語はありであり、この作品もまたありと思うし、思い続けて、両想いの恋がしたい、と言う希望あったように思えた。
木田麻衣子「おはようございます、“Morning on”第2幕、木田麻衣子です」
インターバルスキップ「おはようございます、インターバルスキップです」
準レギュラー印台淑丘「おはようございます、準レギュラー印台淑丘です」
博士兎専用の布団|∵=) ̄「博士兎だ兎ひゃー」
木田麻衣子「兎さん以外はうさんくさい名前の方々がいらしてますね」
インターバルスキップ「私はあくまで本芸名です」
準レギュラー印台淑丘「私も、あくまで、準レギュラー印台淑丘です」
木田麻衣子「お帰りあそばせ」
スタジオの空気が一気に下がった。
博士兎専用布団|∵=) ̄「今日は冷える兎ひゃー」
壁|ρ¬^=)ノシ
博士兎専用布団|∵=) ̄!「こっちへ来るんだ兎ひゃー」ノ
冥王星猫が博士兎専用の布団に入った。
博士兎の幸せが105上がった。
木田麻衣子「兎さんは暖まったようですが、あとの2人はあえなくダウンとなった所で、以上、“Morning on”でした」
涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー、“Morning on”どすー。11月22日、良い夫婦の日ですね」
白馬の国家公務員20代午歳「ですね」
布団| ̄
しかし、何も起こらなかった。
涼風鈴子「をい、兎、本番始まってんぞ!」
布団| ̄
しかし、何も起こらなかった。
白馬の国家公務員20代午歳「兎さん、起きてください」
布団| ̄
しかし何も起こらなかった。
涼風鈴子「まあ、いいや。白馬の国家公務員20代午歳、持ち帰ってよし」
白馬の国家公務員20代午歳「では、頂いていきます」
布団| ̄は、白馬の国家公務員20代午歳と共に消えた。
涼風鈴子「今日は、大人しかったな」
紅黄田現「おはようございます、紅黄田マティックこと、紅黄田現です。ん」
壁|⌒科学者兎用布団|∵=) ̄「はようだ兎ひゃー」
涼風鈴子「ん?兎、もまえは白馬の国家公務員20代午歳と消えた筈では――」
スタッフXYZっ原稿→紅黄田現
紅黄田現「えっ?臨時ニュースです。先程、偽架空宇宙観測研究所は、月から天王星へ向かって強い光、括弧らなちゃん、と書かれたものが放たれたと伝えました。この光線に放射に伴う地球その他への影響はないとの事です。以上、臨時ニュース、紅黄田現が御伝えしました」
涼風鈴子「また、フェイクかよ」
科学者兎布団|∵=) ̄「兎ひゃー」どやあV
紅黄田現「ホントに良いんですか、兎さん?」
科学者兎用布団|∵=) ̄「特に用はない兎ひゃー」
涼風鈴子「いや、白馬の国家公務員20代午歳は兎のだあ」
紅黄田現「兎は月には帰らない兎ひゃー」
科学者兎用布団|∵=) ̄「帰らない兎ひゃー」⌒バナナの皮
盥→落下→涼風鈴子「帰るんだ兎ひゃー、イデッ」
紅黄田現「さあ、盥が落ちたぜインチキDJ」
涼風鈴子「落ちたなあ~、で、これ以上の展開なく、以上、“Morning on”でした」