1.すみれSeptember Love/一風堂 1982年7月
このころから、男が化粧するのにもなんとなくなれてきた。
なんとなく「あやしい」グループに見えたが、音楽的実力はかなりある、と思った。
流行に乗っているようで、自分があって、なおかつ普遍的な部分もある、というふうに思ったのである。
そして、テレビに出ない、ということに意義を持つ人たちも認められてきている中で、この人たちはよく「ベスト10」にでていたので、新しい考え方でもあるなあ、と思っていた。
そして、この歌も好きである。
このあと1997年に「SHAZNA]がカバーしてヒットしたが、全然こちらのほうがよかった。
2.SOMDEY/佐野元春 1981年6月
佐野元春は全然知らなかった、というか、アンテナに引っかかってこなかった。
1980年代はすでにラジオも聞かず、入ってくる音楽情報といえば「ベスト10」くらいであったため、ベスト10に出ない人たちについては知るすべがなかったのである。
だから一風堂は知っていても佐野元春は知らなかったりするのである。
このSOMEDAYはサビの部分というか
♪SOMEDAY♪
の部分しか知らないのである。
そして、すでに時期が過ぎてしまった今日この歌を聞いても、あまり感慨を覚えないのである。
3.ランナウェイ/シャネルズ 1980年2月
非常に「ノリ」のいい歌で、聴いたことがあるカンジだった。
最初聞いたときは「ナツメロ」というか昔の歌をカバーしたのかと思ったくらいである。
ランナウェイはよく歌う。
カラオケでこの歌を歌うとノルし、知らない人たちのなかで歌うにはもってこいだと思っている。
このシャネルズもあやしいグループだった。
顔を黒塗りしたところや、あまりうまくない踊り、では、そこいらのアンチャンがふざけてやっているように思えるし、それでいてボーカルの力強さとコーラスのうまさは、そんじょそこいらのものではない、という風にカンジさせるし。
それで、このグループは音楽的にはブレがなく(その他のいろいろなところでは大きくブレていたりしたが)好印象なのである。
こういうグループほど長続きしてもらいたいのである。
4.ペガサスの朝/五十嵐浩晃 1980年11月
久しぶりの大型新人、と思ったものである。
「さわやか」で「大らか」であった。
しかし、時代は「さわやか」とか「おおらか」をあまり求めていなかったのではないか、と思うのである。
というか「一過性」であってかまわなかった、のではないか。
この歌も、耳障りがよくていい気持ちにさせてくれるのである。
ところが、それだけなのである。
たぶんそれだけというのが「さわやか」「大らかさ」なのではなかったんだろうか。
そういう気持ちで今聴いてみると、スーッと流れていくだけなのであった。
5.赤道小町ドキッ/山下久美子
山下久美子はこういう歌を歌うべきではない、と思っていたのである。
この歌は、なんというか「企画モノ」的である、と思っていたのである。
化粧品のコマーシャルソングであったから企画モノには違いないとは思うけど・・・
つまり山下久美子には正統的な歌を歌ってほしかった、と思っていた。
では、この歌はキライかというと、それほどでもなかったわけで、そのあたりが人間の不思議さとも言うべきものではないだろうか。
6.恋人よ/五輪真弓 1980年8月
この歌は五輪真弓的そのものだと思う。
そして、五輪真弓的なものが社会とジャストフィット、ジャストマッチしたのだと思う。
出だしの歌いにくさ、サビの歌いやすさ。
これってヒットする歌の特徴かもしれないが、この歌はメロディーと歌詞が見事なのである。
何回聴いても感心する歌で、名曲、なんだろうなあ、と思う。
と思うのであるが、あまり好きではないのである。
このあたりが、人間の不思議さとも言うべきものではないだろうか。
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このころから、男が化粧するのにもなんとなくなれてきた。
なんとなく「あやしい」グループに見えたが、音楽的実力はかなりある、と思った。
流行に乗っているようで、自分があって、なおかつ普遍的な部分もある、というふうに思ったのである。
そして、テレビに出ない、ということに意義を持つ人たちも認められてきている中で、この人たちはよく「ベスト10」にでていたので、新しい考え方でもあるなあ、と思っていた。
そして、この歌も好きである。
このあと1997年に「SHAZNA]がカバーしてヒットしたが、全然こちらのほうがよかった。
2.SOMDEY/佐野元春 1981年6月
佐野元春は全然知らなかった、というか、アンテナに引っかかってこなかった。
1980年代はすでにラジオも聞かず、入ってくる音楽情報といえば「ベスト10」くらいであったため、ベスト10に出ない人たちについては知るすべがなかったのである。
だから一風堂は知っていても佐野元春は知らなかったりするのである。
このSOMEDAYはサビの部分というか
♪SOMEDAY♪
の部分しか知らないのである。
そして、すでに時期が過ぎてしまった今日この歌を聞いても、あまり感慨を覚えないのである。
3.ランナウェイ/シャネルズ 1980年2月
非常に「ノリ」のいい歌で、聴いたことがあるカンジだった。
最初聞いたときは「ナツメロ」というか昔の歌をカバーしたのかと思ったくらいである。
ランナウェイはよく歌う。
カラオケでこの歌を歌うとノルし、知らない人たちのなかで歌うにはもってこいだと思っている。
このシャネルズもあやしいグループだった。
顔を黒塗りしたところや、あまりうまくない踊り、では、そこいらのアンチャンがふざけてやっているように思えるし、それでいてボーカルの力強さとコーラスのうまさは、そんじょそこいらのものではない、という風にカンジさせるし。
それで、このグループは音楽的にはブレがなく(その他のいろいろなところでは大きくブレていたりしたが)好印象なのである。
こういうグループほど長続きしてもらいたいのである。
4.ペガサスの朝/五十嵐浩晃 1980年11月
久しぶりの大型新人、と思ったものである。
「さわやか」で「大らか」であった。
しかし、時代は「さわやか」とか「おおらか」をあまり求めていなかったのではないか、と思うのである。
というか「一過性」であってかまわなかった、のではないか。
この歌も、耳障りがよくていい気持ちにさせてくれるのである。
ところが、それだけなのである。
たぶんそれだけというのが「さわやか」「大らかさ」なのではなかったんだろうか。
そういう気持ちで今聴いてみると、スーッと流れていくだけなのであった。
5.赤道小町ドキッ/山下久美子
山下久美子はこういう歌を歌うべきではない、と思っていたのである。
この歌は、なんというか「企画モノ」的である、と思っていたのである。
化粧品のコマーシャルソングであったから企画モノには違いないとは思うけど・・・
つまり山下久美子には正統的な歌を歌ってほしかった、と思っていた。
では、この歌はキライかというと、それほどでもなかったわけで、そのあたりが人間の不思議さとも言うべきものではないだろうか。
6.恋人よ/五輪真弓 1980年8月
この歌は五輪真弓的そのものだと思う。
そして、五輪真弓的なものが社会とジャストフィット、ジャストマッチしたのだと思う。
出だしの歌いにくさ、サビの歌いやすさ。
これってヒットする歌の特徴かもしれないが、この歌はメロディーと歌詞が見事なのである。
何回聴いても感心する歌で、名曲、なんだろうなあ、と思う。
と思うのであるが、あまり好きではないのである。
このあたりが、人間の不思議さとも言うべきものではないだろうか。
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