4 Jun
こんにちわ、またまた登場しました。千葉の「力蔵」ラブと「幸太郎」レオンベルガーの重量級兄弟です。
身体は大きいのですが幸太郎が弟で、僕、力蔵が兄です、エヘン。
夏は暑くなるので幸太郎に寄りかかられるととてもたまりません、エアコンの効いた部屋で専用のソファーに寝ているのが二人とも大好きです!僕たちの部屋にはクッションのきいたマットが敷かれているので、安心して遊べるし、歩き回るのも楽だよ、、、、、。
コンクリートの「タタキ」は水で洗えるので、排便などを水で流すのに便利なのですが、濡れたままの状態でおくとと「カビ」や「細菌」等が繁殖しやすく、指間や肘などからトラブル
を起こします。勾配を十分にとって排水(蒸発)しやすい構造にする事と、カチオン系の消毒薬などを効果的に使って、いつもドライ状態(無菌)にしておく事が
大切です。
大型犬を室内で飼育する場合は、床面の材質に心配りを忘れないで下さい。始終滑っていると関節各部に障害が発生する事態につながります。
フローリングの改善に「絨毯」や「カーペット」を採用する方がいますが、滑り止めとしては殆ど役に立たないと考えてよいでしょう。
また多少高価で見た目の良い「テラコッタ」や「コルク」など部屋の雰囲気を考えて採用する建築屋さんなどもいますが、期待するほどの効果は無いと考えて下さい。これらの床材の上で長年飼育された大型犬は概ね股関節・肘関節・肩関節などにトラブルを発生させる例が多いものです。(人災!)
中小型犬では全く問題にならない環境が、ラブラドール(スタンダードタイプ)を含めた大型犬には極めて大切な問題となります。
神奈川県・湘南
に住むクリスの家はクリス中心に考えられ、クリスの動き回る所には全てブルーのカラーのマットが敷かれています。
北陸・金沢暖炉の前のメリー、マットの上はとても暖かです。右の写真は夏の日のクリス、部分的にフローリングをむき出しにしておくとお腹を冷やせて助かります。
犬達の「動線」全てにマットが敷かれていれば、犬たちは土の上と同じ様に(それ以上に)部屋の中で行動できます。
こんなマットも試験的に使ってみましたが、全く役に立ちませんでした。
生後50日目の頃のパピー達
仔犬(パピー)が集団で遊べるようになる頃からマットを使うと、芝生や土の上で育てる以上の効果が現れます。平坦で均一なフリクションを得られる状態は子犬の育成には最適ではないでしょうか。
歩行の不自由になった「老犬」や「障害犬」なども、このマットの敷かれた環境では安心して動く事が出来るようになります。
足腰の弱った人や、そそっかしい人など、多くの問題?を抱える人達にも「思わぬ効果」が現れますので是非お試し下さい。
人間の住みやすい環境に犬達を慣らすのか、犬達の住みやすい環境に部屋を改善するのか?はたして彼方はどちら派ですか?