ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆梅雨明け、、?らぶらど~る・暑っちい「夏」のすごし方

2006年06月22日 | ラブラドールの飼育(育成全般)

22 Jun

皆様ご無沙汰でした、浮世のしがらみとは言え片付けなくてはいけない事が山ほどある、浮世離れの出来ないブリーダーには、寝る暇も有りません。
おととい来た林のおじさんからは、「そんな事していると、**よ」と言われてしまいましたが、、、、。
気ばかり若いせいか「そんな事」をしている時こそが、まさに生き甲斐を痛切に感じられる時でありまして、、、、中々難しいもんですな~~。

さてと、「梅雨」もマダマダがんばってらっしゃいますね~。此方埼玉県では結構涼しい日が多く、助かっていますが、、、関西方面は大変な豪雨の様で、其方の方々はどうぞお気をつけて下さい。

しかし、梅雨が明けるといよいよ「本格的な夏」がやって来る筈です。北国生まれのラブラドール達には毎年の事ながら「厄介」な季節到来であります。

当然、ラブを飼う人間にとっても大変な時期となるわけですが、、、、、。

日本の冬に、寒さで死に至るラブの話は余り聞いた事が有りませんが、夏の暑さでヤラレル ラブの話は、「又か、、、」と言う感じで毎年のように耳に致します。

マコトニに困ったものですが、人間の勝手で、こんな過しにくい日本に連れて来てしまったからには、少しでもすごし易い方法を考えてやらねばなりません、、、。

 我が家の最北方外来犬「てもしい」
彼には罪が無いのですが、彼に付きまとわれると、まことに「暑苦しい」今日この頃です、、、!

ラブラドール・夏の健康管理

熱中症」には十分気をつけましょう。
トリプルスターの指導では、「扇風機」の使用については煩いくらいに指摘されています。
部屋の温度管理も大切ですが、犬は湿気にいたって弱いものです。温度もさることながら湿度を下げる工夫が大切です。
部屋の空気が滞留すると最悪です、サーキュレーター扇風機を効果的に使って、犬の体温上昇を防いで下さい。
特に仔犬や、一歳未満の初めて夏を経験するワンを飼育する方は、細心の注意を払って飼育環境を整えてください。
一度「熱中症」にかかってしまったワンは、残念な事に熱にはとても弱くなるものなのです。
部屋の湿度は、出来たら45%~~60%に保つと良いでしょう。湿度が低ければ室温は30度程度に上昇してしまっても「熱中症」になる事は防げます。
「扇風機」の風は、犬の身体に直接あててください。25センチのもので2~3メートル位の距離から当ててあげると良いでしょう。
「エアコン」を使っての、冷やし過ぎにはご注意下さい。エアコンの風は絶対に犬の身体に直接あたらないように心掛けて下さい。
「エアコン」と「扇風機」の併用は、蒸し暑い夏には効果的でお勧めですが、風は扇風機の風をあてる様にすると体調をこわす事が有りません。
くれぐれも注意しなくてはいけないのが、体力の無い「仔犬」「老犬」の飼育の仕方ですね。
以上、主に室内飼育の注意点として書いてみました。

 蒸し暑い時間帯には、あえて犬たちを遊ばせない事も。
大切な事ですが、中々そうもいきませんね~~~~。

仲間達同士で遊ばせると、度を越して遊んでしまいます。呼吸も荒くなり、中々収まりません。いきおい水を要求する結果となりますが、一度に沢山の水を飲ませず、時間を置いて数回に分けて少しずつ(200シーシー程度)与えると良いでしょう。
夏に飲ませる水には、クエン酸ニガリ等を適量混ぜて与えると更に良い結果を得られるでしょう。お試しあれ、、、。

"熱中症"の症状と対策

先ず「症状」
呼吸が浅くて異常に速い、ヨダレを垂らし時には泡を吹く、41度以上の発熱の状態=かなり危険な状態です、このままにしておくと、脳や内臓器に障害が起きる可能性があります。そして、その後体温が43度を超える様になると、死亡する確率がかなり高くなります。体温をはかる事はとても重要な事ですので、「体温計」は必ず常備する事を心掛けて下さい。

次に「対処」の仕方は
早急に風通しの良い場所に移し横たえます、ホースやバケツで多量に水をかけたり、水で濡らしたタオルを体にかける等して急激に体温を下げる工夫をします。時には水を入れた浴槽やタライにつけたりする事もあります。
めったに有りませんが水をほしがったらどんどん飲ませると良いでしょう。口のよだれ等をぬぐって、呼吸しやすくしてやる事も良い方法です。
仔犬の場合ケージに入れて「強力な保冷剤」などをタオルにくるみ底に敷きます、其の上に仔犬を乗せて冷やします。「扇風機」などを使い風を送って効果を高める工夫をします。そして出来るだけ急いで、ケージごと獣医さんのもとに搬送します。
仔犬や老犬は、余り急激に冷やすとショック症状を起こす事がありますので、細心の注意が必要です。

熱を注意深く測って、39.5度を下回るようになったら、身体を冷やす事を止めて出来るだけ急いで救急の動物病院に駆け込むようにします。動物病院での初期手当てがその後の犬の体力・健康度に大きく作用してしまいますので、いかに早く駆け込むかが勝負の分かれ目です。

"熱中症"は、簡単に死に至る怖さを持っています、十分にご注意下さい。そして"熱中症"は殆どの場合飼い主の不注意で起こる人災の様なものです。後々に悔いを残さない為にも、十分に勉強・認識する事が望まれます。

大き目の「強力な保冷剤」や小型の「ペットボトルに水を入れて凍らせた物」等を常時冷蔵庫に保管するのも夏の健康対策の一つでは、、、、、。

犬ばかりでなく、人間(飼い主)も気をつけましょう。特に屋外で活動する方は「水分補給」が大事です。スポーツドリンクなどを三倍くらいに薄めたものを200シーシーくらいずつ、数回に分けて飲むと良いと言われています。そして同じ水分であっても、アルコールを呑むことは出来るだけ控えましょう ・ ・ ・ ・ と言っても、無理でしょうか??

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コメント (6)
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