12日水曜日、資源回収の日です~
アキアカネの群れがやって来ていますが、様子が何か変です。
赤くないアキアカネ
→赤トンボではない赤トンボがたくさん混じっています。
これも、地球温暖化現象の一つなのでしょうか?
トンボは来ても、さっぱり涼しくなりません!
やはり変です、、、、、。
◇年に数頭「病気」や「怪我」をしてしまった犬の回復を助けるために、お預かりする事があります。
また原因は様々ですが、「発育不全」の犬をお預かりする事もあります、、、。
結構、胃の痛む思いをする事が多い、、回復作業を続ける事となりますが、回復する犬達を見ていると素直に嬉しくなりま
す。
逆に、「誤った飼育」を続けられる飼主さんが後を絶たない現実には、腹立たしくなったり、呆れてしまったりと、ブリーダーの
悩みは尽きません。
◇犬達が、怪我をするのは一瞬のこと
ですが、それを治すには長い時間がかかります。そして専門的な知識と、当然ながら患犬にたいしての愛情と根気も要求され
ます。
「怪我」や「病気」の主たる原因は、殆どが誤った飼育にありますから、飼い主の責任は大と言えるのです。
犬達が活発に自由に(無秩序に)動き回れる広さのドッグランなどでは、数等の犬達がかなり激しく遊んでいるのを目にします
が、それを止めさせようとする飼い主さんは、皆無に等しい有様です。
成長期にある犬達の「関節」や「筋肉」「腱」等がダメージを受けるのは、必ず複数で夢中になって遊ぶ時などです。
飼育書などに書かれている「ボール投げ」や自転車などでの「引き運動」は、それを行う意味とリスクを熟知している人が行
えば薬になると言った意味合いを持っています。楽をしたくて、意味もなく行うものではありません。
犬の遊びの中には、狩→攻撃の姿勢を見せる事が頻繁に行われますが、この様な姿勢の一瞬の時、他の犬が上に乗ったり
横腹に体当たりした時等に間が悪く、靭帯を断裂したり、骨折をしたりする事態に見舞われます。
体重の重いラブラドールが複数(同犬種)で遊ぶ時、いわゆるスイッチが入った状態になる事が必ずあります。
トリッキーな動きをした時など、加速の付くような広い場所では単独(一頭)でも重篤な怪我を負う事がしばしばある位ですから、
2~3頭またはそれ以上の頭数になると危険度は更に増す事となります。
スイッチが入ったなと思ったら、直ぐに確実なストップを掛けるに越した事がありません。
加速の付いてしまった犬達の中に割って入るには、熟練した犬を扱う技術が要求されます。
普通の飼い主さんはスイッチが入る直前に制御する事がベストです。飼い主さん達には、常に犬達から目を離さない事が要
求されます。
ドッグランなどで見かける飼い主さん達の様子は、犬を開放した後は一塊になってまるで井戸端会議をやっている様にも見受
けられます。
自分の犬が排泄をしていても見過ごしている様な飼主さんが殆どなのですから、嘆かわしい限りです。愛犬の事故は大概そう
いった時に起きるものです。
さて写真では、母犬のスーザン・娘のローズ・犬種の異なる小梅(飼育家庭ではローズの先輩)が三頭一緒に遊んでいます。
小梅は、激しく遊ぶ二頭の間に割って入っています。嫉妬心も多少絡んではいますが、二頭の興奮を止めようと試みている事
は事実です。
四本の肢が全て地に付いた状態での遊びが理想的ですが、、、、。
前肢が地面から高く離れるような姿勢をとる様になったら、スイッチオンの兆しと受け止められます。
35キロから40キロ近い犬達が、こんな状態↑になっているときは迂闊には手が出せません。
できれば外側の犬から引き離し、集団が興奮するのを止めさせていきます。
◇大きな成犬と、小さな成長期にある若い犬を一緒に遊ばせる時はその犬の性格や気質を良く把握して組み合わせる様に
します。力の差は歴然なのですから。
ラブラドールは、よく体当たりを繰り返し行う事があります。
非常に危険な状態になりますので、興奮を鎮め止めさせることが大切です。
仔犬から未だ若い犬達は、単独での遊びや人間との散歩などでゆっくり育てるべきです。
ボール投げやフライングディスク等を使った遊びはラブラドールに限って言えば、多くのリスクを伴ない熟練した飼い主では
無い限り行うべきではありません。
ラブラドールは走る事よりも歩く事を中心に育てると、良い犬が出来上がります。常に、アイコンタクトと語りかけは忘れない
ようにしましょう。
犬を遊ばせる時や犬と遊ぶ時など必ずリードを使ってください。リードは、飼い主の気持ちを伝える手や腕の延長線上にある
ものです。飼い主がリードを使っている限り犬は安心していられますし、犬のコントロールは確実に行えます。
ドッグランに限らず、オフリード→リードを解き犬を開放させる場合、リード無しで犬をコントロール出来る技術があり、且つそれ
についての自信が無い限り止めておくのが賢明な飼い主と言えるでしょう。
「愛犬の健康」は飼い主さんの心掛け次第です。一年365日が健康であって当たり前に造られた犬達を、当たり前に育てて戴
きたいのはブリーダーのささやかな願いなのです。
◇飼育に関してのノウハウは、その犬種のブリーダーが一番よく判っています。(そうでなくてはなりません)育て方や、試したい
事等で判らない事があったら、先ず一番に親元のブリーダーに相談して下さい。質問の大小にかかわらず、きっと満足のいく
回答が得られるはずですよ。
という事で
さてと、、、今日も気が向いた御仁は、ワンクリック宜しく御願いいたしま~す。
※秋のミーティングは、10月21日に行う予定です。
宿泊施設の手配(お申し込み等)はお早めに。