雨の週末、そこはかとなく落ち着いた時間が過ぎてゆきます。
雨の日人間達は身体を休めたくなったり眠くなったりしますが、犬達もご同様らしく老いも若きも良く寝ます。
犬も人間も「寝る」と言う行為はとても大事な行為です。
室内飼育の犬は、必ず「個室」→ケージに入れて休ませる様に心掛けて下さい。
怪物になった夢
怪物#1
怪物#2
リハビリ中のジュリアナを連れて「針治療」のため動物病院へ行きました。
予約時間の午後四時、かなりの数の患者さん達がいます。その殆どが小型の「愛玩犬」と呼ばれるワン達でした。
ジュリアナが待合室に入っていくと、大きな犬を怖がって啼き始めてしまった飼い主に抱かれた小型の犬がいました。
慌てて出ようとすると、飼い主さんからどうぞと言って待合室に残る事を促され、その飼い主さんと煩く啼く小型の犬は外の待
合スペースに出て行かれました。
大型に限らず他の犬とのコミニュケーションが取れないと、困った顔で仰っていましたが、、、、。
いよいよ診察室の中に入れました。ジュリアナ用に用意された敷物に早速寛いで、担当の女医(若い)Tさんを待つジュリアナ。
今日は暖かな色合いのものが良かった様な涼しい日よりでしたが、いつも綺麗な敷物を用意して戴き安心して治療に望めま
す。
治療は、患部を中心に十数本の短針を打ち、低周波治療器の分類にはいる直流の断続電流治療器を使って針に電流を
流します。施術される患犬は余程気持ち良くなると見えて直ぐに軽い寝息をたてはじめます。
「治療器」自体は中国で作られているらしく、中国語の標記があります。
腰の場合、片側ずつ30分ほどの通電治療が行われます。若い女医さんの話では、犬によっては治療を受け付けない場合も
多く、悩みの種の様子でした。
針治療=物理療法(physical-therapy)は、物理医学の一分野で治療法から見れば、薬物療法、外科療法とともに病人の疾
病を治癒させるものですが、療法の根本概念は、自然治癒力の促進や増加を基盤にしたものである為手技マッサージ、運
動療法、温熱療法、水治療法等などに比べリハビリテーションの分野では非常に効果的な治療方法であると言われ
ています。
私自身も、アキレス腱断裂や各種?のスポーツによる大きな怪我に悩み低周波治療と共に針治療を受けて、その効果
を身をもって体験している為、今回のジュリアナの治療にあたっては未だ経験の浅い女医さんよりも積極的な位でし
た。
現在の私の興味は、治癒の為の治療と言う事よりも先ざき行われる治療によって「電気的筋肉刺激法」
(EMS=Electrical Musucle Stimulation)の効果を期待しているところにあります。
EMSによる電気刺激は筋肉を強制的に動かすため、従来の自発運動に比較し関節の負担や心肺機能への負担が少
ないのが特長です、特に部分的に障害の残っている患犬で、関節などへの負担を出来るだけ掛けずに筋肉の増量を図
りたい犬などには大いに期待できるものと考えています。
という事で、今日もお粗末!
さてと、、、久し振りに気が向いた御仁は、ワンクリック宜しく御願いいたしま~す。