今日は曇りでした。暑くもなく寒くもなく、花粉もそうは気になりませんでした。
しかし、まいにちまいにち、時間が足りませんわ。
Ｗａｎ達の健康管理に時間を費やしてしまいますと、Ｗａｎ達をトレーニングする時間がいつも無くなってしまいます。
食べたり排泄したりグルーミングしたりと、それ以外の時間は健康回復の為に運動する（リハビリ）Ｗａｎ達が優先されますから、
ついつい一番熱心に教育しなければならない若手のＷａｎ達が後回しになっていて、それがいま一番の悩みでしょうか、、。
◇何とか今日は時間を作る事ができて、僅かなひと時でしたがオニキスとタイニーの歩行訓練にあてる事ができました。
正しい姿勢で、真っ直ぐに歩いて行く。
ただそれだけの簡単なことですが、基本中の基本は意外とおろそかにされがちです。
街角などで、淡々と歩く姿勢の良い犬を見掛けるとそれだけで嬉しくなってしまいます。
◇正しい位置（頭部を安定させる位置）にリードをかけて、頭の位置（顔の向き）を正しく保ち、上下左右に動かさずに歩くこと。
まいにちまいにち、根気良く繰りかえすこと。短時間でも、毎日必ず行うことが大切なのですね。
これによって、ハンドラー（飼主）は正しく犬を扱うことを体得でき、犬は正しい姿勢で飼主に従うことが覚えられます。
ループした一本の簡素なリードだけで無理なく犬をコントロールすること、室内飼いの犬には屋内でも使うことをお勧めします。
◇各種の改善を図るためにリハビリ中の犬達のハンドリングも、必ず始めと終わりに、正しい姿勢で真っ直ぐ歩く歩行訓練を
行っています。
◇単調になりがちな「制限運動」は、楽しい雰囲気で行うことが長続きのコツです。
あまり気楽な遊びの様になってもいけませんが、終始リラックスして楽しくメリハリをつけて行えればベストです。
◇嬉々とした気持ちが尾の位置に表れます。
リードにかかる僅かなテンションの強弱で、犬はハンドラーの意をくみ、楽しそうに振る舞います。
そんな眺めはいいものですね～。薄日のさす曇り空、回復に向かう犬達の意欲は横溢していて、今日も実のあるリハビリを行
うことができました。Ｗａｎ達に、感謝です。
◇子犬の頃から「療法食・Ｄフード」を食べさせられてきて、成長の滞っている若いＷａｎがいます。
膵臓が悪いと言う診断で、ある種の薬を飲んで療法食を食べていないと、水溶性の下痢が続き、血便も出てしまう。
暫く（数日）様子を見ていましたが、ある時から普通のフードに切り替え、生菌製剤を使った特殊なミルクを作って与えてみました。
軟便は一週間で改善され、食欲は増しています。多分このまま良い方向に向かって、二度と療法食に頼ることは無くなるでしょう。
予定している時期の、血液検査の結果に興味が湧いています。
◇なんて事無いロイヤルカナンのドライフード（ブリーダー用市販品・子犬用）に、乳酸菌などの数種の生菌やヨーグルト等が入
った特製ミルクを、フードの嵩（カサ）と同じ量だけぶっ掛けて与えています。
療法食は獣医さん（動物病院）しか扱えませんが、適切な「給餌法」などを確実にアドバイスできる獣医さんって、居るんでしょうか？？
◇オニキスとタイニーの姉妹は、フード無しでミルクだけが与えられて嬉しそうでした。
いちおう、トレーニングともなると、慣れない子犬などは結構緊張して、必ず喉が渇いてしまいます。
今日は暑くもなく、２００ｃｃのミルクを与えられました。美味しそうに飲んで満足していました、家に帰ってから給餌です。
明日は出張の為ワン達のトレーニングやリハビリはお休みです。
ワン達には休養日であっても、ポンコツには疲れの残る長距離ドライブの日、ハンディキャップは週末に堪えそうです～。
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