う~ん 今日も良い天気
ぐんぐんと温かな日になったよ~
肌寒かった午前中は、リハ犬たちのトレーニングを行う。
広場の走路を使って正味90分ほどを費やした。額から汗が噴き出して止まらない
お昼ご飯は、味噌漬けの鮭と鰆を焼いていただいた。柚子大根も、小皿に山盛りにして食べました。
午後は子犬の育成にあたる。紐付きのボールなどを使って、強くしたいところを働かせる様に考える。
幼子の運動は、特に体幹を強化する遊びに終始しながら、コマンドに反応出来るように進めて行く。
この頃の子犬との遊びには幾つかの玩具を用いることで、子犬のモチベーションを高く低くコントロール
しやすくなる。 トレーニングへの移行の時期を見計らっているのだが、この子達は体に似合わず心が幼い。
遊びへの渇望感を与える為(増してあげるため)、個々の遊び時間は一回15分としてみたが丁度良かった。
紐付きボールで遊ぶ
この頃の子犬の遊び(体幹強化)には、
同じ玩具を複数用意することが大事。
この子も先々はボールを使ってのトレーニングに移行したいので、
今の時期、遊びの玩具は大小数種類のボールをとっかえひっかえ使っています。
占有物として独占したい欲求を満たしてあげたり、
玩具は(誰かさんと誰かさんが)遊ぶ道具で、君のものではないよと言うことを分らせるように上手に遊ぶ。
成長期の子犬の体幹を整えるには、子犬の身体がつかず離れず傍に居なくてはならない。手の届く範囲で
子犬を操る必要が有る。中腰姿勢を強いられてかなりきつい作業であるが、やれば必ず良い結果が待っている。
正しく立って歩くだけ(顔は上にあげている)で、子犬の身体は正常な発達を遂げるが、下を向く癖をつけると...
そうもいかなくなる。
いつも上を向く様な姿勢(アイコンタクト)を体に覚え込ませる為に、紐付きのボール等を使う。
玩具を占有させてあげることも時には必要。
然し、目を離してはいけない。時々、目の届く範囲(見ているよとわからせる)で玩具を与える(敢えて)。
成長期の子犬にとって、引っ張りっこは大事な遊びです。
歯の成長具合や、首の筋肉の成長具合、足腰の成長具合等が正に手に取るように分かる遊びの一つです。
休憩時間です...
たとえ遊びでも、身体を休ませる時間は必要です。
少しの時間休むだけで、筋肉の疲労や落ちたモチベーションが回復することを覚えさせる為にも。
一人遊び...
狭い範囲で、ボールを咥えてくるくる回るようにして遊ぶ子。
大腿や下腿の筋肉群、各々の靭帯などの発達が促される遊びですが、危険もはらんでいます。
成長期にありがちな急激な体重増加などが原因となって、関節や靭帯を痛めることがあります。
後々回復が非常に難しい障害を負うことになりますので、注意が必要です。。。
遊びが佳境に入る寸前を見計らって、別のボールを投げ与えます。
ハッとして動きを止め、投げ入れられたボールに興味を示す子。
興奮し過ぎて過剰な動き(運動)をさせないために、別のボールを投げ入れて冷静さを取り戻させてあげる。
経験上、あらゆる遊びの場で大事な行為だと思います...。
※子犬との遊びは、子犬の身体(肉体)と精神(心)を整え上手に成長させるために行う一つの行為です。
人と良く遊ぶ経験を積んだ子は、姿勢が立派になりますし訓練などへの順応性が非常に高くなります。
※犬とは、子犬の頃から、考えて接してあげること(計画的育成)が大事だと思います。
将来を見据えて、計画を立ててあげる、、この犬種は、たった十数年の命なのですから。
愛犬が、輝きを放つ一瞬を無にしないためにも。。。
今月の言葉...
守りの基本は正しい構え。 (日々研鑽 基本の動作)
by 広岡達郎
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