あたふたと、忙しい日曜日になった...
近隣でドッグショーやら訓練競技会が開かれていても
覗くことすら叶わなかった。生き物たちの世話で、てんてこ舞いの一日だったのだ。
足を手術して退院した子がいた。
依頼を受けて、リハビリを任されることになった。
普通ならお預かりはしない予定だったのだが、飼い主さんの家庭事情などを考慮し、預かる
ことに決めた。
手術後一週間が経過しての退院の日だった。
会計をする飼い主さんを病院に残し、いち早く家に連れ帰った。
戸惑う預かり犬に有無を言わさず、全身を綺麗に払拭ののちリハビリ用のケージに収まって貰う。
動物病院では 色々な子を目にする。
今日見かけた子達はみんな静かで良く躾けられた子達ばかりであった。
犬は飼い主の鏡だ。飼い主が常識知らずであれば/飼い犬は必ず躾がなっていない。
いつだったか、デカい秋田犬を連れた飼い主が来ていて、その犬が待合の通路いっぱいに身体を
伸ばして寝ていたことがある。
やってきた患者さん達は、出入りや病室に行くのにたいへん迷惑そうだった。
外に出る用事が出来て出入り口に向かった。通路を塞いだくだんの秋田犬は動こうともしない。
どっかりと椅子に座った飼い主(女性)は、気配を読めずに知らんぷりの顔つきをしていた。
気難しそうな顔をして秋田犬がこちらを見た瞬間、ワタクシは蹴躓いたふりをして秋田犬の
腹の下に(さっと)爪先を突っ込んだ...慌てて飛び起きた秋田犬は体勢を崩してすっころんで
しまった。何度か起き上がろうともがいて、焦って間の抜けた顔をした秋田犬。飼い主がその時
どんな顔つきになったかだけは見逃してしまった。たぶん唖然としていたのであろう...
この時期になると、毎年色んな生き物と関わり合いを持つようになる。
今年の手始めは雉であった。
昨夜、帰りの道で後ろからあおってきた車があった。左によってやり過ごすと、凄い勢いで
すっ飛んで行った。と思った瞬間、テールランプが赤く光り小さく黒い動物が跳ね飛んだ。
ハザードランプをつけて車を止め、現場に歩いていくと蹲っている生き物がいた。辺りには
羽が撒き散っていた。生き物は牝の雉であった。生きているしこのままにしておけばまた轢か
れる。静かに捕まえて車に載せた。家に帰って雉、を段ボールの箱に入れた。どこからも血は
出ていない。
明日まで待って生きていたら治療を考えよう...
と言うことで今日になって、雉は生きていた。
何処をどうやられているのかを調べる為に、運動場のランにケージを出して雉を入れた。
※このまま放鳥しても、わずかな時間で殺されてしまうであろう。そんな様子の雉であった。
治るか治らないか運否天賦ではあるが、元気になるまで世話をしてみることにした。
雉の飼育は難しい。本気で治療するには、なるべく早めに二坪ほどの禽舎を作る必要が有る。
彼岸になると、どうしてこんなことばかり起きるのであろうか?死んだ誰かの呪いであろうか
???
Hello!...
PHOTO 03/14 141日齢
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トリプルスターの予定表です。
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