トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

8年ぶりの再会

2015-10-18 22:00:33 | 日記
今日のパムッカレ

一昨夜20時30分過ぎ、
食堂に浮浪者風の身なりの男性がやってきた。

一瞬、その風貌にたじろき、こりゃ、他のお客様の手前、
お断りするべきかと頭をよぎった、その瞬間!!!

『Can I eat here?』(ご飯食べられるかい?)
あ¨ーーーーーーーーーーーーっ、この聞き覚えのある声!!

うわっ、あなたはマジャルでしょ?(ハンガリー人をトルコ語でマジャル)と、私。

『そうだよ、I am from マジョリスタン!』と、浮浪者風の男性。

な、なんと、その男性、写真家で、
8年以上前に私が夫家族のホテルを手伝っていたときの宿泊客だった。

当時、何年か連続して、うちのホテルに宿泊し、毎回茹で野菜を作らされたんだわ。
メンドクセ―客だと思っていた。


ワタクシ、前日に出会った日本人の顔さえ忘れるくらいの
人の顔が覚えられないことで有名なのに、(どこで有名なの?

どーして、8年以上前の旅人の顔が、いえ、声で
気づいたんだけれど、覚えていたのか、自分でも不思議。
超個性的な人で、別に好感を持っていたわけじゃないし。

で、そのハンガリー人、わざわざ、人に聞きまわってくれて、
私の居場所を突き止めてくれたんだって。

そんなに、ワシのメシが食いたかったのか??
いえいえ、ベジタリアンで偏食の彼の要求に、ハイハイ
応えるのは、このパムッカレではあのニホン人だけだと
思われているのかも?


で、昨夜は何を召し上がられたかというと、熱湯かけコーンフレークに、グリークサラダでした。
明日は味噌汁と魚を食べに来るんだって。あれ、ベジタリアンじゃなかったっけ?

これ、1週間前の中国人客殺到中に来られたら、
どうだったかな?

あ、でも、大混雑の中、毎年来てくれるからと
トルコ人パラグライダーにベジタリアントルコ料理を
優先して提供していたっけ。

私、常連さんには弱いのだ。

うっかりアップするのを忘れちゃったけれど、左の日本人男性も今年6月に3年ぶり?のご来店。
今回は奥様とご一緒でした。ありがとうございます!!

ど素人の私の料理を食べに、わざわざ寄ってくださることに心から感謝です。
仕事冥利に尽きます。

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