トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

イスタンブールへ飛んだ雨女の悲劇

2017-07-21 23:18:34 | 日記
今日のパムッカレ

イスタンブールへ飛んで来ました!
一番の目的は領事館へ申請してあった新しいパスポートの受領のため。

ついでに、
❶シャングリラホテルの飲茶食べ放題

(領事館に用事なら、ランチは五味の寿司なのだけれど、
今回は飲茶食べ放題なので、断念。)

❷納豆名人、縁さんの納豆 
&韓国食材の買い付け、

❸DIVAN ホテル中のまろ味での寿司

以上を計画した。


朝2時起床で5時25分デニズリ発イスタンブール行

空港シャトルバスにて、タクシム広場へ

地下鉄にて、領事館のあるレヴェント4駅を目指すも、
時間が余っていたので、途中下車し、時間潰し。
その時は、雨は殆ど降っていなかった。

朝9時、領事館のある地下鉄レヴェント4駅から
改札を抜けると人混みが!!

みなずぶ濡れ状態。雷を伴う豪雨。

意を決して、地上へと階段を駆け上がり、
かろうじて、雨避け出来る場所へと逃げ込んだ。

数メートル走っただけずぶ濡れ。
たった50mをドルムッシュ(乗合バス)で
行くことにした。2リラ(60円)


やっと、領事館に到着し、パスポートを受け取り、
シャングリラホテルのあるベシクタシュへ
バスで向かった。バスというより、ワゴンの運転手は
気を利かせてくれて暖房を入れてくれたので助かった。

道路は水捌けが悪く、どこもかしこも足首まで冠水状態で、私は素足にサンダルだったから
いいけれど、革靴の人は大変だったろうな。



ずぶ濡れでブルブル震える私は、翌日風邪を引くと確信した。
連日最高気温40度前後のパムッカレから、南半球へ移動してしまったかのようだった。
そもそも、天気予報を全然確認しなかったのが悪いんだけど。

やっと、雨が上がって、晴れ間が見えて、パムッカレでは懲り懲りの日差しが嬉しかった。
たまたま、その日だけ大雨で冷夏だったみたい。



近くの店で服を買い、着替えた。

そして、シャングリラホテルの飲茶食べ放題へと向かった。



今回、同行してくれたのは、

トルコ便り☆ novaromaのブログのきくみちゃん
きくみちゃん、靴下を持って来てくれて、ありがとう!

tapi旅 *イスタンブール暮らし*のTapiちゃん

たぴちゃんとは初対面でしたが、いつかお会いしたかったので、嬉しかったです。
楽しい会話をありがとう!

もう一人お付き合いくださるはずだったのですが、
豪雨でメトロが運休となり、残念。








実は飲茶食べ放題は秋までお休みだそうで、
今回、食べ放題ではありませんでした。
それでも、さすが一流ホテルの中華。
上品なお味で、凍えそうだった私の胃袋と心を温めてくれました。

美味しい飲茶と靴下のおかげで、風邪を引かずに済んだわ。

私たちは近くのカフェで、お茶をしたあと、解散し、
私はタクシム近くのDIVAN ホテルに向かった。

そこで、韓国食材の輸入業者とブツの引き渡しを完了し、
荷物いっぱいで動けない私にホテル内のレストランの人が助け船を
出してくれた。

日本料理店のまろ味は18時30分開店のため、
私は2時間以上、暇つぶしをする必要があったのだけれど、
大量の荷物で動けずにいたのを見かねて
まろ味の隣のレストランの人が、閉店中のまろ味に
置いてあげると言ってくれ、私は自由の身となり、
中華で満腹状態をなんとか消化するべく
散歩に出かけることが出来たのだ。

そして、夢のまろ味へ!!
実は数年前、タクシムのゲズィ公園で大規模デモがあった直後に
夫と一緒にまろ味に出向いたものの、デモの影響で
休業していたのだ。

まだまだ、中華粥が胃袋に留まっていたけれど、
寿司を注文した。トロが口の中でとろけて、
その後3皿もいただいた。
イサにも食べさせてあげたかったな。








ネタといい、握り加減といい、うっとり。
でも、海苔は中国製?


そして、最後のお仕事。
納豆名人ゆかりさんが納豆を配達してくれ、
無事、任務完了。

超過料金覚悟の上、大量の荷物と一緒に、空港へ向かった。
だいぶ前に間違えて違う空港へ行ってしまったことが
あったので、念には念をと、確認を怠らず。

いざ荷物を預けようとしたら、
韓国食材のブルゴギソースが瓶だったために
きちんと梱包するように言われ、
50リラ出して、パッキングしてもらった。


そして、超過料金24リラ。
うーん、イスタンブールから着払いで送ってもらうカーゴが
バカ高いので、自分で取りに行ったものの、
もしかして、それほど変わらないかも。
梱包に50リラが痛かった。しかも、荷物重いし。
今後はせこい真似はせずに、カーゴで
送ってもらおう。

で、話はまだまだ続く。

23時50分イスタンブール発、デニズリ行きに乗り、
デニズリの空港へ到着。

そして、空港トランスファーバスに乗り込み、
一路パムッカレへ。

いつの間にか、持っていたバックがずぶ濡れになっていた。
なんと、機内で配られた水が爆発していたのだった。
でもって、夫の形見のアイフォンがー!!!
食堂に戻り、速攻で、コメの中にブッコんで、九死に一生を得た。

到着が真夜中、寝ぼけ眼で、しかも、大荷物だったために、
空港トランスファーの運転手から渡されるまま、
ろくに確認せず、自宅まで移動。
早速、スーツケースから、韓国食材が無事が確認すべく
スーツケースを見ると、なんと、自分のじゃない!!!

スーツケースは翌日、無事に戻って来たけれど、
散々な一日だった。

新しいパスポートも初日で、悲惨なお姿。
多分、ICチップは無事かと。

これも、経費を節約したいというセコイ考えから。
猛省して、今後はせいぜい納豆だけ直接取引に
したいと思います。オシマイ。

そもそも、イサが生きていたら、夫と一緒にイスタンブールへ
行ったし、公共のバスに乗ることもせず、荷物持ちもいたんだ。
そう、イサが死んじゃったから悪いんだよーバカヤロー


食堂のスタッフに私の留守中、ケントの安否確認をしてもらった。

コメント (4)
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