トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ケント1年10か月ぶりの癲癇発作

2019-12-11 17:00:20 | ケント
今日のパムッカレ

ケント、昨日から具合が悪く、急いで病院へ行きましたが、
特に問題なしとのこと。体温も普通、血液検査も異常なし。

一昨日、池に入ったのが原因か?真冬でも池に入るツワモノですが・・・。
まあ、年だし、散歩もヨタヨタと歩いています。

症状はブルブル震えていたこと、
そして一番のバロメーターは食欲!
そう、食べなかったこと。

もしかしたら、足が痛いから食欲がないのでは?と
言われ、痛み止めを打ってもらいましたが
明け方から嘔吐しています。
そして、出るものがないのか、水便です。

昨夜は病院から戻ってから去年の2月13日以来の癲癇発作が出ました。
今回は軽いほうでしたが、1年10か月ぶりの発作でした。
その後、夕飯を食べることが出来ました。

今日はブルブルは収まっています。
お客さんのテーブルへ物乞いする意欲は
あるようなので、少し元気になったのかな?

ケントが病気なのは辛い。自分がなるほうが気が楽です。
昨夜は絨毯の上で嘔吐していました。多分、玄関のタイルの上で吐こうとしたのか、
外に出てと思ったのでしょうが、間に合わなかったようです。

私は所かまわず、嘔吐、粗相していいいからと
ケントを撫でました。もしも、私がいなくなって、トルコで
誰かに引き取られても絨毯、いえ、家の中で養ってもらえるとは考えられません。
だから、何がなんでも、私はケントをここで自分が看取らなきゃと思っています。
それが私の一番の願いです。



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ズンバとピラティスと・・・

2019-12-07 12:19:20 | 日記
今日のパムッカレ

持病の薬を卒業しました。
手術前後は薬を断たないといけないので、
この機会に様子見ということで、一度止めてみましょうということに
なりました。

半生以上、薬を服用してきたので、
その習慣が染みつき、薬を飲まなくていいということに
慣れるまで数日かかりました。

一つはステロイドだったので、体重が減りやすくなりました。

ところで、

最近、ズンバ(スポーツジムや公民館などで行われているダンス系エクササイズ。
サルサ、レゲトン、ヒップホップなど一曲ごとにダンスの種類が変わるのが特徴です。)

と、

ピラティス
(心肺機能向上と、背骨の柔軟性や強化をするためのエクササイズだそうです。)

食堂も閑古鳥鳴いているし、自分の運動不足解消のために
始めました。なんといっても無料だし・・・


音楽、ダンス、運動能力に全て欠けている私ですが、
ズンバは楽しいと感じました。
ついていくのに必死ですが、20代のときに流行に乗って
始めたエアロビクスのときとは違った感覚です。

ピラティスは楽しいという次元ではありませんが、
必須だと思ってやっています。
初日で案の定、全身筋肉痛になってしまいました。

去年のハラキリ手術から、腹筋を使わないように庇って来たせいか、
腹筋がかなり弱くなっていました。
軽いエクササイズ、水泳はやっていましたが、
如何に自分を甘やかしていたか身に沁みました。

トルコ人も経済発展と比例して、健康に気を遣うようになったのか
どの教室も満員です。トルコ人は子供のときから、ダンスに慣れ親しんでいるので
どんなジャンルの曲でも楽しく踊っているので、それを見ているだけでも
こちらも影響を受けます。


ケント爺さんは夕方の散歩時、ときどき道の真ん中や他の店の前で粗相をするようになりました。
後始末が大変です。そして、毎回、池を一周するのに、しないで帰ろうとしたりします。
ご飯を早く食べたいからか、疲れるのかな。爺さんですからね、やりたいようにさせています。

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日本、トルコの病院の違い

2019-12-01 15:08:28 | 日記
今日のパムッカレ

病院ネタばかりですみません。
カテゴリーを作ってしまおうかというくらいに
病気、病院の話題が豊富でして

私は日本時代も入退院を繰り返していたわけですが、
手術自体は一度もありませんでした。

病気ブログを覗くと、日本では手術室まで患者が歩いて
行くみたいですね。
トルコでは、病室からストレッチャーに乗せられて
手術室へ向かいます。

トルコの大学病院はまるで工場のようです。
スタッフがたくさんいて、そこへ次から次へと運ばれる患者。

それを同室の患者に話したら、いや、肉屋よ、とのこと。
じゃ、肉加工工場といったところでしょうか。

今年の夏、日本へ里帰りした際に、泌尿器科を受診しました。
健康保険が無いので、実費でした。

トルコの検査結果を見せたら、

培養検査では薬剤感受性試験で感染症の原因となっている病原体について
どのような薬が効いているのか調べるのですが、

トルコのほうが、その項目が多いと驚かれていました。

帰り際に、検査結果をもらおうと要求したら、
断られてしまいました。

トルコでは、血液、尿、画像検査結果など私立でも国立でももらえるし、
サイトから簡単に入手することが出来ます。

また、診断書も無料で発行してくれます。

気になる医師の腕については、
私はトルコも悪くはないと思っています。
医療設備も整っています。
ただ、トルコは地域差があり、
都市部に腕の良い医師が集中しているようです。

ですが、パムッカレ大学の泌尿器科は有名ならしく、
遠方、しかも、他の都市からの患者もいました。

10年前、私の原因不明だった病名が明らかになったのは
トルコでして、日本の某大学系列病院で実費5万円かけて検査したのに
誤診された経緯があります。

私立では、どうやらノルマらしきもあるようで、
とにかく手術をしたがる医師が多いような気もします。

トルコでは、病院より医師で選んでいます。
特に私立勤務の医師たちは自分の手術をインスタなどで
アップしたり、集客に余念がありません。

大学病院だと、准教授クラス以上だと、国立でも診療報酬を取られ、
手術となると、報酬も加算されます。

先日、腎結石手術後に留置された尿管ステントを除去してもらいに
行ったら、ストレッチャーで手術室に運ばれ、
麻酔無で抜いてもらいました。たったの数秒の施術です。
で、お会計をしたら、施術代は無料だけれど、教授報酬で200リラ(4,000円)を
支払いました。

さて、今年の始めだったかな?
日本の生命保険の入院手術証明書を記入してもらおうと
診察時にお時間があるときにとお願いしたら、主治医は二つ返事で承諾し、
その後、何やら書いている途中で、アシスタント医師を呼びつけ、彼に任せることとなりました。

そして、私はアシスタント医師の部屋へ行き、腰掛けて待っていると、
外にいた患者が入ってきて、自分はずっと待っているんだけれど
どうなっているのだと少し怒り口調でアシスタント医師を責め、
彼は、自分は彼女(私のこと)へ
渡す資料も記入しないといけないし、仕事がたくさんあるのだと
若干パニック気味になっていました。

今回も生命保険の入院手術証明書を記入してもらわないと
いけないのですが、憂鬱です。


ケントも母ちゃんに負けじと病院にご縁ありすぎです。
美人獣医さんに包帯巻いてもらってご満悦なケント。









コメント (4)
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