早朝に街を歩いているとさすがに空気の通りがよいのでスッキリします。
お客様や生徒さんに歩いている時間を伝えると
「え!そんな時間に歩いているのですか?」と言われます
なんです
ただ残念なのはこんなところにゴミ・・と思うこともあり、こっそり拾ってこっそり捨てます
・・・を後ろから見ている人がたまにいて
「偉いですね」と声を掛けてくださる方もいますし、当然その方も手にはゴミを持っています。
朝の5時ぐらいだったかしら、背中に赤ちゃん、そしてそばには幼稚園の年長さんぐらいの子をつれてバス停のゴミを拾っている方もいました。
みなさん、こつこつ街のお掃除をされているのです。
火ばさみ、ちりとり、手袋・・ポリ袋、各自いろいろ用品を持って
ふるらんもちょっと顔見知りになり、挨拶もするようになりました。
やっと名前を交換するところまでのお近づきになった人もいます。
ええ、名前を知らずに挨拶をされてすれ違うぐらいの距離からスタートです。
・・という感じでした。
それであるとき、若者数人から
「いつもご苦労さまです」とご挨拶をしてくださったり。
若者に言われるとちょっと少し照れ笑い
(もっと若いときからスタートしていたら良かった)
この子たちの親御さんは素晴らしいわ~と思うばかり。
よく立派に育てられました(大尊敬)
・・ということをある集会で話したところ
「俺も掃除に行ったらいいことあるかな?」とある男性が言ったので
あらぁ・・・と残念に思いました。
そっちじゃなくてね、
いいことあるかな?じゃなくて。
み~んな、欲しいことがあるから行っているのではなくて、
純粋に
「自分ができることをしよう。街を綺麗にしよう」と思っていると思うの
せっかく歩いているのなら
それならゴミを拾おう、とか
街を綺麗にしたい、という気持ちで動いていると思うの。
これをしたらいいことがあるとかじゃなくて
得られるものを先に考えたら、それは徳積みにはならないので
・・ということに気をつけましょう。
そこで一句。
「ちょっとした 心の油断 徳消える」