中之島のリーガロイヤルホテルへ用事で行きまして、地下のお店を徘徊。
もう○○年前ぐらいになりますね
知る人ぞ知るあるお寺に行ったときのことです。
ここはもともと修行の場でして、とってもとっても気迫が強い場所です。
いろんなものを強烈に落とすことをしていたところなので、その気迫だけが何十年過ぎても残っていると思っています。
あることがきっかけで、ふるらんは‘行かなければならないところ’と思っていました。
平日のそれも誰も行かないようなタイミングに行くことにしました。
電車で○時間かかるところで確かに途中からふるらんとほかのお客様が2・3人という感じでいました。
駅を降りても駅には駅員さんが2人ぐらい。
そしてそこから歩いて歩いて 山の中に入っていくと息が切れるぐらいなところでした。 頭の中には
「歩け、歩け」という声が聞こえています。
村の中を歩き、 あるお店の前で立ったまま一休みをすることにしました。 すると中から一人のおばあさんが挨拶をしてくださり、
「中に入って休んでくださいな」と言ってお茶とお菓子を出してくださいました。
おばあさんを見ているととっても守護霊さんが美しい~~
あ~なんて素敵なおばあさんなんだろうと思いました。
目の光がさわやか。 そして周りの風もとても優しく、穏やかこんな素敵な心の持ち主だからこの村は守られているんだわ~と思いました
おばあさんはこの村の話をしてくださいました。
その中にはふるらんが知りたかったことがとってもたくさんありました。 ふるらんは心の中で
「今日はこの人をご紹介をしていただきましてありがとうございました」と仏様に感謝していました。
そしておばあさんにご挨拶をして、また奥の道へ進んでいきました。
途中霊感でしか見えない修行をされている人が魂を磨くため、一生懸命にこの坂道を歩いているのがわかります。 みんな昔の人の歩き方をしています
はるか昔はみんなこんな感じだったのよねとしみじみ見ていました。
お寺にやっと到着。
頭をさげて、手を洗わせていただいて本堂へあがらせていただきました。
流れる気がとっても強いわ・・・・と圧倒されていました。
そこで身体に入ってくる感覚は命がけで修行した場所の残存が漂い、強い男性の世界、と思いました。
しっかり立っていないと後ろに倒されそうな強く、硬い気迫です。 足元をきちんと確認しながら中に入ると向こうからお坊さんが来られました。 そしてふるらんを見て軽く会釈をされて、
「あなたは感じることができる人みたいですけれど他の人とはちょっと違いますね?」というので
「ほんの少しですが・・・」と軽くお答えさせて頂きました。
私はお寺の門を出て、階段を降りるときに、階段下の門の前で車から二人のお坊さんが降りてきました。
それからそのお坊さんは階段を上ってこられました。
落ち着いたお坊さんと若いお坊さんがこのお寺を訪問(?)お帰り(?)に来られたようです。
お坊さんとすれ違う時にする合掌のご挨拶をすると、お坊さんの一人がふるらんを見て
「お寺に行かれたのですか?」と聞かれたので
「はい、ご挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。これから下がらせて頂きます」と応えるとお坊さんはにっこり笑いながら
「あなたは歩いて修行をずっとされる方ですね」と言って、お寺の門をくぐって中に入られました。
ああ、美しい。
会話の音の領域も、笑顔の透明性も
すべての所作が美しい・・
見えるものの色も形も、感覚もそれぞれ違うと思うので、これが強いとか弱いとかはかれませんが、人それぞれの出会いのご縁で変わっていったりする変化が人生だと思っています。
今世はお坊さんにはならなかったけれど、お勉強はこれからも進んでいくと思います。
今でも時々思い出すのです、あの風景を。
ああ・・美しいお坊様の背中だったわ、と