昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

『おじいさんと青大将』・・・&簡単塩焼きそば~♪

2009-05-16 | 思いつくまま・・・
【都忘れ/ミヤコワスレ】
キク科の植物
花言葉は「しばしの憩い」「別れ」「短い恋」

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さて今日は、昨日のお約束通り、十年以上前に亡くなられた
お向かいのおじいさんと青大将のお話です。


                                     

むかし
うちの向かいに、子ども好きでゆかいなおじいさんがいました。

ある日のこと、おじいさんは田んぼの水を見に行きました。

すると、水の取り入れ口の網の針金に
大きな蛇『青大将』が引っかかっていました。

よく見ると、目の横に針金が刺さって動けなくなっていました。

逃げようと暴れたせいか、大きな傷になっています。

「蛇は、神様の使いといわれるからな~助けてやらねばなるまいて。」

そう言って、おじいさんは『青大将』を針金から外してやり
逃がしてやりました。

次の日、おじいさんは大事な眼鏡を無くしていることに気付きました。

「胸のポケットに入れておったから、蛇を助けたときに川に落としたんじゃろう。」

そう思って、ずいぶんと捜しましたが、眼鏡は見つかりませんでした。

眼鏡が無くては、大好きな新聞も読めません。

おじいさんが、眼鏡を捜すのをあきらめかけたとき

まっすぐぶら下がるようにして蔵の壁に張り付いている大きな『青大将』を見つけました。

よく見ると、目の横に大きな傷のある、あの青大将ではありませんか。

「おお、元気じゃったのかい。」

そういって近づいていき、『青大将』の下を見ると

なんとそこには、おじいさんの眼鏡がおいてあるではありませんか。

「なんとまあ、助けてくれた恩返しにきてくれたんかの。」

おじいさんは、喜んで眼鏡を洗いに行っているうちに

いつの間にか、『青大将』はいなくなっていましたとさ。

                …おじいさんから聞いた本当の話より…



【丁子草/チョウジソウもアップしてみると…竹薮みたい】

                                     

 このお話に出てくる
お向かいのおじいさんには、私も息子達も
毎日のように遊んでもらいました。

以前ブログにも書いた東京タワーと耕運機の話に出てくるのもこのおじいさんです。

子どもが大好きで、魚や虫を捕まえては
持ってきて見せてくれたり
ブランコを作ってくれたり
冬には田んぼに水を張って凍らせ
スケートをさせてくれました。

【51歳の我が家の薔薇】


                                     


 【オステオスペルマムが咲きました】 
                                     


【寄せ上にしたオステオスベルマム】 
 自宅で行われたおじいさんのお葬式のとき
うちの息子は大泣きをしていました。

近所の子どもがお葬式で泣いてくれるような人
今の時代には、きっといないのではないかと思います。

亡くなる三日程前に、近所の食料品店にお菓子を
買ってやるからとうちの息子をおんぶしていって
くれたときの後姿を今も思い出します。

それまで、遊んでもらっても何かを買ってくれる
ようなことは無かったおじいさんの最後の姿を思うと
自分があの世に行くのを予感していたのではないかと
思われてなりません。


                                     

今日のKitchenから
 『お店で食べる塩焼きそばの味を簡単に!』 
                 
 
『簡単塩焼きそば~♪』

 ごく普通のソース焼きそばのソースを

 焼肉用の塩ダレに変えるだけで
 出来てしまいます。

 お弁当にいれても、ソース焼きそばの
 ように味がぼやけませんよ。

 使ったのはこれ↓

   エバラの焼肉用塩ダレ


今日もお付き合いくださってありがとう~!