電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

『十二生肖』予告編

2011-12-17 00:00:00 | 成龍的電影

先日、ジャッキー・チェン101本目の(笑)、『十ニ生肖』の予告編が公開されました。

予告編映像

 

 

こんな歴史を振り返る予告あったかな~。

 1978 酔拳

 1983 プロジェクトA

 1984 スパルタンX

 1985 ポリスストーリー香港国際警察

 1987 サンダーアーム龍兄虎弟

 1988 サイクロンZ

 1991 プロジェクト・イーグル

           ・

           ・

           ・

       そして、2012。

     (2001年から2012へ一気にワープします(爆。

 

 

 CZ12:十二生肖

 

 

撮影は北京などで進行中で、来年の12月12日に公開だとか。(先は長いです・・。)
たぶんこれは”十ニ”にこだわって、2012・12・12公開としたんでしょうねー。

(予告編の公開時間も微妙で公開1年前の30分前ぐらいだった。)

まぁそれまで気~長~に待ちますよ!

 

おまけ

エッフェル塔の前で。

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除霸

2011-11-09 00:00:00 | 成龍的電影

今夏劇場公開された武侠作品「レイン・オブ・アサシン」ですが、皆様御覧になりましたでしょうか?
ジョン・ウーが台湾の監督本人と脚本を気に入って映画化したんだそうですが、ミシェール・ヨー、チョン・ウソンをはじめとする豪華キャストやジョン・ウーがこの映画で愛娘をデビューさせたりするなどなにかと話題になってたのが記憶に新しいところです。 
また、「フェイス/オフ」でも見せていた顔を入れ替えるという荒唐無稽さは人生の再生を意味するジョン・ウーの世界観になっていたと思います。

今回記事の作品は72年製作の帝國公司作品『除霸』です(ジャッキーも端役出演)。この『除霸』と「レイン~」の共通点はどちらもジョン・ウーが関わっていることになります。(ジョン・ウーが『除霸』の助監督。実質的には監督だったのではないかと睨んでいますが。)

『除霸』は"Hong Kong Face-off"という別名(というかアメリカでのビデオソフト題名)も付けられていましたが、実はこの『除霸』という映画は過去に邦題が付けられており、東京フィルムサービスから発売されていたSUPER8(8mmフィルム)がそのダイジェスト版(白黒!)でした。

Fists of the Double K

 11/9現在、この貴重な8mmをyoutubeで見ることが出来ます。 
痛快!スーパードラゴン ダブルK

 

ついでに同社が発売していたのが「死闘!香港のゴッドファーザー」(The Godfathers of Hong Kong)です。

 フィルムはこちら

少し解説しておきますと、この「死闘!香港のゴッドファーザー」は原題を『満州人』といい、73年に製作されましたが、検閲に引っかかり香港で上映禁止となった作品です。これもジョン・ウーが助監督をつとめ、ジョン・ウー本人いわくジャッキーも関わった作品になります。

ちなみに芳賀書店刊・ドラゴン大全集によれば他にも「ホンコン・コネクション」(原題:『黒人物』)や「サンダーキック!」(原題『一網打盡』)の8ミリフィルムも発売していた模様でした。

話を戻しますと、『除霸』という映画はユエン・ウーピンが武術指導して父親であるユエン・シャオティエンも出演、当時波に乗っていた呉思遠の流れを汲むスタッフ、出演者で構成されているのに関わらず、国内ではあまりにもB級すぎて完全に無視されている状態が続いていました。
今回の”ジャッキー100作”の詳細が明らかになった今、ジャッキーが無名だった頃の初期作品群ももっと注目を集めてもよいのでは?と思い、今回の記事を書いてみた次第です。

『除霸』では主人公ユー・ヤンが目の見えない少女の明るい将来を奪った悪者と対決し、少女の未来を見事奪い返して再生してみせたなかなかの内容だったと思います。
私事ではありますが、この10月から職場が変わって心機一転、半年前から仕事をしながらの充電期間(!?)を経て徐々に進行して新しいスタート(でもより過酷な戦場に(爆。)を切ったのでした。
これはジョン・ウーのテーマでもあった”再生”を私自身がしてみたことになるんだと思います。
(何にでもチャレンジして行けるうちはまだいいですネ・・)

あなたも人生の再生をしてみませんか? 

 これがホントのHong Kong Face Offだ!(嘘


 

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今週末ロードショー「1911」

2011-11-03 00:00:00 | 成龍的電影

いよいよ今週末公開の日本版『辛亥革命』!!!
私も初日に観に行く予定ですが、ホント楽しみですねー。
長いことこの日を待ち望んでいましたのでついに来ましたって感じがしてます。
(みなさん字幕でも吹き替えでもぜひ観に行きましょうね。)

さて、今回の記事ですが私の宿題だった「ジャッキー出演作品リスト」を公開いたします。
番号はつけていませんが、古い順序に並べて全部で111本となっています。
このリストには出演の確認が取れないものや「ストロンゲスト」等、一部の例外的ドキュメンタリー作品は含めていません。(単なるリストではありますが、なにかの参考になればと思います)聞いたことがなかったりですとか、知らないタイトルがありましたら是非チェックしてみてください。
また、旧作ファンの方のために出演作品紹介もいくつかお送りする予定でいますのでどうぞお楽しみに!  


ジャッキー・チェン出演作品リスト ※邦題は初出題名、原題はすべて香港題名で統一してあります。(詳しくはこちら日本に無い漢字は日本の漢字に置換しています。

   横掃江南七霸天  (1962)【未】     
   秦香蓮  (1963)【未】     
   兩湖十八[金票] (1966)【未】     
   荒江女侠 (1970)【未】     
   鬼怒川  (1971)   アングリーリバー  
   刀不留人  (1971)   ブレイド・スペアズ・ナン  
   惡虎村  (1971) 【未】    
   埋伏  (1971)【未】     
   金毛獅王  (1971)【未】     
   唐人客  (1972)【未】     
   蕩寇灘  (1972)【未】     
   合氣道  (1972)   アンジェラ・マオの女活殺拳  
   精武門  (1972)   ドラゴン怒りの鉄拳  
   頂天立地  (1973)   ファイティングモンキー昇龍拳  
   麒麟掌  (1973)【未】     
   石破天驚  (1973)【未】     
   除霸  (1973)【未】     
   女警察  (1973)   ヤングタイガー  
   鐵娃  (1973)【未】     
   北地[月因]脂  (1973)【未】     
   龍爭虎鬥  (1973)   燃えよドラゴン  
   小偸鬥大賊  (1973)【未】     
   碼頭風雲  (1973)   空手ヘラクレス  
   廣東小老虎  (1973)   燃えよジャッキー拳  
   過客  (1973)   カラテ愚連隊  
   少林門  (1974)   ジャッキー・チェンの秘竜拳  
   金瓶雙艷  (1974)   金瓶梅  
   鐵漢柔情  (1974)   ヤング・ドラゴン  
   拍案驚奇  (1975)【未】     
   花飛滿城春  (1975)【未】     
   密宗聖手  (1976)   ザ・ヒマラヤン  
   新精武門  (1976)   新怒りの鉄拳  
   少林木人巷  (1976)   少林寺木人拳  
   風雨雙流星  (1976)   キラードラゴン流星拳  
   劍花煙雨江南  (1977)   成龍拳  
   龍蛇侠影  (1977)【未】     
   蛇鶴八歩  (1978)   蛇鶴八拳  
   飛渡捲雲山  (1978) ジャッキー・チェンの神拳  
   點只功夫[ロ甘]簡單  (1978)   カンニングモンキー天中拳  
   蛇形[刀]手  (1978)   スネーキーモンキー蛇拳  
   拳精  (1978)   拳精  
   百戰保山河  (1978)【未】     
   醉拳  (1978)   ドランクモンキー酔拳  
   龍拳  (1978)   龍拳  
   笑拳怪招  (1979)   クレージーモンキー笑拳  
   [刀]手怪招  (1979)   ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳  
   師弟出馬  (1980)   ヤング・マスター  
   殺手壕  (1980)   バトルクリーク・ブロー  
   炮彈飛車  (1981)   キャノンボール  
   龍少爺  (1982)   ドラゴン・ロード  
   A計劃  (1983)   プロジェクトA  
   迷[イ尓]特攻隊  (1983)   ドラゴン特攻隊  
   龍騰虎躍  (1983)   ジャッキー・チェンの醒拳  
   奇謀妙計五福星  (1983)   五福星  
   神勇雙響炮  (1984)   新・ポリス・ストーリー  
   炮彈飛車續集  (1984)   キャノンボール2  
   快餐車  (1984)   スパルタンX  
   威龍猛探  (1985)   プロテクター  
   福星高照  (1985)   大福星  
   警察故事  (1985)   ポリス・ストーリー香港国際警察  
   龍的心  (1985)   ファースト・ミッション  
   夏日福星  (1985)   七福星  
   [キ丑]計雜牌軍  (1986)   クラッシュ・エンジェルス  
   龍兄虎弟  (1987)   サンダーアーム龍兄虎弟  
   A計劃續集  (1987)   プロジェクトA2  
   飛龍猛將  (1988)   サイクロンZ  
   警察故事續集  (1988)   九龍の眼  
   奇蹟  (1989)   ミラクル  
   火燒島  (1990)   炎の大捜査線  
   飛鷹計劃  (1991)   プロジェクト・イーグル  
   西藏小子  (1992)   香港魔界大戦  
   雙龍會  (1992)   ツイン・ドラゴン  
   警察故事III超級警察  (1992)   ポリス・ストーリー3  
   城市獵人  (1993)   シティーハンター  
   重案組  (1993)   新ポリスストーリー  
   超級計劃  (1993)   プロジェクトS  
   醉拳II  (1994)   酔拳2  
   紅番區  (1995)   レッド・ブロンクス  
   霹靂火  (1995)   デッドヒート  
   警察故事4之簡單任務  (1996)   ファイナル・プロジェクト  
   星光龍門陣  (1997)   アラン・スミシー・フィルム  
   一個好人  (1997)   ナイスガイ  
   我是誰  (1998)   フー・アム・アイ?  
   火[キ并]時速  (1998)   ラッシュアワー  
   玻璃樽  (1999)   ゴージャス  
   喜劇之王  (1999)   喜劇王  
   特警新人類  (1999)   ジェネックス・コップ  
   贖金之王  (2000)   シャンハイ・ヌーン  
   特務迷城  (2001)   アクシデンタルスパイ  
   火[キ并]時速2  (2001)   ラッシュアワー2  
   特務[足易]死兔  (2002)   タキシード  
   贖金之王2 皇廷激戰  (2003)   シャンハイ・ナイト  
   千機變  (2003)   ツインズ・エフェクト  
   龍的深處:失落的[キ并]圖  (2003)   失われた龍の系譜  
   飛龍再生  (2003)   メダリオン  
   大[イ老]愛美麗  (2004)   エンター・ザ・フェニックス  
   80日環遊世界  (2004)   80デイズ  
   千機變II花都大戰  (2004)   ツインズ・エフェクトⅡ花都大戦  
   新警察故事  (2004)   香港国際警察NEW POLICE STORY  
   神話  (2005)   THE MYTH/神話  
   寶貝計劃  (2006)   プロジェクトBB  
   火[キ并]時速3  (2007)   ラッシュアワー3  
   功夫之王  (2008)   ドラゴン・キングダム  
   新宿事件  (2009)   新宿インシデント  
   尋找成龍  (2009)   カンフー・キッド  
   建國大業  (2009)  【未】   
   大兵小將  (2009)   ラスト・ソルジャー  
   功夫夢  (2010)   ベスト・キッド  
   一屋特工隊  (2010)   ダブル・ミッション  
   新少林寺  (2011)   新少林寺  
   辛亥革命  (2011)   1911  


子役からはじまって、スタントやセリフのない役、ゲスト出演など(声優としての参加はのぞいて)すべて含めています。元は同じ映画でもあとから追加撮影して別の映画としてリリースした映画も入っています。(大人の事情というヤツです・・・)

余談ですが、「失われた龍の系譜」も今年香港でイベントがあって上映しているようですね。(ドキュメンタリーですが、この作品は特別扱いしてます(笑)。)

また、上記リストには載せていませんが一応、ジャッキー出演と言われている作品を挙げておきます。

梁山伯與祝英台(64年版)
大酔侠
残酷ドラゴン・血斗龍門の宿
侠女
四王一后
忠烈圖

ちょっとキンフーがらみが多いのが難点です。。これらは顔出し出演でないのはもちろんですが、そもそも無関係である可能性も否定できません。完全なリストというのはきっと誰にもわからないでしょう。

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日曜洋画劇場の「プロジェクトA」放送

2011-10-15 00:00:00 | 成龍的電影

こんなフリーペーパーをもらってきました。
日曜洋画劇場が45周年ということで最終面が全面広告になっています。

今月のダイハード特集は私も楽しんでいますが、日曜洋画劇場は子供の頃から良く見ていた番組なのでいつまでも続いてほしいですね。

過去の放送を思い出してみると、香港映画も多数放送されていますがなんとなく他局とはどこか違った印象がありました。
はっきりとは見えないものの、何かが確実に込められている様なそんなちょっとした配慮も感じたりすることがあります。洋画でもいろいろ思い出がありますが、香港映画で一番記憶に残っているのは「プロジェクトA」の放送かな。淀川長治先生の解説も印象的で、この番組での放送が一番好きでした。

この広告ですが、実は細かい字でぎっしり1966年の放送開始からの映画のリストが書いてあるんです。すごいですね!(プロAもどこかにあるのかなぁ???)

 どこかな?どこかな?

あった!!!

 

ちょっと上の方には「ドラゴン太極拳」などもあります。

 

 

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ジャッキー・チェン 100本目の映画

2011-05-09 00:10:13 | 成龍的電影

昨日のレジェンド・プロレス!
見事藤波さんが長州を逆さ押さえ込みで破って
2連勝しましたね~。ヤッター!!
まだまだ続くと思いますので頑張って欲しいですね!

で、今日の本題。前からとても気になっていたのですが、
あの『辛亥革命』でジャッキーの出演した映画が100本目を迎えるそうで
電影フリークス的には、この100本の映画が一体どの映画のことなのか
スカイツリーより高く気になります(爆。

※ポスターにJackie Chan's 100th movieとの記載

映画100本目。この解釈が難しくて
出演が100本なのか、プロデュースも含めたジャッキー作品100本目なのか
よく分かりませんね。。

参考映像:http://www.youtube.com/watch?v=xCMU-80Lb1Q

中国では「ラストソルジャー」が100本目に当たるのが通説となるようで
参考となる上記の映像を見ますと、横断幕にそれぞれの映画のポスターのような紙を貼り付けていて(またはプリント)その並び順序はバラバラみたいでした。(ラストソルジャーの隣が飛龍神拳のポスターだ(笑))

この映像は公式な場(TV局?)で過去作品本数をカウントしていって丁度その節目を祝っているという事で、もしかするとこういった事は初めての出来事かも知れませんね。(今まで曖昧すぎてたのでこれは良い機会です。今後さまざまな場面でより明確になってくれると思われます)

単に出演100本目と言っても諸説あってはっきりしませんね。
上記のイベントでの100本と言ってもそのイベントの公式なパンフレットでも用意していたのでなければ正解は闇の中ですが、例えばジャッキーの公式サイトの本数は番号もついてないんですが数えてみると70数本どまりですし、中国での1例なら例えばこちらのサイト(丁寧に番号を記入されています)http://i.mtime.com/1606330/blog/3941357/
のカウント説があります。『辛亥革命』は109番目になっています。ココは「アマゾネスコマンドー」とか「伊賀忍法帖」も入ってますね。この109番目なので1をマイナスした108本の中に残りの99本が入っている可能性が高いでしょう。

ということで、ジャッキーが公式に100本目をキャッチコピーとして使用した『辛亥革命』。息子ジェイシーの演技にも注目してみようかなと思います。

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スネーキーモンキー蛇拳

2011-05-06 23:18:38 | 成龍的電影

蛇拳GW特集!

・・・と言っても、将来に期待を込めて自分へのメッセージです。スミマセン

見たいですよね~。この映像。(画像はロビーカードより)

蛇拳VS鷹爪拳

パンフにも掲載されていたこのシーンですが、現在カットされてしまっていて

見る事ができないんです。。どうして無くなっちゃったんでしょうねぇー。

 

いったいどうしたらみれるのかしら?(神様いつか見れますように!)

 

 

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タリスマンの魔力-Talismans-

2011-04-25 22:54:04 | 成龍的電影

先日、久々にプロイーをみました。
世界を駆けめぐるジャッキーがいいんですよね~。そして原住民が出てきてと(笑。え?ガムは私も噛んでますよ~。
ジャッキーらしいアイデアが随所に見られるのもファンにはうれしい配慮っす。(あと女優陣も!)
ところでDVDより約10分も長い116分の上映であった劇場版。なぜかそのロングバージョンは封印され(単に見ること叶わずの意)、いろいろチェックしてみましたが現在はショートバージョンが出回ってるだけなのがとても残念です。(いつも劇場版を使ってくれるテレ朝バージョンでさえプロイーに関してはダメでした)日本にはロングバージョンがあったことをもっと声を大にして言う必要がありますね。海外などにも。
I've never seen Jackie Chan's  Armour of God II: Operation Condor (1991)japanese theatrical version dvd. This is longer than the current dvd version.It's running time is 116min include some "deleted scenes".

そして次回予定されているジャッキーの新作は"Chinese Zodiac"(十二干支)になるはずですね?。原題は『成龍計画』とか『飛鷹故事』とか数年前から何度も変わったりして混乱しますが『十二生肖』が濃厚かな。邦題は是非「プロジェクトイーグル2」もしくは「サンダーアーム3」でもいいですね。でも新しくプロジェクト○○○○○になるかもしれないし、まぁとにかく世界各地を舞台にした大作になるんじゃないかと思いますので完成して公開する時は是非期待したくなるようなタイトルでバーンと公開して欲しいなぁと思います!

十二支という名前からですと、こんな内容が予想されますね。 ジャッキーが考古学者になったアニメーション「ジャッキーチェンアドベンチャー」- Jackie Chan Adventures -では、タリスマンという動物を象った魔石が登場していました。まさしくこの魔力を秘めた石を奪い合うような、この12個のタリスマンを巡るストーリーになるような気もしますね。さらにもっと想像していくと夢が広がりますね。(タリスマンというと昔の某RPGゲームを思い出しますが…。)
ちなみにこのアニメはシーズン1からシーズン5までの全95話が全米で放送され日本でもその一部が数年前に放送してました。(石丸さんによる日本語版)。いまからでも一話から見てみるのもいいかも知れない。 アニメではなんでも出来るとか言っていたジャッキーですが、まだまだ実写版でのアクションを、そして夢のある映画を世界中のファンに見せつけて欲しいですね!

 

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ベスト・キッドDVD

2011-01-11 23:29:07 | 成龍的電影
昨年公開された「ベストキッド」が発売されましたね。
予定より一日早くDVDの方を見ることが出来ましたが、ブルーレイでは別エンディングが収録されているそうで特典がDVDより凄いんですね。
ブルーレイもソフトが充実してきているようですが、残念ながらブルーレイというものはまだ再生環境がありませんので我が家には無縁のものですけど…。(勉強不足で何を買ったらいいのかわかりませんので(苦笑。
新作映画がDVDになったときの日本語吹き替えも実は楽しみの一つでありました。(たぶん劇場版のと同じと思われますがどうなんでしょう??)今回も石丸さんがジャッキーの声をアテてますね〜。

ジャッキーが泣くシーンのある映画というのはあまり多くはないですけど、もしあったら石丸さんの腕の見せ所だと思っていますが、やっぱりジャッキーが車を壊すところのシーンから、ドレに連れられて竹竿を使って特訓するシーンは感動して涙しますね。
(泣きながら演技する石丸さんって好きだなぁ)

今回は中国語も入っているのでオール日本語とはなっていないのですが、普通ならこんな細かいことまでしてなかったと思うんですけど、またいつかTVでやるときなんかには全部日本語になったりするのかなと思っています。

あと、今まで気が付かなかったんですが、もちろん本人ではありませんがノリユキ・パットモリタっぽい人が出演していたりしてちょっとドキっとしました!
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小偸鬥大賊

2010-12-30 00:01:10 | 成龍的電影
今回は73年に富豪影業が製作した『小偸鬥大賊』(The Rats )についての記事です。

これは現代劇で香港の街路でのカーチェイスなども楽しめる作品で、この映画の作られた73年頃にはこういった現代劇、例えば『小老虎』や『黒龍』などをはじめとして数多く作られている。

この映画を監督した羅棋(ロー・ケイ) は『小偸鬥大賊』と同時期には国内DVDが発売中止となってしまった『老虎殺星』を監督したり、他の協利作品で監督をしていた。(武術指導:程小東)

この映画には当時人気だったアラン・タンが主演している。映画の肝は”あるグループ”の映画だということ。一体、そのあるグループとは?

構成されるそのメンバーの面々は、チャールズ・チン、リディア・サム(沈殿霞)、ウィリー・チェン(陳自強)、ポール・チャン(張沖)、パトリック・ツェー(謝賢)、陳浩、そしてアラン・タンのメンバー構成となっていた。そう!アラン・タンは”銀色鼠隊”という当時形成されていたグループの一員だったのだ。

後述する中国語の文献によれば他にも張森らがいたとされているが、張森や主要メンバーたちは元は例えば國泰(キャセイ)の『劍魂』(71)や『浪子之歌』(71)などに出演し、当時キャセイの副社長だった陳自強を含めさまざまな映画を作ることになる。
結成した時期は不明なのであるが、メンバーが結集して張沖監督で撮った『銀色大隊』 (74) などが作られた74年頃が人気のピークであったと思われる。

面白いのはメンバーがそれぞれ製作会社を持っており映画を製作していたことである。例えば、リーダー格の張沖の会社・張氏兄弟影業での『蕩寇三狼』(73)であったり、 陳浩は昆仲影業で『應召男郎』(74)を。そして謝賢はと言えば、謝氏兄弟公司の『明日天涯』(73)がある。アラン・タンは博文公司で『亡命浪子』(73)を撮るなど、各会社で自由な映画制作を行っていたのである。(『愛慾奇譚』(73)では張森監督でメンバーが総動員されていたことも・・。)そうであるからこの銀色鼠隊のメンバーたちが協利や関連作品に出演することは何ら不思議なことではない。

また、『小偸鬥大賊』には当時リディア・サムの近い距離にいた秋官ことアダム・チェンも出演しており、彼のプライベート・サイトでは若かりしアダム・チェンの当時の貴重なスチールが掲載されている。
http://www.adamcheng.net/bbs/viewthread.php?tid=717&extra=page%3D1


内容は、湯錦棠(白天名義)演じる悪党相手に泥棒四人組(アラン・タン、アダム・チェン、マース、徐小明)が奮闘する姿を描いた作品となっている。

若者四人組

特筆すべきなのは、この映画が”ジャッキー・チェンの出演している映画”であることだ。
香港で出版された『成龍(傳)』という文献には72年の朱牧が設立した大地公司で『頂天立地』『女警察』などに出演したと記述の後、第5章にこの映画に出演の記述が出てくる。
 『女警察』より

この『女警察』で意気投合してジャッキーの友人となったチャールズ・チンだが、『小偸鬥大賊』はチャールズ・チンが窓口となって出演したとも思えるが、チャールズ・チンは出演していない。この映画の場合はアラン・タンおよびリーダー張沖と胡錦ラインが強くその線が濃厚だ。おそらくはその流れの一本に数えられるだろう。胡錦はもちろん『女警察』でも共演しているし、ジャッキーのいたグループ(ジャッキー、元奎、元彬、チン・ユーサンら)が引き受け、アクションシーンの一部を担当したのではないだろうか。武術指導した程小東のグループとの関わりについては不明で今後の課題である。

この映画が作られた73年のはじめ頃はジャッキーにとっては武術指導の仕事をメインにしていた時期でもあり本作品など、スタントシーンを担当したものがいくつかある。
有名なのが「空手ヘラクレス」(73)で武術指導を担当した。

武術指導 陳元龍

ところで、前述の中文書籍に書いてあったのだが銀色鼠隊の一員でジャッキーの元マネージャとして有名だったウィリー・チェンとの出会いについて『女警察』出演から始まったチャールズ・チンとの友好関係からであった事が記述されている。
これによればジャッキーは当時チャールズ・チンの事務所に出入りしてそこにウィリーもいたそうだ。
また、仕事がなくなり香港を離れてオーストラリアにいたジャッキーは友人の結婚式のために香港に戻り、ウィリーはそのチャールズ・チンとジョセフィーン・シャオの結婚式で再会したという。
その結婚式は75年の1月であった。その場でジャッキーと会ったウィリーは、友人のために全力を尽くすジャッキーの姿を見て更に好感を持ち、そして飛行機でオーストラリアへと帰るジャッキーを見送るときには連絡先を教えるように話し、いつか映画でジャッキーを使ってみたいと熱望していたという。これはとても興味深いエピソードだと思う。

それでは、この映画のジャッキー出演シーンを解説してみたいと思う。

実際の映画では役柄も割と大きな役だったマースが目立っていて頑張ってますが、アクションシーンでは元奎らの顔も確認できる。



ジャッキーは、酒場での乱闘場面に出てくる。ジャッキーの他に元奎、チン・ユーサンらが登場する。

主な対戦シーンをチーム別に整理するとこのようになる。
湯錦棠側チーム(チン・ユーサン、元奎、元彬、陳樓)
アラン・タン側チーム(アダム・チェン、火星、ジャッキー)

まず、湯錦棠がアラン・タンに仕掛けて乱闘が開始される。

ジャッキーは大きく4つの場面に関わっている。以下の通り。

1.湯錦棠VSジャッキー

湯錦棠に蹴りを入れ、画面から素早く消え去る。

2.ジャッキーVS元奎

元奎を持ち上げて置いてある瓶にケツを突き刺す。激痛!ユンケイ。

3.多数VSジャッキー

二人からの攻撃をかわした後、うしろから陳樓に羽交い絞めにされるが、腕を捻ってひっくり返す。

4.アダム・チェンVSジャッキー
最後は湯錦棠側に回るジャッキー。相手からのパンチで壁に激突して最も顔がアップになる。








全体的に暗い場所・酒場でのアクションとなっている。
しかしながら、静止した状態での顔アップのシーンこそ無いが連続したアクションシーンの中で一際目立つ大きな白い襟の人物がジャッキーであることがハッキリと分かる。
またいつものパターンですが、その後の場面で火星がジャッキーと同じ衣装を着ていて笑ってしまう。



顔出し俳優マースが様々な作品で目立つ事が多いのは彼の持ち味でもあるのだが、この映画のように顔をあまり出さないジャッキーと共に格闘アクション場面を形成しているケースが多々あるのだ。

参考文献
『成龍(傳)』梁健 著 1997
仏版VHS "Les Rats De Hong-Kong"
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台湾における別名

2010-12-14 00:05:24 | 成龍的電影
台湾などでも映画のタイトルは登記され、同じ題名は使えなかったりする。
本当にそうだとしても単に香港でのタイトルとは異なった名称の別タイトルで公開されていたことは実に多かった。

ここでは大半が台湾で撮影されているジャッキーの70年代作品の台湾における別題について整理しておきたい。

何か証明できるものがなければならないが、現地のポスターなど実際に使われていたものなら手っ取り早い。

まずは「天中拳」から。
『一招半式闖江湖』

これが一番有名かも知れない。(というか台湾でのタイトルで知られている)


もう一つのポスターがこちら。
当然羅維影業のマークは新しい方である。

酔拳のイメージに近いような気もするが、よく見ると金剛や石天さんの絵がとても面白いと思います!



また、酔拳のヒットは凄まじく
初期の作品を再編集したバージョンやタイトルだけ変更して再公開するという現象を生んだ。

割と有名なのが国内では当初「ファイティングモンキー昇龍拳」と呼ばれた『頂天立地』。

この台湾題『成龍決鬥東洋客』はかなりインパクトがあるのですけどね(苦笑




大地公司のもう1本の『女警察』は若干変更され『女警察鬥成龍』だった。
東映から2本のビデオが出ていたがもしかして東映が買い付けたの??

ところで『女警察』が最初に台湾で公開された時はどうだったのだろう。実はこれにも別題があり『女飛龍』となっていたのである。
「007/黄金銃を持つ男」でも林秀さん活躍してましたね~。



ついに日本語吹き替え入りDVDも発売されファンなら知らない人はいないと思われる「必殺鉄指拳」。これのタイトルまで変えられてしまって『唐山師兄弟』というタイトルに。



ここで謎の作品『愉龍轉鳳』を一つ。
(これはまたいつか書いてみたいと思います。)

又名が小賊状元才になっています。



最後は、私の好きな「龍拳」です。
台湾では『神拳』として公開されましたね。実際に神拳でプリントされている映像があるのでこれは分かりやすい例かも知れませんね。(そういえば先日書いた『山東老大』も当初は”龍拳”というタイトルだったのかも。)



以上が確認できた台湾題になります。





おまけ

逆に非ジャッキーながら『笑拳』と名付けられたのが、この映画。
最近とっても気になる韓国材もいるのです。
(ヒント:ブルース・リャンの映画です)


どなたかおわかりでしょうか?

コメント (6)
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