こんにちは、醒龍です。

さて。シリーズ化してますカテゴリー、パンフレットで振り返るJC。丁度44年前のカラー作品!



少林寺では十二年の修行があり、最後の試験をパスしないと下山は許されない。


最後に。スタッフやキャストの一部を書いてるページ。その中に"ルン・ユァン"という人の記載があります。これは誰なのか?不思議ですよね。ちょっと私には分かりませんでした。どなたか分かる方、教えて欲しいですね。

先日のBS12「少林寺木人拳」放送見ましたでしょうか?
いやぁ、休日に見てたのですけど日本語だったんですよね。この放送局のジャッキー特集は日本語での放送のようで、この時代に夜8時からの日本語放送は嬉しいですよね。
オープニングで五獣の拳との対決のあと、かかる曲はあの主題歌です。これも良いですよね。ちょっと感動。やっぱり拳シリーズは最高だなぁ(笑)

さて。シリーズ化してますカテゴリー、パンフレットで振り返るJC。丁度44年前のカラー作品!
前回は拳精でした。
パラパラと見返してみますと、先に簡略のストーリーが出てまして、あとから詳細のストーリーが書かれたページが現れる構成になってたんですよね。前者が解説の一部だったからでしょうね。

詳細ストーリー読んでますと、ジャッキーの父(あまり登場シーンないですが。。)の名前が"徐良"となっているのが分かります。あれは自分の場合、スーリンの名で焼き付いてますので、一瞬だけ「ウッ。」となります(笑)。

その親の復讐のため少林寺で修行をする事になるのですね。日々入門してくる多くの門弟たち。数々の厳しい修行で奥義を極めようとする。その中で特別な試練が木人。門弟は最終的には木人と戦わなければならない。そこそもそも木人って、どんな言われがあるのでしょうか。
松田隆智氏の著書『少林拳と太極拳 中国武術』(新人物往来社刊)には、こんな一節が。引用しますと・・・

少林寺では十二年の修行があり、最後の試験をパスしないと下山は許されない。
真っ暗な洞窟のなかに百八個の木像が並んでおり、わずかな明かりをたよりにして誰かが木人を操作、出られないよう邪魔して攻撃する。その木像をうまくかわして出口から外に出られれば合格なのだそう。伝説とは面白いですね。この話をうまく映画化させた形の一例ですね。シナリオはあの宿屋のオヤジさん。俳優を兼任してますね。あの方は主役のジャッキーをオシのようにして親の仇を探し出し、かつ少林寺の僧侶から武道の精神を学ぶストーリー。そこに木人の伝説を入れる。才能ありますね。お名前は金鑫。読めない(汗)。4つの金でヨンキンとでもしておきますか(笑)
ちょっと脱線しました。松田さんと言うと拳法家で有名ですけど、実はその昔スクリーン誌なんかにも映画の記事を書いていた時期があったんですよね。ちょっと意外ですね。他にも面白い著書がありますので、機会がありましたらご紹介したいと思います。結局、松田さんのご職業は何になるのかな?

ところで、『ドランクモンキー酔拳』から始まったジャッキーの旧作はしばらく東映でした。宣材としては、ポスターやチラシ、ロビーカードがありました。あと、大きなゴム印が押してある茶色の封筒に入ったスチール写真がありますね。私もいくつか所持していました。あれは配給の各映画館に配布されたものだったんでしょうかね。だとすると、貴重な資料かと思います。
パンフもどのくらいの発行部数か知りませんけど、当時は劇場でしか手に入りませんでしたね(うちの近所のチラシ屋ではポスターは販売してても、パンフは売ってなかったんです)。少林寺2つのパターンがあって同時上映の邦画とのカップリング・バージョンと、そして、拳精がツーインワンになったバージョンがあります。これはあとから作られたものなので、比較的こっちが多いかもですね。

最後に。スタッフやキャストの一部を書いてるページ。その中に"ルン・ユァン"という人の記載があります。これは誰なのか?不思議ですよね。ちょっと私には分かりませんでした。どなたか分かる方、教えて欲しいですね。
今回の少林寺木人拳いかがでしたでしょうか。パンフの販売が劇場でも無い場合が最近はたまにあるようですけど、窓口で無いと言われるとガクっときてしまいますね。昔からジャッキーの名前が入ってさえいれば必ず販売されてたと思いますけど、出来れば新作映画ならプログラムの販売は是非していただきたいものですね。

次回はたぶんファンの方ならお分かりかと思いますがアレです。 つづく