こんにちは、醒龍です。
昨日、金曜より公開の「金手指」前売りをゲットして来ました!
久々のトニー・レオン&アンディ・ラウの映画なので楽しみですね
実はちょっと前にアンディの昔の映画を見てたんです。(マカオのカジノ王のヤツね!)これを海外の知り合いに伝えると、うれしそうにマカオの旅の話、カジノの事などを教えてくれました。ついでにその時の写真も送ってもらえて良かったです(笑)
さて、本題に。
きょうは、ジャッキー・チェンが出演を予定していた映画『狼煙』についてです。
これってその昔、友人のAceさんと話をしてた事がありました。
詳細は忘れてしまったのですが、銀色記事を見て思い出したので、書いてみる事にしました。他では一切聞いたことがない話なので今回はそのメモです。
見出しの写真は、出演者と監督が映画の打ち合わせ(工作會議)をしたときのもので、主要な出演者が写真に映っています。あの金振八がおそらくメイン、他には、貝蒂、王青がいますね。
岳楓(ユエフェン)監督は、周りからマスターユエ、または単にマスターと呼ばれており、73年の春頃にスタッフと出演者を集めて映画の打合せの会合を開いたのだそうです。
あと、シナリオライターとして定評のある、人肉好き(?)葉逸芳(葉榮祖監督の父)が脚本を書いたと記事では解説されてます。
出演者には、ショウブラのベテラン俳優、藍偉烈や劉茜蒙(邵氏作品に多く出演)、任浩が予定されていました。
そして、もう1人。なんとジャッキーの名前が割と大きな役回り(口のきけない役)で挙がっていたんです。
御存知の通り、『女警察』の頃はジャッキーがまだ陳元龍という芸名だった頃ですね。
時期的には73年に入ってすぐ、金振八主演の『満洲人』を撮影して、その後ぐらいになるかと思います。
監督は、主人公として金振八の容姿や武術アクションを、ヒロイン役のベティ貝蔕は演技力とその美貌から適任と判断して二人をキャスティングしたそうです。ジャッキーに関しては、既にリーハンシャンの映画や前述の『女警察』で実績があって、格闘シーンのパフォーマンスも良かったため、マスターユエはこの映画の役を演じる候補として稀有な俳優であり、必ず上手く演じられると信じていたそうです。邵氏のベテラン監督に認められるなんて凄いですよね。
ストーリーは、清末民初の軍人、孫伝芳(そん でんほう。日本で留学経験あり)の軍閥時代描いた激動の物語であった模様です。
記事によれば、マスターユエは、この葉逸芳の書いた激しくスリリングなバトル、想定外のプロットとクライマックスを備えたというシナリオを気に入って映画化をあの開發電影公司で目指していたそうです。戦争ものだった模様なので、製作費用は莫大になったと想像できますね。
金振八は開發関連で先の『満洲人』や『大除害』、『黑人物』などなど多数出演してました。その流れで次なる映画がこの『狼煙』だったんですね。私は彼のファンですので、是非完成した映画を見てみたかったですね。
映画が製作中止になってしまった理由は、残念ながら分かりませんが、もし映画が完成、劇場公開されていたらどうなっていた事でしょう。(撮影開始など、その後の情報とかあればいいのですが・・・。)
今回は、ジャッキーが口のきけない役、木人拳のような映画が作られる前、73年にもう一本映画が予定されていたというお話でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます