平成17年の春に上海、蘇州を旅しました。
今となっては、理由が何だったのかは忘れましたが、日本と中国の間の雲行きがおかしくなり始める直前だった事もあり、日本を出る時、何となく不安な気がしたのを今でも憶えています。
上海の空港から地下鉄龍陽路駅までリニアモーターカーで移動しました。車内のパネルには時速400km以上で走行中の表示が出ていましたが、気になる程の揺れもなく快適な乗りごこちでした。
上海中心部のホテルの48階の部屋に泊まりましたので、上海の街がよく見え、建設中の高層ビルも多かったです。日本では考えられない形
のビルもありました。
<上海中心部>
戦前の重厚な建物が並ぶ外灘には、多くの観光客が訪れていました。そこから川をはさんだ向こうの浦東を望むと、テレビ塔など近代的な建物が見え、この外灘辺りが上海観光の一大スポットなのがよく判ります。
<外灘>
上海の中心部の駅から地下鉄に乗って移動した時の事、日本との間が険悪になりかけている時なので、日本語の会話は車内ではしないでおこうと夫と話し合い、その様にしていたのですが、周りのほとんどの中国人は私達二人が日本人なのを判っていて、ジロジロ鋭い視線で見られたのが忘れられません。とても怖かったですね~。
「水の都」とも呼ばれている蘇州は、人で溢れている上海と違って、ゆったりとした時間が流れる、ほっとするような所でした。のんびり虎丘や拙政園、寒山寺などを見て廻りました。
<寒山寺>
上の上海中心部の写真は宿泊したのと同じホテル、上海マリオット44階の部屋からの写真で、ネットよりお借りしました(2年前の写真だそうです)。8年前とは様子がだいぶ変わっていますけど...。
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