「ももちパレス」で行われた福岡市民劇場12月例会で
無名塾の「ロミオとジュリエット」を観劇
あまりにも万人に知られたストーリーだけれど
もう一度おさらいを
舞台は14世紀のイタリア、ヴェローナ
名家、モンターギュ家とキャピュレット家は先祖代々犬猿の仲
モンターギュ家の一人息子ロミオは仮面舞踏会で
キャプュレット家の一人娘ジュリエットに一目ぼれ、恋に落ちる
若い二人は心の導くまま、ロレンス神父のもとで
内密に結婚の誓いを交わす
その直後、両家の争いに巻き込まれたロミオ
悲運にもキャピュレット夫人の甥を殺してしまう
殺人の罪によりロミオは追放
絶望するジュリエットに両親は
ヴェローナ大公の親戚パリスとの結婚を強要
絶望したジュリエットはロレンス神父に助けを求める
神父はジュリエットに秘策を授ける
それは仮死状態になる薬を飲む命がけの秘策
ジュリエットは恐怖心にかられながらもその薬を飲む
そして死んだと思われてキャプュレット家の霊廟に葬られることに
そこまでは筋書き通り運んだけれど
ロレンス神父の計画がうまくロミオに伝わっていなかった
ジュリエットが本当に死んでしまったと思い込んだロミオ
霊廟のジュリエットの側で毒を飲み息絶える
目覚めたジュリエットはロミオの亡骸を見て
短剣で胸を刺しロミオの後を追った
二人の死に慟哭したモンターギュとキャプュレットは
自分達の愚かさを知り、両家は長いこれまでの争いをやめ
和解への道が開けることに
15年程前のイタリア旅行の時、この芝居の背景のヴェローナに立ち寄り、ジュリエットのバルコニーとバルコニーから見下ろした辺りにあるジュリエット像を見学しました。(写真はネットよりお借りしました)
<ジュリエットのバルコニー>
<ジュリエット像>
バルコニーとジュリエット像の周りは、押すな押すなの観光客で埋まっていて、身動きが出来ない程でした。そしてジュリエット像は皆が触るので胸の辺りがピカピカに光っていました。「ロミオとジュリエット」は世界中の人々によく知られ、好かれている物語なんだな~と思いつつ、観光客にもまれながらジュリエットのバルコニーを見上げたものでした。
先日の観劇した日も立ち見が出るほどの盛況振りで、ヴェローナでバルコニーとジュリエット像を見学した日のことを思い出しました。
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