東京都議会で35歳の女性議員が妊娠、出産の支援策などの質問をしていた時、「早く結婚を」「まず自分が産めよ」「子供を産めないのか」などのヤジを男性議員が飛ばした問題は、一人の議員が名乗り出た以外はウヤムヤの中で収束したようです。が、これは決して納得のゆくものではありません。
同じ世代の男性議員が同じ様な質問をした時、「早く結婚を」とか「子供はいないのか」などのヤジを飛ばす議員はいないでしょう。もしそんな議員がいたら、品性を疑われ議員の資格があるかどうかが問題になるはずです。
都議会の男性議員のヤジは女性は結婚し子供を産むのが役割、当たり前との思いが男性の中に根強くあることを物語っていて、性差による男女の役割分担が無意識に出来上がっている証拠でしょう。
安倍首相自ら、日本を働く女性にとって居心地の良い国にすると主張し、男女が共に社会参加し働きやすい世の中を作ろうと努力している時、それを率先するはずの議員が、この程度の意識しかないと思うとまったく情けないですね。
さらに、安倍首相率いる自民党議員が野次を飛ばしたことを考慮すると、なお一層この事件はつじつまがあいません。首相はこの問題をウヤムヤにせず、徹底調査するべきでした。
今後、社会で働き続ける女性がますます増えると考えられますが、この性差による男女の役割分担意識は、働く女性の心を縛る大きなストレスの一つになると思います。
「女性の社会進出を応援する」と言葉だけを唱えていても前へ進みません。変えなければならないのは、ヤジ議員に象徴される女性に対する目に見えない大きな意識の壁でしょう。残念ながら、この壁は短期間に変わるものではありません。数十年あるいは100年以上の時間が必要かもしれません。
今回、ウヤムヤに収束してしまいましたが、この都議会の男性議員によるヤジ問題が大きくマスコミに取り上げられたことは、女性に対する意識の壁を変えるのに、ごくごく僅かで目に見えない程であっても、役立ったのかもしれないと思ったり致します。
←クリックよろしく~(^-^)同じ世代の男性議員が同じ様な質問をした時、「早く結婚を」とか「子供はいないのか」などのヤジを飛ばす議員はいないでしょう。もしそんな議員がいたら、品性を疑われ議員の資格があるかどうかが問題になるはずです。
都議会の男性議員のヤジは女性は結婚し子供を産むのが役割、当たり前との思いが男性の中に根強くあることを物語っていて、性差による男女の役割分担が無意識に出来上がっている証拠でしょう。
安倍首相自ら、日本を働く女性にとって居心地の良い国にすると主張し、男女が共に社会参加し働きやすい世の中を作ろうと努力している時、それを率先するはずの議員が、この程度の意識しかないと思うとまったく情けないですね。
さらに、安倍首相率いる自民党議員が野次を飛ばしたことを考慮すると、なお一層この事件はつじつまがあいません。首相はこの問題をウヤムヤにせず、徹底調査するべきでした。
今後、社会で働き続ける女性がますます増えると考えられますが、この性差による男女の役割分担意識は、働く女性の心を縛る大きなストレスの一つになると思います。
「女性の社会進出を応援する」と言葉だけを唱えていても前へ進みません。変えなければならないのは、ヤジ議員に象徴される女性に対する目に見えない大きな意識の壁でしょう。残念ながら、この壁は短期間に変わるものではありません。数十年あるいは100年以上の時間が必要かもしれません。
今回、ウヤムヤに収束してしまいましたが、この都議会の男性議員によるヤジ問題が大きくマスコミに取り上げられたことは、女性に対する意識の壁を変えるのに、ごくごく僅かで目に見えない程であっても、役立ったのかもしれないと思ったり致します。