衆議院選挙が終わり議席が確定
事前の予想通り与党の圧勝
期間中、あまり出歩かなかったからか
今回の選挙、何だか静かな選挙だったような気がする
盛り上がり感が今一つだったような
確定投票率は小選挙区52.66%、比例代表52,65%だったそう
これは戦後最低の投票率だそう
マスコミは「投票には必ず行きましょう」
「投票率が上がらなければ、民主主義はだめになる」
との主張の一方で、無理して投票に行かなくてもと思える
無益な情報も大量に流している
公示されたばかりだというのに
「自民300議席をうかがう」「維新半減も」
こんな見出しが新聞に躍る
こんな報道にどんな公益性があるのかな?
「そんなに差がついているのなら、自分が投票に行かなくても大丈夫」
「既にそんなに負けているなら、自分が投票しても何も変わらない」
と、投票に行かない人が増えるのでは
又、こんな報道は自分の持つ一票に無力感を感じている多くの人々
それでも使命感を持ち、気ぜわしい師走に
投票に行こうと考えている人々の
その気持ちを削ぐことになるのでは
又、自分の一票を死に票にしたくないとの思いから
勝ちそうな候補者に投票する傾向すら助長してしまう可能性も
マスコミ側は報道の自由と言いたいかもしれない
多くの有権者が知りたい情報であると言いたいかもしれない
又、みんな報じるのでよその社に後れを取りたくない
との思いがあるかもしれない
が、「投票には必ず行きましょう」
「投票率が上がらなければ、民主主義はだめになる」
と言いながら、すぐその後で、
投票に行く気持ちを削ぐ様な情勢分析をするなんて、釈然としない
誰にするかは投票箱に一票投じるまでわからないのに
選挙の低投票率にはマスコミにもその責任の一端があるのでは?