日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

ニューヒーロー誕生!

2015年08月25日 | お出かけ

午前中に台風15号が九州北部を直撃した日の夜

ヤフオクドームでソフトバンクvsロッテ戦を観戦

こんなお天気なのに予想外に多い観客

ソフトバンクは3:4のビハインドで迎えた6回裏

2アウトから3つの四球で満塁に

次のバッターは今日がプロ2試合目のスタメン出場の上林

彼は3回裏にプロ初安打を放ったばかりの若武者

が、こんなプレッシャーのかかる場面で大丈夫かと、みんな思ったはず

ところが、ところが

1ストライク3ボールからライトスタンドに入る逆転満塁ホームランを放った

劇的な展開にドーム内は総立ちに

ベンチから選手達が飛び出し上林に抱き付いて手荒な祝福

上林選手は仙台育英高出身でプロ2年目、8月1日に20才になったばかり
<上林選手>

優勝へまっしぐらのソフトバンクにニューヒーロー誕生!

このゲームでホークスは4連勝

マジックを23に減らした


(上の写真はネットよりお借りしました)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ⇐クリックよろしく~(^-^)


 

 




 


俳人杉田久女(考) ~夫婦間の溝~ (14)

2015年08月25日 | 俳人杉田久女(考)

年譜によると、東京の実家での約1年にわたる腎臓病治療の療養をどうにか終えて久女が小倉に戻って来たのは、大正10年(1921)7月でした。この時、彼女は31歳になっていました。
<大正10年頃の久女と次女光子>

久女の長女昌子さんはこの時期のことを、久女年譜にこう書かれています。〈里方滞在中、母さよから子供のために辛抱して、夫が俳句を嫌うなら俳句をやめるように説得された。自分の記憶では、宇内は腹の悪い人ではないかわり単純で、久女の離婚したいという気持ちを昼夜責め立てた。亭主関白ともいえる時代だったので、久女は泣きの涙で家を飛び出さねば喧嘩は止まなかった。宇内は病的なくらい執拗で、久女を怒らせ、目を吊り上げるまでにしなければすまなかった。怒れば久女の方が強かったにせよ、怒らせるまでに挑発するのはいつも宇内の方であった。中学教師は嫌いといった久女の言い分は表面的なものではなく、宇内の性格的なものに対する批判と非難が籠っている。〉

怒れば久女の方が強かった、というのは面白いですね。久女が居住まいを正して説明すると、おそらく宇内は答えに窮したのでしょう。

この文章に限らず、長女昌子さんが書いた他の文章を読むと、久女の夫宇内には妻への寛大さ、思いやり、妻の人格への配慮がなく、代わりに人を責めたがる酷薄さ、ゆがんだ嫉妬などが感じられ、ため息が出る程です。


(写真はネットよりお借りしました)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ⇐クリックよろしく~(^-^)