日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

アベノマスク

2020年04月17日 | つれづれ

昨夜、全国規模の緊急事態宣言が発令され、

新型コロナウイルス禍が新たな段階に入ったという感を強くします。

そんな中、国が一世帯に2枚の布マスクを

いよいよ今日から東京都を皮切りに、配布し始めるらしい。

もう配り始めてこんな記事を書いても、どうにもなりませんが、

書かずにはいられない!!

国が一世帯に2枚のマスクを配る、私はこの考えに納得がいきません。

単なる思いつき、人気取りに思えて仕方ありません。

報道によると、これには466億円の税金が投入されているのだそう。

手持ちのマスクが無くなってしまえば、

私は手作りしますよ、皆さんそうされると思います。

この466億円という税金を、

現在不足していると言われている、

医療現場のマスクや防護用のガウンを調達するのに使って頂きたかった。

新型コロナウイルスに最前線で立ち向かっておられる、

医療関係者にこそ回して頂きたかった。

私がこの思いをまわりに言うと、

医療用マスクやガウンは今、世界的に不足気味で、

お金があっても調達できないのではないか、という話も耳に入って来た。

もしそうであれば、日夜がんばっておられる医療関係者の方々が、

ゆっくり休息したり寝ることが出来る様な、

ホテルを借り上げるなどの費用に使って頂きたかった。

又、ワクチンや有効な薬が一刻も早く開発されるように、

そちらの方にも回して頂きたかった。

私の手元にマスクが届けば、納得出来ないながらも

大切に使わせて頂きますよ、それは。

しかしこの思いは、私に限らず多くの国民の思いではないでしょうか。


私はそう思います。