ここしばらく福岡市は割合暖かな日が続いています。
この様なお天気だと、
立春も過ぎたし、もうすぐ春になる様な気がしてしまいますが、
いえいえ、そんなことは無いでしょう。
まだ2月の上旬なんですものね。
でも、今この部屋の窓から見える、ありふれた外の景色や光に、
何となく春の気配を感じてしまう私なのです。
コロナ禍でも何かと忙しい日々を過ごしていますが、
とにかく行動半径が狭くなっているので、
ブログ記事にする様なことにも乏しく、
つまらない毎日の様に思えてしまって、
感謝の気持ちを忘れがちになっている自分に
ハッと気付かされます。
それで、20年近く前から本棚にある、
こんな本を取り出して、寝る前に少しづつ読み直すことにしました。
その本は暮らしの手帖社版の『すてきなあなたに』
この本は、毎夜読んでいるうちに気持ちが和らいできて、
心の中のもやもやが落ち着いて来る、
いわば、今の私にとって精神安定剤の役目を果たしてくれる、
そんな不思議な本なのです。
本が精神安定剤なんて変ですかね?
再びは 生まれ来ぬ世か 冬銀河 (細見 綾子)