いまから ここから

趣味のこと・家族のこと・ワンコのこと、
日々の生活を思いつくままに綴っていきたいと思います。

よもやま便り(ラジオ体操新聞)より

2011年07月09日 | シニアライフ

7月1日で「ラジオ体操」が1周年達成。

最初8人からの出発だったと先日始めて知った時、お世話下さっている方々のご苦労のお陰で

ここまでこれたのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私が初参加したのは「ラジオ体操」始まって2週間後のことでした。

「ラジオ体操」開設当初からリーダーとしてお世話して下さっている内の一人Hさん(60代前半の男性)が

昨年11月から“ よもやま便り ”(ラジオ体操新聞)を毎月発行してくれるようになりました。

今回はその“ よもやま便り ”に掲載されていた文の中で、特に心に残っている記事を載せたいと思います。


  今朝、体操行く前の空は曇っていました             体操後の空、清清しく晴れわたっています

   







 若い頃は「得する」ことに目を向けがちだが、本当は陰ながら「徳」を積む人生こそが年老いてからの

  生活も豊かで温かにしてくれるのではないかと毎日「健康積立貯金(利息:元気な長寿保障)」に汗を流す。

  参加者の中で最年長は大正15年生まれの女性の方でラジオ体操の発起人の方です。

  この方は颯爽とお見えになる姿にやる気、気迫を感じラジオ体操女性参加者の目標の方です。

  参加者、平均年齢は60代後半くらいかなぁ・・・(これは編集者Hさんのお言葉)



 人生令は何歳に着きても精神的には年新たまれば人生の一歩より踏み出して、

  来る日来る日を心豊かに過ごして行きたいものです。

  人生の中で今日という日は一番若い日であると考える。明日になれば今日は過去である。

  なれば過去に悔いを残さないためにも今日という日を大切に力いっぱい生き抜こうでは・・・。

  過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる



 良い状況も悪い状況もいつまでも続くことはありません。

  過去にしがみつかず、未来を恐れずに、今を精一杯生きましょう。



 《 一隅(いちぐう)を照らす 》

  「賢は賢なりに、愚は愚なりに、一つのことを何十年と継続していけば、必ずものになるものだ。

  別に偉い人になる必要はないではないか。

  社会のどこにあっても、その立場立場においてなくてはならぬ人になる。

  その事を通じて世のため人のために貢献する。

  そういう生き方を考えなければならない」

  その立場立場においてなくてはならぬ人になる、

  一隅を照らすとはそのことだ、という言葉に私たちの心を奮起させるものがある。



   気持ちの持ち方

  1・   長生きの秘訣?「素直なこころ」で。

  2・   世の中変化する。柔軟な対応がわが身を救う。

  3・   発想の明るい人は認知症になりにくい。

  4・   毎日を精一杯生きよう。

  5・   人付き合いの要領は相手に合わせよう。

  6・   好奇心が人生を愉快にする万能薬。

  7・   日記をつけて自己の頭を活性化。

  8・   すべてに興味・関心をもつようにすれば、それが自分の趣味に変っていく。

  9・   くよくよしない。なんとかなるさの気持ちが大切。

  10・  頭脳も身体も使わないと、衰える。 

  11・  66歳(緑寿)は人生の曲がり角。上手に曲がって人生の後半を楽しんでは如何?


  生かされて、生きるや

     今日のこの命  今、生きて老を思わず


  悩んだら、悩んでいい。 迷うなら迷っていい。

   苦しむなら、苦しんでいい。  不安なら、不安でいい。

   落ち込んだら、落ち込んでいい。 真っ暗なら、真っ暗でいい。 

   暗い現実であっても逃げないで、ありのままを受け入れよう。

   そして あせらないで手探りで、一番いいと思うことを

   一つやっていこう。 


  そして「くじけないで」の柴田トヨさん(99歳の詩人)が被災者の人々へ贈ったエールです。

       胸がジィーンと響きました。

    “ 最愛の人を失い  大切なものを流され

     あなたの悲しみは計り知れません。

     でも  生きていれば  きっと  いい事あります。
  
     お願いです。

     あなたの心だけは  流されないで

     不幸の津波には  負けないで ”
  
  「無理をしないで、差し伸べられる助けの手に甘えてほしい」とメッセージを託していたとのことです。


ラジオ体操は今では私の朝の始まりの定番になりましたが

ラジオ体操関連での「よもやま便り」は楽しみの一つになりました。

これからも日々、心と体の健康に心がけたいと思います。


    


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ある日の新聞記事より・・・

2011年06月04日 | シニアライフ

先日、新聞で興味深い記事を目にしました

    “ ゲーセン 憩う高齢者 ” 

ゲームセンターで、夫婦連れで遊んだり、客同士で会話を楽しんだりする高齢者の数が増えている。

他のレジャー施設より、比較的安く、長時間遊べることが理由なようで、

若者が集まるイメージが強かったゲームセンターは、今や高齢者の新たな 「 居場所 」 になっている。


      近所づきあい苦手? / 地域で孤立防いで  

   安達正嗣・千里金蘭大教授( 老年社会学 )の話

「 核家族が進み、夫婦だけで長時間家にいると互いに息が詰まるという人もいる。

また、団塊の世代の中には仕事一筋に生きてきて、近所つきあいが苦手の人も多い。

最近はパソコンやテレビゲームになじんだ高齢者も多く、ゲームセンターに抵抗なく行けるのではないか 」

  
   横飛(よことび)信昭・愛媛大名誉教授( 地域社会学 )の話

「 今の高齢者は元気で多趣味な人が多く、ゲームセンターに行く人が増えているのも理解できる。

ただ、のめり込み、そこでばかり時間を過ごしてしまうのはどうかと思う。

地域での孤立を防ぎ、防災面での連携を深めるために、地元とのつながりも大切にすべきだ」

     讀賣新聞 2011年(平成23年)5月30日朝刊に掲載より

 

この記事を読んで私がまず驚いたのは、近所づきあいの苦手な人が “ 我が家の主人だけではない ”ことです

私は、この記事の内容に関連して、我が家の主人を当てはめ考えてみました

主人も私も団塊世代より上の年齢ですが、主人世代も仕事一筋に生きてきた人が多いと思います。

現役時代の主人は、家庭のことは完全に私に任せ切り、ご近所の方とは挨拶をする程度でした。

営業畑出身の主人なので人当たりはとても良いのですが、近所づきあいが苦手と言おうか、人付き合いが大の苦手です

そんな主人に特別趣味はなし

なので、惚けては大変!と定年退職した折に、家で退屈しないようにと息子がプレイステーション(テレビゲーム機)を、

娘がそのゲームを父親にプレゼントしたことから、主人とテレビゲームの付き合いが始まりました

主人のするゲームは、囲碁・将棋・麻雀・テトリス・脳トレなどです。

それからというもの、主人はそのゲームが気に入り、日中の殆どの時間をそれに費やすよう(現在に至る)になりました。

つい1週間前には3代目のプレステを買うことになったのですが、主人が元気でいてくれてることを考えれば、

このテレビゲームは “ 指の運動・脳の活性化 ” にもなるので、健康に感謝して家からのプレゼントです

3代目プレステとゲームです。

   

(主人、節電の為かプレステ使わない時はコンセント抜いていました。)

趣味は特別なしと書いた主人ですが、今ではテレビゲームが趣味と言えるかも知れません

だからと言って先述した 『 ゲーセン 憩う高齢者 』 のようにはならないと思います。

主人はとにかく人の中に入っていくのが苦手なので・・・。

ゲームセンターも上手く使えば楽しい趣味になるのかもしれませんが、

私からは “ ゲームセンターで遊ぶ主人 ”というのは思いつかないので、多分今後もそうはならないでしょう。

ただ 地域での孤立を防ぎ、防災面での連携を深めるために、地元とのつながりも大切にすべきだ とあるので、

人付き合いが苦手な主人には到底無理と思われますが、どうにかその対策を考えたいものです

主人の性格を今更変えることは出来ないので、我が家は我が家なりにやっていくしかないですよね

出不精の主人だけど、先日みたいに近くで身近に行けるところを探して、連れ出すのが先決なのかも

一つの記事から、結局は主人の今後のあり方についての記事になったけれど、

主人が元気に機嫌良くしてくれる事で、主人はもちろん私も子供達も幸せを感じています



今、庭に咲いている花たち。 偶然にも紫色ばかりと気がつきました。

   

   

   









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“ 認知症 対策術 ”

2010年10月23日 | シニアライフ

ある日のこと、一枚の “ パンフレット保存版 ” というものが郵便受けに入っていました

内容を見てみると、それには 『 認知症について 』 のことが書かれていたのです

“ 単なるもの忘れと、 認知症は違います。  
  思いあたること、ありませんか?  ”
   と・・・。

                   ( 病気によるもの忘れ = 認知症 )


また、下記のようなことも書かれていました

それは、認知症家族会の方々が作られた “ 認知症・早期発見のめやす ” です


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   ① もの忘れがひどい

   ② 判断・理解力が衰える

   ③ 時間・場所がわからない

   ④ 人柄が変わる 

   ⑤ 不安感が強い

   ⑥ 意欲がなくなる

最後に認知症あんないダイヤル 0120-1652-44  いい老後にしよう
                                 
あなたの『まち』の窓口を案内します。

「 認知症ひとり悩まず地域でともに 」 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と締めくくられていました。


ちょうどそのパンフレットが入って数日後、

NHKの 『 あさイチ 』 という番組でも “ 認知症 対策術 ” が放映されていたので見てみると、

その中の話では、 “ たった一つの質問(もの忘れ検診) ”をするだけで、

認知症の判断が出来るとのことです。


その質問とは

「 一番最近のニュースを言って下さい。 」

と聞くだけでいいとのことでした。

そう質問された時、ごく最近のニュース的話題を答えられれば合格 (問題なし) ということらしいです

これで100%とは言えなくても、認知症か否かがおおよそ分かると

長年、認知症に携わっておられる先生がおっしゃられていました。


私が現在参加している 『 元気アップ大作戦 』 でも、

先日 「 認知症について 」の講座があり、それによると

認知症とは? ⇒ 認知症は病気である(誰もがかかる可能性がある) とのこと。

認知症の原因、脳の状態、もの忘れの段階、認知症の兆し、なぜこのようになるのか?

周囲のかかわり方(安定した環境・感情がキーワードであるとのことです。)についての勉強でした

下記は、そこで学んだ認知症予防のための肝心なことです。
 
☆ 生活習慣病を予防する
 
☆ 栄養のバランスを取れた食事をする 

☆ 脳の活性化 

☆ 運動習慣をつける

☆ お口の健康を保つ

☆ 地域での活動や人との交流に積極的に参加する

などが大事とのことでした。

私的には、運動面はウォーキング・ラジオ体操など自分の出来る範囲で続けること、

そして脳の活性化にはこのブログ等をしていることが役立っていると思います
 

趣味のパッチワークやぬりえ等も認知症予防に役立っていれば嬉しいな

ということで、最近の作品のUPです。

ハワイアンキルトのバッグ



パッチワークのタベストリー(150cmX120cm)

      バラの花の部分と周りの部分は刺繍です。




こちらは、大人のぬりえ♪

9月キキョウの花



10月サンシュユの花




絶対認知症にならないとは断言できないけれど、出来るだけならないよう趣味は楽しみつつ

運動・栄養面では無理のないよう努力していきたいと思っています 

みなさんも何か気を付けておられますか

























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いいかげんは よい加減

2010年04月26日 | シニアライフ

今朝のシバザクラ、綺麗に咲いています



アップにしたシバザクラ




ある日の読売新聞の朝刊 『 くらし教育 』 コーナーの中で興味ある話が掲載されていました

                               (用語委員会・関根健一さん)より


         
 

でたらめを言ったり、なげやりな態度をとったりすると、「いいかげんだ」としかられます。

でも、「 かげん(加減)」は加えたり減らしたりして調整すること、それがいい(よい)のが「いい加減」です。

どうして悪い意味になってしまったのでしょう。

「 いい加減 」 は、もともと、ちょうどよい程度を指す言葉です。

おふろの温度でいえば、熱くもぬるくもない 「 いい湯加減 」 です。

でも、もっと熱い湯が好きな人には、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。

ちょうどよい程度(適度)というのは、見方を変えると、中途半端で、どっちつかずの程度とも言えるのです。

そんなところから、大ざっぱ、無責任といった悪い意味が生まれたのでしょう。

「 お湯はいい加減だよ 」 のように、よい意味(適度)の場合は、

「 いい 」 の最初の「 い 」 と、「 加減 」 の 「 げん 」 を高くいいます。

悪い意味の 「 いいかげん 」 は全体を平たく言います。

意味の違いを音の高低で区別しているのです。


         

この記事を読んでいて 「 いいかげん 」 は決して悪い意味じゃなく、

良い意味での 「 いい加減 」 は、 「 いいあんばい 」 と解釈するのが当てはまると思いました

私もこれから先、良い意味での 「 いいかげん 」 に残りの人生を過ごせればと思っています


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今も昔も・・・

2010年02月15日 | シニアライフ

2,3年前までの私は、自分が老後の真っ只中にいるとは思ってもいませんでした。

けれど今は、自分自身でも完全に老後生活に入っていると認めるようになっています。

と言っても、「 老後 」 とは思っていながら、自分が「 老人 」だとは認めていない

という矛盾したところもあるのですが・・・(笑)

そんなことを考えている今日この頃、

本棚にあった古い本 『 あなたの老後 』 を読んでみることにしました





( 『 あなたの老後 』   毎日新聞連載 「 冷めないスープ 」 
  昭和50年10月1日  3版発行  定価1,100円
  編者  毎日新聞学芸部  )

35年ほど前の古い本なので、おそらく母が買った本なのだろうと思います


はしがきには、


『 高齢社会はもうそこまでやって来ている。

  毎年発表される私たちの平均余命の伸びは近年いちじるしく、

 「古希稀なリ」として祝った「古希」をも大きく超えてしまった。~~

~~「老い」はだれもが避けて通れない宿命として、

  私達一人一人が協力して考えなければならない問題である。~~

~~まだまだ書き足りない面も多いが、「老後」を考える参考になれば幸いである。 』


昭和49年3月           

                  毎日新聞社  学芸部長(東京)

                           平野勇夫


とあり、この本を読んでいると今も昔も老後の考えというものは変らないように思いました。

内容を抜粋すると下記の通りです。


☆ ふえる年寄り       60歳以上が、3千百万人 ( 昭和90年 ) 

☆ 老いの兆候        肉体より精神が老化

☆ 扶養はだれが       押し付けあう子供達

☆ 娘夫婦と暮らす      相続形式、扶養義務の変質で増加

☆ 住まい           必要な“居宅福祉”の考え方

☆ ペア住宅          やっと団地の中にも

☆ 過疎地の悩み       病気が一番心配

☆ 苦しい経済         年金では生きられぬ

☆ 当てはずれの年金     一時金で消えた受給資格

☆ 安楽死           老齢社会の抱える難題

☆ 孤独からの脱出      たまり場でおしゃべり

☆ 社会奉仕の明け暮れ   心豊かな生活

☆ 福祉サービス        少ない奉仕員、低い報酬   


他には“ 老後と健康 ” や “ 老後のこれから ” なども書かれていました。

読み進めていくと、今まさに老後の世界に入っている自分にとって、

35年ほど前の本が色々な点で参考になると感じました 

そして、35年も以前に作者が考えている未来の社会が、

現代社会にピタリと当てはまることにビックリです

同じ60代でも幅が広く、まだ老後は先とお思いの方、

又 私のように今が老後だと思っている方がおられると思いますが、

この本は私としてはとても参考になり、勉強にもなりました。

素敵な老後を送るには、まずは心も体も健康であることが前提で、

それに加え 『 あなたの老後 』 で読んだことがいかされればなおいいなぁと思います


 
おまけの写真はワンコです

ワンコ1番お気に入りのぬいぐるみを運んで来たと思ったら・・・



気がつくと寝ていました




まだ老後でない皆さんも、私同様、今老後真っ只中とお思いの皆さんも、

素敵な老後を送れますように










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