先週、私は全く違う2ヶ所を楽しんできました
一ヶ所目は京都府八幡市にある円福寺。
そのお寺で4月20日に精進料理を振舞う 『 万人講(まんにんこう) 』 が営まれるということで
友達が誘ってくれたのです。
友達は何回も行ってるとのことですが、私は初めての参加で見るものすべてが珍しく興味深々
“ 円福寺 ”は“ だるま寺 ”とも呼ばれているそう。
境内は広々としていました。
まず、今回テーマの 「 精進料理 」 を頂くため、広いお部屋に通されました。
皆さんズラッと座って 「 精進料理 」 が出てくるのを待っています。
お坊さんが背筋をピンとさせ、「 精進料理 」 を両手に持ち私達の前まで運んできてくれました。
( その状態は写真に撮ることは出来ず。 )
これが初めて目にする 「 精進料理 」 です
筍ごはん・がんもどき一つ・小さなこんにゃくの煮物と生麩の揚げ物・高野豆腐二切れとお漬け物・若竹のすまし汁とメニューはシンプル。
これが 「 精進料理 」 なんだと知り、お坊さんは毎日こうした食事を食べておられると聞き驚きでした
「 精進料理 」 は、厄除けや開運の御利益もあるとのことです
そして 「 精進料理 」 は完食しなくてはダメとのこと。
ですが、人より食べるのが遅い私なのです
完食出来るか心配したけれど、友達が「ゆっくり食べていいよ」と言ってくれたので、
皆さんより遅かったけれどなんとか完食出来ました
食事の後はお坊さんの法話を聞くため別の部屋に移動です。
廊下で二人を写して貰いました
お坊さんの法話は、今回は震災後ということで、震災の話をして下さいました。
法話だけに、中身の濃いお話で聞き入ってしまいます。
法話を聞いた後は肩こりに効くとのことで、若いお坊さんが扁平の木製の棒を使って右肩を数回、左肩を数回
ピシッピシッと叩き、最後に背中を擦って下さいました。
これを “ 警策(けいさく)で打つ ” と言うらしいです。
その円福寺の近くでは “ ぼたもち ” が有名とかで、お土産に買って帰ることに。
“ ぼたもち ” は私の知っている 「 おはぎ 」 その物でしたが、とっても大きくて一つがお茶碗一杯はありました
円福寺での「 精進料理 」 をいただいたり、法話を聞いたり、警策を打ってもらったりは、
私にとって初めての体験でしたが、結構楽しかったです
そして二ヶ所目は、どしゃぶりの雨が降っていた23日に初めて歌舞伎観賞に行った同じ松竹座へ
今回は新派喜劇公演『三婆(さんばば)』を観に行ってきました。
午後3時半開演でしたが、早めに友達と会ってランチをしたりデパートに寄って買い物をしてから松竹座に行きました。
私達が開場前に松竹座に着いた時にはもう沢山の入場者でしたが殆どの人が中高年です。
松竹座の館内に入ると歌舞伎関係の大きな看板の絵がまず目につきました。
今回観劇の『三婆』のことはパンフレットにこのように書かれていました。
有吉佐和子の原作をもとに上演を重ねてきた傑作『三婆』がいよいよ大阪松竹座初登場!!と言う事で、
水谷八重子・朝丘雪路・波乃久里子・中田喜子・藤田朋子・安井昌二さんなどが出演者でした。
看板に書かれていた 「 正しい老後の 過ごし方教えます 」 の言葉に惹かれ期待したのですが、
最後の方でやっと面白いと思える場面があったものの私としては、もう一つ???と思いました。
でも休憩の時に売店へ行った時に藤田朋子さんが『東日本大震災の義援金箱』を持っておられ皆さんに
募金の協力を呼びかけをしてらしたので、すぐ目の前でお目にかかれたことが良かったです。
テレビで見るあの若々しい藤田朋子さんそのままでした。
私達も気持ちだけの義援金を入れさせてもらったら、さすが芸能人あちらから握手を求めてくれました。
松竹座に行った友達とも仲良くパチリ
終わったのは午後6時過ぎでしたが、外はまだ明るく雨も止んでいたので、
二人でゆっくりとお茶をしおしゃべりをして楽しい時間を過ごし帰路に
先週は2回、それぞれ別のお友達とのお出かけ全く違う場所でしたが、どちらも楽しく過ごせました。
お二人のお友達、声をかけてくれて嬉しかったよ