今週もいろいろなチーズが届いています。
フランス産はノルマンディー地方の白カビのレオ社のカマンベールや
ロワール河周辺で作られた優しいが奥深い味わいのウオッシュ。
まろやかな口当たりの青カビのフルムダンベールと、
ディープな青カビファンに人気の高い羊乳のロックフォール。
スイスとの国境沿いのコンテ地方の名産、ハードタイプのコンテ。
シェフがこよなく愛すバスク地方のオッソイラティー。
(オッソイラティーは現地では黒サクランボのジャムと一緒に食べるので
黒サクランボが入手できる時は黒サクランボのジャムを作りチーズに添えていますが、
黒サクランボが無い時は、赤ワインでジャムを作りチーズに添えています。)
イタリアのトスカーナ州のトマトソースとオリーブオイルを皮に塗って熟成させた
ペコリーノ・アンティコ・ムジェッロやスペインの軽くスモークを掛けたイディアサバル。
(イタリアのチーズについては、僕が可能な限り毎朝かよったフィレンツェの中央市場の
チーズ屋のおばちゃんに色々味見させてもらい、かなり鍛えられました。)
素朴な牛乳の味がする、北海道・釧路の鶴居で片山さんが作るリーレ・ツルイ。
などなど美味しいチーズが揃ってます。
たとえば、野菜や果実のように実直に愛情を込めて作物を作る生産者さんがいるように
チーズにも誠実に牛や羊や山羊を育て、その乳で真面目で真剣にチーズをつくる
生産者さんがいます。
そして、その人達が手塩にかけて作ったチーズは本当に美味いです!・・・ので
ライオンミドリでぜひワインと一緒に試してみてください。