ライオンミドリ la cantine du lionmidori

気の利いたつまみ、おいしいナチュラルワイン、ちょっと珍しいお酒、幸せなチーズ、明日も頑張れる気持ちになるデザート。

ラ・ビアンカーラ//マシエリ=那覇でヴァンナチュール=永遠の裏定番

2019-09-18 13:36:53 | ワイン


可能な限り自然に寄り添い、化学的な物を使わずに造った自然派ワイン、ヴァンナチュールの中で

ライオンミドリでも多くの方に飲んでいただいている「マルセルラピエール/モルゴン」は

自然派ワインの永遠の定番と紹介される事が多いですが

オイラの中でに勝手に、’裏定番’として位置付けしている「ラ・ビアンカーラ/マシエリ」の紹介です。

ビアンカーラの当主アンジョリーノ・マウレさんはイタリアの自然派ワインの代表的な造り手の1人です。

いわゆる一般的な白ワインと違って、分かりやすい果実味だけではなく、鉱物と塩気と素直な果実味、

それらがきちんと混ざり合った味わいと香り、その飲み心地の良さから“大人のポカリスエット”とも

言われるアンジョリーノさんの造る美味しいワインを、ナチュラルワインという言葉が一般的ではなく、

自然派ワインがほとんど売れなかった約20年前から輸入し続けてくれたインポーター、

ヴィナイオータさんのおかげで自然派ワインに興味を持ち好きになった人はプロアマ問わず

本当に多いはずです。



ヴェネト州にあるラ・ビアンカーラの近辺に設置されている看板(案内板)です。

ワイナリーを訪問する際の目印ですが、

ワインの中にある色や香り、味わいなどの個性の大半は、セラーでの作業ではなく、

畑(土壌、その年の天候、畑での作業のしかた…)に対する取り組み方次第であるという信念の人

アンジョリーノ先生のキャラを表しているような看板です!

* ラ・ビアンカーラ マシエリ ¥4500-









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山羊のチーズとクルミの温かいカナッペ

2019-09-12 13:40:54 | フード メニュー


口に入れると、とろける山羊のチーズとサクっと崩れるバゲットが混然一体となる

ワインとのマリアージュも抜群なカナッペです。

お酒のつまみや、ちょっとだけお腹の足しにしたい時とかにどうぞ<(_ _)>

* 山羊のチーズとクルミの温かいカナッペ  ¥500-

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なかなか買えないルーシー・マルゴー、リターンズ / ピノグリ・ペットナット=沖縄でヴァンナチュール

2019-09-10 14:32:03 | ワイン


なかなか買えないルーシー・マルゴーのワイン、

先月のブログで紹介した「グリ・ド・フローレット」は早々に完売してしまいましたが

ピノグリ種で造る無添加の微発泡ワイン、「ピノグリ・ペットナット 2018」が届きました。

残暑の厳しい中で飲むのに、本当にピッタリな味わいの自然な微発泡のロゼワインです。


「ルーシー マルゴー」はアントン ファン クロッパー氏が愛娘ルーシー マルゴーの名前を冠して

オーストラリアで設立したワイナリーです。

アントンは元シェフですが、シェフ業中に様々な素晴らしいワインに触れて

自身でもワインを造ろうと決意して転身。

アデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才です。

糖度計やその他の機械類で測定された数値には一切頼らない彼のワイン作りは非常にシンプルです。

収穫期には毎日10kg近くブドウを食べ、収穫される果実の味わいからインスピレーションを得て

その年のワインのスタイルを決定するのです。

収穫されたブドウは全て野生酵母で発酵。温度コントロールも行わない為

出来上がるワインは毎年味わいが違います。

加えて毎年収穫されるブドウの味わいによってブレンドやキュヴェを作り変える為に、

同じスタイルのワインが殆ど作られません。補酸も補糖も行いません。ラベルも毎年変わります。

醸造中、SO2(酸化防止剤)も一切使用しませんが、 ボトリングの際には極わずかな量だけ

(赤道を越えて日本に輸出する上で最低限の責任量だとアントン自身が決めた極少量です)

SO2を使用します。


*ルーシー・マルゴー・ピノグリ・ペットナット 2018(ロゼ/微発泡) ¥6990


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5歳の時からワインを楽しんでいた男 / ドメーヌ・ド・ヴェル・ビューのミュスカデ  那覇でヴァン・ナチュール

2019-09-06 12:24:47 | ワイン


なんともフランス人らしい逸話を持つジェローム・プレトドーさんが造る白ワインの紹介です。

5歳の時から、⾷事中に父親の飲むワインを毎⽇味⾒させてもらい、

その頃からすでにワインて美味しいと思っていたブレトドー君ですが

15歳の誕生日に⽗親から何気なくプレゼントされたボルドーワインの教本が

彼のワイン⼈⽣に完全に⽕をつけてしまい、ボルドーワインの購入費用を捻出するためバイト三昧!

ボルドーのクリュクラスのワイン(1本¥10000-とかです)のほとんどを⾃腹でテイスティング!

16歳の時に、⾃分のワイナリーを持つことを人生の⽬標に定め、

18歳からワイン醸造学校で2年間醸造学を徹底的に勉強し、

卒業後は別の学校で2年間ブドウの栽培学を学んだ後、

ワイン農協に就職して栽培醸造責任者として10年間働き、農協でサラリーマンをしながら、

同時に⾃らのワイナリー/ドメーヌ・ド・ヴェル・ヴューの⽴ち上げの準備を堅実に進めていった

ジェローム・プレトドーさんです。  ↓↓↓↓↓




*ミュスカデ・グラニット・レ・ペリエール 2017 ¥5400-

このレ・ペリエールはパリのパラスホテル(最高級ホテルの事です)「ル・ブリストル」内にある

ミシュラン三つ星レストラン「Epicure」のワインリストに今年から加わりました!!





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ナタネ油で走る車で作業する男//ヤニック・ペルティエ=ロワズレ//沖縄でヴァン・ナチュール

2019-09-02 13:47:32 | ワイン


無農薬で栽培したブドウを化学的な物を加えずに造る自然なワイン、ヴァン・ナチュールを

南フランスのサンシニアンで造る、ヤニック・ペルティエの紹介です。

まだまだヤンチャな風貌の残る生産者のヤニックさんですが

実際は相当なエコの方で、畑の土壌の生態系(微生物など)を守るため

葡萄畑には極力トラクターは入れず、小さな耕耘機で作業をしていますし、

ワイナリーで使う車は、なんとナタネ油で走らせているそうです。

ナタネ油は、油を作る際に下の方に溜まるオリを含んだ部分(廃棄される部分) を

油の生産者から無料で譲り受けて使っているらしいです。

ワイナリーを訪問された日本のインポーターさんに話を聞くと、

走行中は想像以上にユニークな匂いがするそうです。

そんなエコ伝説が多数あるヤニック・ペルティエさんですが、

造っているワインは真っ当で、パリの自然派ワインをメインに提供するビストロ等でも

人気が高いです。

パリに「ラヴィニエ」というカリスマ的なワインショップがありますが、

(自然派ワインはもちろん、超高級ワインや生産量の少ないワイン、

各年代のビンテージ物も充実している物凄いワインショップです)

ラヴィニエから依頼されてショップのオリジナルワインも作っているそうです。


*ヤニック・ペルティエ/ロワズレ 2015(赤/グルナッシュ・サンソー)   ¥4500-
 

”ロワズレ”は数百年前に地元で方言のように使われていた「小鳥」を意味するフランス語で、

小鳥のさえずりをイメージしたラベルにしたそうです。





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