一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

工作―ピョンピョンガエル

2008年09月18日 | プレイグループ活動
台風13号の影響で、雨模様となり、何人かは乳母車にレインコートをかけて来て下さいました。自転車で来る方は、雨になると厳しいです。

今日は、Tちゃんのおばあちゃんも来てくれました。沖縄から泊まりに来ているそうで、「沖縄のおばあ」と一緒でうれしそう。しっかりもののTちゃんが、今日はちょっと甘えん坊に見えました。

今日の手遊び「やさいのうた」
トマトは トントントン (げんこつをとんとん)
キャベツは キャッキャッキャッ (両手をパッパッパッ)
キュウリは キュッキュッキュッ (両手でしぼるみたいに)
ダイコンは コンコンコン (頭をコンコンコン)

ピーマンは ピッピッピっ(人差し指でツンツン)
カボチャは チャッチャッチャッ (拍手)
ニンジンは ニンニンニン (人差し指を立てて忍法の手)
ハクサイは クサイクサイクサイ (鼻をつまんで手をひらひら)

リズムもいいし、動きも楽しいので、子供は大好きです。喜んでくれるので、何度も歌ってしまいます。

絵の上手なお母さんが、野菜たちのかわいい絵を描いてくださり、ひとつずつ割り箸の柄がついてます。歌に合わせてそれを振ると楽しいのですが、子供たちが持ちたがって、みんなに持たせるのが大変。こちらも持っていると手遊びができないので、今日は持たないで、順に並べておきました。子供たちで取り合いにならず、それもよかったかも。

余計なこととは思いながら、「ハクサイはほんとはおいしいんだよ」と、ちょっとハクサイのために弁明してしまいました。言葉遊びとしては、おもしろいんですけどね。

今日の絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」

加古里子さんの定番絵本。だるまちゃんシリーズのひとつです。
お友達のてんぐちゃんと同じものが欲しいだるまちゃん。おとうさんのだるまどんは、一緒に考えて探してくれます。

まねっこしてきただるまちゃんを見て、そのたびにてんぐちゃんが「いいねえ」と言ってくれる素直な姿、最後に「いっしょだね」と仲良く喜んでいる二人、大好きです。ほのぼのとしたお友達関係がいいです。

みんなに読む時には、一つ一つの絵をゆっくり見ていられませんが、親子で読む時には、「この靴はだれのだろうねえ」などと話しながら、隅々まで楽しんで下さい。

聖書のお話「帰ってきた息子」

今月はルカによる福音書15章にある放蕩息子のお話です。今日は絵本を使ってお話しました。

お父さんに財産をわけてもらって家を出た息子は、お金があるうちはみんなにチヤホヤされて楽しく遊んで暮らしましたが、お金がなくなると友達も離れてしまい、とうとうブタのえさを食べながら仕事を手伝う生活に。そこで思い出したのは、お父さんのこと。今さらだけど、帰るところはそこだけです。うなだれて帰る息子を、ずっと待っていたお父さんは、駆け寄って思い切り抱きしめました。

自分の失敗に気づいたら、素直に謝ってやり直せばいいのです。本当に自分を愛してくれる人は、自分がどんなになっても受けとめてくれるのですから。

今日の遊び「工作」
スーパーの袋の底の両角に、新聞紙を丸めて入れて、輪ゴムでとめます。これがおめめになります。

次に新聞紙をたくさん重ねて大きなボール大にまでして袋に入れると、これがお顔です。袋の持ち手をしっかり結び、丸い顔にします。

目のところを黒く塗り、かわいい顔を描くと、カエルのできあがり。目の間につなげた輪ゴムをつけて、広告の紙を細く切った足をつけると、大きなヨーヨー、ぴょんぴょんガエルになりました

子供たちは、自分の顔よりも大きいカエルを持って、揺らす子、振り回す子、引きずる子、いろいろありますが、大喜びです。

センスのいいお母さんが、カエルの目のところをうまく使って、赤ちゃんマンをつくってみました。これは好評でした。また、目ではなくて大きくしたら耳にならないかしら、と工夫して、ミッキーマウスに挑戦しましたが、白い袋を真っ黒に塗るところで挫折。しろくまちゃんなら、できたかしら?


放蕩息子のお話は、神様から離れていた私たちが、神様のもとに戻ろうとした時に、神様がすべてゆるして受けとめて下さることを表しています。親のあり方として教えられるところも多いです。

神様のように、本当の愛の人にはなかなかなれませんが、私たちも、子供が失敗して悔やんでいる時には、「だから言ったじゃない。自業自得だよ」と追い討ちをかけて苦しめないで、「大丈夫、もう一度一緒に頑張ろうよ」と励ましてあげたいものですね。

自分の子育ての失敗を思い出しながら、相棒のしてくれるお話を聞きました。