一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

詰めたり、切ったり

2009年01月22日 | プレイグループ活動
今日は月に一回の小麦粘土の日。
お天気が雨なのと、お熱をだしたりお腹の具合の悪い子供たちが多いという話もあり、何人来るかなあ、と予想がつきませんでした。それで、いつもは早めに用意する小麦粘土は、みんなが集まってから作ることにしました。

そのうち、雨にも関わらず、次々とお友達が集まりました。
先週お熱で休んだHちゃんが一番乗り。Mちゃんもすっかり元気になって、やってきました。下の子が生まれてしばらく来ていなかったMくんも顔を見せて、久しぶりの再会を喜ぶお母さんたち。

じゃあ、粘土を作ろうか、というわけで、今日はピンク、緑,黄色、紫の4色を作りました。紫は赤と青を混ぜて作るのですが、2色のバランスが悪いと灰色になってしまい、今日は苦戦していました。が、試行錯誤の結果、紫イモのお菓子のようなきれいな粘土ができました。

粘土遊びが大好きなKくんは、作っている横で、もうすでにのし棒でのしながら遊び始めていました。プログラムを始めるために「じゃあ、お歌にしよう」と言うと、いやだあと泣き叫び、離れようとしません。

どうしようかなあ、と迷いながらも、粘土はちょっと棚の上に載せて、とりあえず座って待っている子供たちのところに行きました。横目で見ると、まだあきらめられないKくんに、お母さんがちゃんとしゃがんで言い聞かせていました。しばらくすると、またいつものニコニコ顔に戻って、みんなのところにやって来ました。

根気よく言い聞かせたお母さんは偉いなあと思いました。

子供にもよりますが、3歳くらいの子は、上手に気持ちを切り替えさせ、次のことに興味をもつと、前のことにはあまり引きずられません。悪く言うと「だましがきく」、よく言うと「今が楽しければ大丈夫」。子供に振り回されないためにも、根気よく「だまして」説得してください。

歌やお話しが終わって、おやつで一服した後、やっとおまちかねの粘土遊びです。

今日子供たちに流行っていたのは、粘土のかたまりに棒をさす遊び。一人の子が、そこにあった棒を粘土にさして穴をあけて遊んでいたら、他の子もやりたがりました。そこでみんなに小さいストローを出してあげました。プツプツと穴をあけるだけですが、それがまた楽しいんですね。

穴あけ遊びの後は、プリンカップに粘土を詰め込んだり、丸めた粘土をへらで切ったり。粘土遊びは飽きることがありません。

今日の絵本
「たまごのあかちゃん」
福音館書店の幼児絵本シリーズ(2~4歳向き)
たまごの中でかくれんぼしているあかちゃんに「だあれ? でておいで」と声をかけると、さあて、何の赤ちゃんが出てきたのかな?

「もこもこもこ」
文研出版の絵本
見開きいっぱいの広い空間に、とつぜんあらわれた「もこ」
だんだん大きくなって、なにがおきるのか。

谷川俊太郎さんのむだのない言葉と、もとながさだまささんのグラディエーションのきいた鮮やかの色使いが独特な世界を作っています。シンプルな音と色の変化に、子供たちはじっと見入っていました。

「ころころころ」(福音館書店)の面白さと似ています。

今日の手遊び「大きくなったら」
先週と同じです。もう覚えたかな?

聖書のお話し「世界のはじまり」
今月のお話しは、創世記のはじめにある天地創造のお話しです。きょうは、絵本を使いました。

「だれがつくったの」
だれがつくったの のにさくはな(両手を会わせて上に向け開いてお花に)
のさくはな のにさくはな
だれがつくったの のにさくはな
てんのかみさまよ(右手の人差し指で上を指さす)

「のにさくはな」のところが変わります。
2番は
 ひらひらちょうちょ(両手でちょうちょをつくり、ひらひら)
3番は
 すいすいさかな(両手を合わせてふくらませ、前に向かってくねらせる)
4番は
 あなたとわたし(向かいの人と自分を指さす)