ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

『灘校物語』

2022-09-04 21:33:49 | 本と雑誌
今日読み終った本は和田秀樹『灘校物語』
灘中ー灘高ー東大医学部とエリートコースと思われるんだけど
どん底の成績になったり深夜放送にハマり過ぎたり
と波乱万丈な所が面白い。
受験の成功方法が判る本なんだけど
すでに私は東大に行くきも無いので、そのへんはサクサク読んだ。
作者本人の欠点も含め赤裸々に書いている所も良い。
登場人物が実存していてライバルというかいじめっ子が
コラムニストの故人勝谷 誠彦氏だったとか
読後に調べて判った話も興味深い。
面白くてためになる本だった。

今日観た映画は『祈りの幕が下りる時』
2018年1月27日公開、東野圭吾原作。
主演は阿部寛
東野圭吾の人気ミステリー小説を映像化した
『新参者』シリーズの完結編にあたる。
映画ぽい映画だったなぁ
『砂の器』に似ていると思った。
ただ、殺しの理由に説得力が無いので
家族を守るために他人を簡単に殺すので
共鳴できないところが致命傷だと思う。
原作を読んだ時には感じなかった違和感。
映像は如何にも映画だったので惜しい。