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今日読み終った本は浅田次郎『母の待つ里』である。
私はブラックカードを持っていないので
年会費が35万とか、1泊2日で税別50万の旅行もしないというか
出来ないけど、主人公たちの気持ちは判るのである。
心情が分れば、その本の世界に入っていける。
でも1泊2日の50万の旅には行かないだろうなぁ。
心は満たされる50万である事は分かるのだ。
故郷を持たない私が憧れる故郷である。
難しいのはずーっと住み続ける場所ではなく
旅行で行く場所と考えてしまうとこが寂しい。
もっとストレートに泣ける浅田作品を読みたい。