『樹海のふたり』『アメリカン・ハッスル』

今日観たＤＶＤは『樹海のふたり』『アメリカン・ハッスル』である。
『樹海の二人』はインパルスの二人が主演の
ドキュメンタリー風の映画である。
富士の樹海が舞台の映画である。
ＴＵＴＡＹＡに行くまでは、知らなかった作品だ。
でも、幾たびごとの手にとっては借りようか悩んだけど
今回は借りてみたのだ。
正解だった。
コントの二人だけど真面目に普通に演じている、
けっして巧い演技ではないのだろうけど
だからこそ、味を出していたような気がするのだ。
ドラマは樹海だけではなく、それぞれの生活も描かれていて
それぞれに悩みがあるわけで
その辺もキッチリと物語を彩っているわけである。
不器用だけど真っ直ぐな人達を見事に演じていた。
そんなに有名な作品ではないけど、私は好きだな、こういう作品が。
良質の本を読んだ後のような感じである。

『アメリカン・ハッスル』は１：９分けの
腹が弛んでいる主人公が主役なんだけど
格好良く見えてしまうのだ
役割が真面目に仕事に取り組む詐欺師だからかもしれない。
詐欺を働く相手が善良なる市民ではないので
１：９分けを応援してしまうわけだ。
詐欺と言えば、
ポール・ニューマンとロバートレッドフォードの『スティング』
が実に爽やかにニヤリとさせてくれる映画だった。
曲も良かったよなぁ。
エンディングは大事だと思うのである。
特にＤＶＤを観ている場合は
エンディングがやたらと長いので早回しにしてしまうけど
良い曲だったら早回ししないでずーっと映画の余韻を
楽しめるものだから。