下町ロケット 価格:¥ 1,836(税込) 発売日:2010-11-24 |
今日、読み終わってしまった本は池井戸潤『下町ロケット』である。
もっと、長く読んでいたかった本です。
つい手にとってしまうと、次へ次へと読みたくなってしまうのである。
まぁ、なんとか我慢して一週間かけて読むことが出来た。
多分、そういう我慢が出来なかったら一日で読み上げただろうと思う。
勇気をくれる本だ。ガッツポーズを登場人物たちと一緒にしてしまいそうだ。
敵役の憎らしさと底の浅さは池井戸作品の特徴だ。
実社会にもいるんだよなぁ、こういう人達が。
本のように自分の詰まらなさを気づかないまま一生を終えていくかもしれない。
気がつかなければ、きっと幸せなんだろうな。
あえて、忠告をしても、きっと大きなお世話と思うんだろうな。
忠告なんて、言う気も起こらない。
そもそも、そんなに仲が良くない他人なのだ。
ほっておいておく、というか無視しているに限る。
そういう人との接点を少なくするのが、楽しく生きるコツだ。
改札口でピンポン鳴らす人は、だいたい決まった人が鳴らすと思う。
カードのあて方だとか、見ているとなんとなく危険というか
この人と違う改札口から入ろうと思うのである。
慌て者というのは、どういう場面でも慌て者なのである。
仕事の事を話すときに、憂鬱そうに話す人がいる。
おかれている状況だとか条件だとか色々あるんだろうけど
憂鬱な顔でいると憂鬱を呼んでしまうって思うのだ。
他人の事は見えるのに、自分の事は見えないものである。
憂鬱な仕事になりそうなときは
トレイに行って『さぁ、格好良く頑張ろう』って鏡に言おう。
『オレは格好良いから、どんな仕事も出来ちゃうのだ』ってか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます