私がゴルフに夢中になれる理由

ゴルフと恋愛は思い通りになりません。
だから、夢中になれるのではないでしょうか。

ゴルフは思い通りになりません。
あの場所に、この直径数センチのものを飛ばしたい、カップに入れたい
そう思っても、なかなか入りません。
思いのほか右にそれたり、ひっかけたり、あさっての方向に行ったり
腹の立つこともたくさんあります。

ゴルフは健康にいいと言いますが、それだけではありません。
ボールを打つのは、4時間のうちの数分です。
1時間も打っていないことでしょう。
ほかの数時間歩いているから健康にいい、というわけではなさそうです。

クラブを振っている時間は少なくても、あとの3時間以上も歩いている時間に
考えています。
次はあそこからだから、140ヤードくらいあって、あのクラブを使って
その次は、アプローチショットにしよう・・・・・とか
池があるから短くきざもうとか、バンカーはよけたいとか・・・・・
その、考える時間は至福の時間です。

仕事も、今日の夕飯のことも（ランチのことは考えていますが）、
雑多なことは何もかも忘れています。
ゴルフ以外の時間は、大概が仕事のことを考えています。
病棟の管理者だから、ほぼ考えています。
休みの日であっても、今日はスタッフは休んでいないだろうか、
トラブルはないだろうか、患者さんは減っていないだろうか、
電話が多くて、外来の予約はうまってしまっていないだろうか、
考えない時間はあまりありません。

ですから、長く休むとそのことを考えなければならず、けっこう疲れます。
休めば休むほど、復帰したときに疲労感が大きいです。
長い連休より、一日おきにお休みするほうが楽です。

ところが、ゴルフしている時間だけは、ただゴルフのことだけです。
ただのストレス解消のためじゃない、常に目標もあがりますから
ポジティブになれます。
それが生きる力になるわけです。

昨年は新しい病院を建てて、新しい病棟を立ち上げたにもかかわらず
精神的にも肉体的にも安定を維持できたのは、ちゃんとゴルフしていたからです。
ただ遊んでいるだけじゃない、私の大切な時間です。
それに、一緒に付き合ってくださるみなさん、

　　今年はもっとよろしくね

と、言いたいです。
いつも一緒のＲ&Ｂさん、めろんママさん、時々マロンママさん、
Reeさん・・・・・
病院の仲間、昔ながらの知り合い、友人などたくさんいますので
予定がいっぱいになることでしょう。　　たぶん。

さて、初打ちをしますよ～

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