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お焼香

2014年10月10日 | 雑記
ご自宅で亡くなった患者さんのところへ、お焼香に行ってきました。
関西の娘さんと、アラスカに住む娘さんも、また、息子さんもそろっていらっしゃいました。
思いのほか、急なことだったので最期の瞬間には奥様と一人の娘さんしか
そばにいることができませんでした。

遺影は、ふっくらしていいお顔でした。

私が訪問したときには、痩せて骨ばっていましたので、そういう写真をみるとほっとします。
もう食事もほとんどしていなかったので、どんどん痩せていったようでした。
がんの治療をしていたので、大好きだったお酒も我慢していたようです。

初めて訪問したときに、お酒は飲んでもいいと伝えたらびっくりしていました。
そして、その日の夜にビールを炭酸で割って飲んだら美味しかったと。

飲みたいもの、食べたいものが食べられないということは相当辛いことだと思いました。
生きることは食べることです。
それができなくなったら、生きられないことを感じてしまうのでしょう。

お焼香して、一人残される奥様の今後の生活が心配になりました。

 「私の時にはどうしたらいいのかしらね」と。

いつかは一人になる日が、誰にでもありますが、先に逝ってしまうほうはまだいいわねと
娘さんと話しました。

ご冥福を祈ります。