Design Manhole Cover

Design manhole cover that gathered throughout Japan

緑提灯

2008年02月07日 | 身辺雑記
緑提灯

赤提灯ではなくて、なぜ緑提灯なのか。
詳しくはHPをご覧いただきたいんですが、簡単に云うと、
日本産の食材がカロリーあるいは重量ベースで提供量の50%以上だと緑提灯を掲げることが出来ると云うことなんですね。
そして、
50%以上が★ひとつ、
60%以上が★★ふたつ、
70%以上が★★★みっつ、
80%以上が★★★★よっつ、
で、90%以上が★★★★★いつつとなるんですな。
それで、この★の数なんですが、これは店主の自己申告なんだそうです。
近頃は擬装問題で世間は賑やかですが、緑提灯では、
『著しく申告違反をした店主は、「反省」と書いた鉢巻きを巻いたり、丸坊主にするなどして深く反省すること』なんてことで、お店を信頼してると云うか、洒落が効いているっていうか・・・。

そんなこんなで、現在日本各地に100店舗ほどの緑提灯のお店があるようです。


以下緑提灯のHPより引用

「商品の半分以上が地場産品のお店を『緑提灯』でアピールしよう!」と言う 緑提灯運動は、2004年4月に北海道農業研究センター所長を務めていた 丸山清明所長のアイディアが出発点。
「北海道を旅行する多くの人は、北海道の自然を満喫し、北海道の食を堪能する、 と思い込んでいる。しかし、食べている物の多くは 外国製だったりする。その逆に、北海道で大量に作られる小麦の多くは道外で消費される。原料生産よりも商品化の方が格段に多くの利益を生むため、 利益の殆どは道外に流出している。北海道の人が北海道で利益を生み出さなければ、幾ら食糧生産基地と自慢しても、北海道自体は決して豊かにならない。」
北海道が失っている利益は少なく見積もっても5000億円を下らない。この構図は、全国の各地方の何処にでも当てはまると言うのだ。
普通ならこの話を、「研究推進会議」や「道産品消費拡大戦略会議(仮名)」 と言った会議で注意喚起をしてそれでお仕舞い。良くて、役所に「対策室」が 出来て、パンフレットが各業界団体に配られて幕。ところが、この活動の光るところは、それを「赤い提灯を緑に!」と言う、非常に具体的な「サイン」 として目に見える形を持たせたところだ。


と、云うことで、毒入り餃子事件以来、問題視されている食糧自給率を考えるにあたり、各メディアに緑提灯が取り上げられていますね。
価格的には赤提灯よりも少し高めだそうですが、緑提灯を見付けたら入って見ましょうかね。

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