Design Manhole Cover

Design manhole cover that gathered throughout Japan

寛容力

2008年12月26日 | 読書
寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~
渡辺 久信
講談社

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「僕はもともと、指導者というタイプじゃない」
という序章からはじまるが、指導者としてはNHKで今再放送中のドラマ「フルスイング」の高畠導宏コーチのような、選手の力を引き出すタイプの指導者ですね。
選手の性格によって接し方を変えるやり方は、コーチングそのものです。

自分は指導者に向いていないのでは、とお悩みの方には是非読んで頂きたい一冊です。

川と空

2008年12月20日 | 身辺雑記
夕食後、息子が「ちょっと聞きたいんだけど・・・」
って、云ってきた。

何でも、ボランティア先の人から「介護はそれぞれの相手によって対応が違うので、介護や対応ついての答は無いから自分で考えて」
みたいなことを云われたんだけど・・・、どう思う?
と云うことでした。

コーチして欲しいの?
お父さんの考えを聞きたいの?
って聞いたら、
考えを聞きたいってことでした。

少し話してみて解ったのは、「介護や対応ついての答は無いから自分で考えて」
の「答は無い」と云うところに引っ掛かっているようでした。

「お父さんだったら、『答は無数にあるから、どれを選ぶかは自分で決めるんだな』って云うな」
って、答えてみました。

息子の顔が急に明るくなって、笑い出した。

「うん、そうなんだよね」


何かの答を探し求めるとき、
無い(誰も教えてくれないから、自分で探すしかない)と思うのか、
有る(沢山ある可能性の中から、時分で探すのか)では、随分違いますね。

インフルエンザ予防接種

2008年12月19日 | 身辺雑記
病院へ行ったら、看護士さんや事務の方達全員がマスクをしてるんです。
こんなに全員がマスクをしている光景って、チョッと異様に見えたな。
皆さん予防の為のマスクなんですしょうかね。

実は、インフルエンザの予防接種は初めての経験でした。

痛いって、聞いてたもんだから期待しちゃったんですが・・・。
(・・・ん~~~!チョッと変な表現でしょうか)

私しゃM男じゃ無いつもりなんですが。(^_^;)

まあ、それは兎も角、注射自体は痛くないですね。
注射針も随分細い針でしたよ。
注射よりも懐具合の方に痛かったな。
なんと注射の料金が4200円なんです。
これって、保険が利かないからなんですね。

予防接種直後は、少しムズ痒い感じがしてましたが、今は押すと少し違和感を覚える程度ですね。
腫れが4~5日続くそうなんですが・・・。


21日は研修会&忘年会。
22~24日はお休みを取って、青森まで行き、秋田から新潟方面を回ってくる乗り鉄の旅ですよ。(^^)

旅行中に風邪を貰わないように私もマスクを用意して行こうかな。
などと、ブログ更新が出来ないかも知れない言い訳の予防線を張っている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

今年最後の・・・

2008年12月15日 | 身辺雑記
今日は、今年最後のCTP(コーチトレーニングプログラム)でした。
これから、クラスコーチとしては2週間のお休みに入ります。

年明けからは、新しいモジュールに挑戦しますので、今から少しずつ勉強してスクリプトを書き上げて行きます。

それから、今日はもうひとつの今年最後だったのが、私のメンターコーチとのセッションです。
コーチの有効性を一番良く知っているのはコーチ自身です。
私もコーチを付けてから、ゴールが明確になったり、頭の中の整理が出来たりと云う成果を沢山得ています。

今年最後のコーチングで得た成果は、
「休みは自分から取りに行っても良い」ということでした。
働き蜂世代の私は、どうしても「疲れたり怪我や病気で働けなくなったら休む」と云う感覚だったのですが、自分のリフレッシュのために自分から休みを希望して取りに行っても良いんだってことに、今、気づきました。(^_^;)

そんなこんなで、来年こそは計画的に休みを取ると決意新たな今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

言い難いこと

2008年12月14日 | 身辺雑記
雨の朝、寒いな~、出かけるのが、ちょっと億劫だな~。
なんて、思わせてしまう空模様。

でも、今日は「えびコミ」の2回目ですから、シャキッとして行かないと参加者の皆さんに申し訳ないですからね。

今回から、新たに女性が一名参加されています。

先ずは、自己紹介と最近あった良い話しなどをしてもらうところから始めました。


実は、勉強会では、会の中でのことは外へ洩らすことはご法度なんです。
ですが、今回は読者の皆さんにシェアをしたいと思いましたので、発言者の了解をいただきました。


空手家でワーキングウーマンのC子さんには、二人の小学生の息子さんがいらっしゃいます。

その息子さんに、
「土曜日に友達とショッピングセンターへ行くからお弁当を作って」
と言われたそうです。

ショッピングセンターは、住まいの団地から、1km程の距離にある大きな商業施設です。

子供たちから話を聞いた親の中に、ショッピングセンターと団地の間には交通量の多い道路や交差点があるので、子供たちだけでショッピングセンターへ行かせることに反対する強硬な意見があったそうです。

結局、親たちの話し合いで、ショッピングセンター行きは中止ということになり、子供たちのショッピングセンター行き計画は中止となりました。

土曜日の朝、
「団地内で遊ぶから、お弁当を作って」
という息子に、
ショッピングセンターへ行かないことを約束させ、送り出しました。

帰宅した息子は、友達と部屋で遊んでいます。
その子供たちの話の中にショッピングセンターの名前がしばしば出てきたことが、C子さんには気になりました。

息子の友達が帰った跡で、息子に聞いてみました。
「今日は、ショッピングセンターへ行ったの?」

空手家の鋭い眼光と迫力に、抵抗する術もなく息子は白状へと追い込まれます。

更に追い討ちをかける母親、
「どうして、そんなことしたの?行かない約束したでしょ」

息子は泣きじゃくる。
泣きじゃくる。
泣きじゃくる。

あまりの泣き様に、いつもと様子が違うと思い始めるC子さん。

夕食後、
「怒らないから、本当のことを教えて」
と、優しい素振りを見せながら、息子に話しかけます。

息子が出してきたのは、
ショッピングセンターのアンケートに答えて貰った花と、
C子さんが以前から欲しいと言っていた物でした。

この品物は、この近辺ではショッピングセンターへ行かないと手に入らない物だったんです。

そして、
それは、息子からC子さんへの誕生日プレゼントでした。

そのとき、C子さんは気づきました。
明日の日曜日が自分の誕生日だから、それまでプレゼントを知られたくなかったって息子の胸の内を。

親子で涙に濡れた土曜の夜のお話でした。


「危険だから行かせない」それで、子供たちの自主性が育つのか?とか、
駄目だと言ったことをやってしまった子供への対処、
親を思う子供へなんと声をかけたら良いのか?
約束を破ってしまったことで、他の親たちへ何と言ったら良いんだろうか?

親子の良い話の中に、考えさせられる問題もあったりして、勉強になった今日一日でした。などと思う午後9時頃、皆様如何お過ごしでしょうか。