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やもめ父子の鏡開き

2018年01月18日 | 身辺雑記
正月飾りは、七日に片付けた。

しかしお供え餅は、玄関に飾ったままだった。
息子と二人だけになってからは、形程度で小っちゃいのひとつ置くだけ。

朝晩、通る度に、「ああ鏡開きしなくっちゃな」って思うんだけど、・・・。

昨日、意を決して、(そんなに大げさなものか)包丁で鏡餅を真っ二つに切った。
パックされた餅は、思いのほかすんなりと切ることが出来た。

二つに切られた餅は、パックから容易に取り出せるんですね。
断面は上から押しつぶしたひょうたんの様な格好だ。

息子に「鏡開きだけど、餅喰うか?」って声を掛けたら、
「うん、たべる」
「はい、これ!」
笑いながら「これって、これだけ渡されても」って、www

「お汁粉にするんだけど、いい?」
「うん」

じゃ、ってんで。
ゆで小豆の缶詰を空けた。

久し振りに缶切を使ったな。
最近は、プルトップな缶が多いんだけど、こいつは缶切りが必要だった。
このキコキコやる感触がやたら懐かしい。缶切使ったの何年ぶりだろう。

真っ二つにした餅を適当に切って電子レンジで温める。

「甘さは?」
「控え目」
「温度は?」
「控え目」

ゆで小豆を鍋に入れて、水と砂糖を少し足して、汁っけの多いお汁粉にした。(これは私の好み)

沸騰する前に火を止めて、お椀に盛って出来上がり。

熱いものと甘いものが苦手な息子なのであったが完食してくれたようだ。


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