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Design manhole cover that gathered throughout Japan

お盆

2012年07月13日 | 身辺雑記
お盆なので、お墓参りをしたいって母が云うので、兄が車で送る事になったと聞いていたが、雨じゃないといいなと心配していた。
そんな心配もなく梅雨の合間の好天まではいかないが、曇り空で少し蒸すが、この時期としてはどうにか過ごし易い部類に好転した。
仕事が休みになったので、私も墓地で合流し墓参り、親子三人(三人の年齢を足してみたら224歳だった!)でおそば屋さんで昼食をいただき帰宅しました。

全国的には、お盆と云えば8月15日を想起するんでしょうが、東京・横浜・静岡の一部じゃ7月15日なんですね。
田舎出の母親も横浜暮らしが長かったせいで、7月15日に拘っているようだ。
沖縄は、また別で陰暦の7月15日だとか。私しゃ沖縄のお盆を経験したことが無いので、この辺は伝聞です。

この7月15日のお盆は明治5年の「 改暦ノ布告 」(明治5年旧12月3日を1873年1月1日とする)の結果、それまで太陰暦で行なっていた行事を太陽暦の日付で無理矢理行うことの弊害によります。
尤も分かりやすいのが正月ですね。太陰暦の正月は今の節分です。
3月3日に桃の花は咲かないし、七夕は天の川の眺めにくい梅雨時だし、いい加減に旧暦の行事は太陰暦と合わせたらどうかと思うよね。
首都圏のような全国の人々が集まった地域よりも、近畿をはじめとする首都圏以外の方が伝統行事を太陰暦で行なっているところが多いように思います。

ところが、このお盆だけは、太陰暦に近い8月15日に行うのが全国的なんですね。それは、夏休みと関係していると思うな。
全国から首都圏に働きに来ている、移住している方々も年に二度故郷に帰省する時期があります。盆と正月ですね。
家族で帰省するのには、やはり子供の学校が休みの期間が好都合です。
地元は地元で、太陽暦の現在では、太陰暦でお盆を行うと毎年日にちが変わってしまい、年によっては9月になってしまうこともあり具合が悪い。
そんなところから、8月15日を月遅れのお盆なんて呼び名でお茶を濁した日本らしい決着の仕方だったんでしょう。

でも、何で東京・横浜・静岡の一部じゃお盆が7月15日なんですかね。
私はね、これもどうやら日本人的な「お上意識」の名残だと思うんです。
「お上」が決めたことが習い生となって、このままでいいんじゃないの的な、変化が苦手な国民性と相まって、続いているのかなと思ったりしてますな。

もう少し周りの環境と、自分の行動を見比べたら、おかしい事に気づくと思うんですがね。
正月には梅が咲く、ひな祭りには桃の花が咲く、端午の節句には菖蒲が咲く、七夕には天の川が眺められる、そんな身辺の不釣合も感じられないから、政治家の約束反故や、役人の権益擁護保身主義も批判できず、迫り来る原発・地震・津波等の巨大災害の危険性やじりじりと進む一般国民の生活窮乏への意識もいつの間にか、その中に浸っていると当たり前の風景となってしまい、違和感すら感じなくなる。
これも、新聞・テレビの刷り込み報道による国民愚民化政策の賜物でしょうか。等と考え事をしていたら、いつの間にか寝てしまっていました。憑かれて居るんでしょうか。コロワラシに!
いや、疲れているんでしょうか。

今日のデモ参加は残念ですが、断念です。
金曜恒例、首相官邸デモの他には、
次回デモ予定は、16日7.16さようなら原発10万人集会
29日、7.29脱原発国会大包囲
ですね。

何かを変えたいと思ったら、自分で行動する事を自ら実践しないで、クライアントに行動を促進しろなんて私には出来ません。等と思う今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

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