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ウルトラマンは食べられない

2013年03月22日 | 身辺雑記
チキンラーメンが発売されてから55年になるらしい。
それを記念して、トミカプレゼントキャンペーンみたいなのをWeb上で発見したんで、直ぐに応募してたんでした。

そんな応募したことも忘れた頃に、小さなダンボール箱が送られてきました。
その中身が、ご覧のチキンラーメン5袋とトミカです。

トミカにはあんまり興味はなんですが、このチキンラーメンはやたらと懐かしい。
今でもスーパーで見かけはするが、まあ、買いませんね。

買いはしないが、懐かしい。

私が小学生の頃に新発売とかなんとか、白黒のテレビでCMを見て食べたいと思ったような、思わなかったような(どっちかハッキリせい!)まあ、ボンヤリとした記憶です。

その頃の我が家はもの凄いビンボーだったらしい。
らしいって云うのも変だが、末っ子の私はその頃はボーッとしてて(誰だ!今でもなんて云うやつは)母が家計のやりくりに苦労しているらしいぐらいの認識しか無かった。
まあ、世間一般を知らなかったってことですな。

6畳・3畳の部屋に一家5人暮らし、トイレと台所、土間に流しと竈(へっつい)石油コンロで煮炊きをしてました。お風呂は銭湯か隣の家(親父が働いていた町工場の社長)の借り湯です。

仕事に忙しい母に頼まれて、買い物篭(竹で編んだ本物の篭)をぶら下げて近くの商店街とかへよくお使いにも行ったな。

両親が仕事で夕飯が遅くなる時には、近所のうどん屋(当時は手打ちうどんの茹でたのを売っていた)で買ってきたうどんと油揚げだけのきつねうどんをあんちゃん(兄のこと)が作ってくれたこともあったな。
この醤油味うどんが結構好きだった。

その頃に、チキンラーメンが発売されて大人気になたんですね。
はじめは、麺を丼に入れて、お湯をかけて3分間、ってやり方だったんです。
麺だけだったですね、具は自前で用意するんです。
尤も家では、具は入れませんでした。

が、冬なんかはこれだとお湯が直ぐに冷めちゃうんですな。
そうなると、麺が半分固いまま食べるんですが、これだとボソボソなんですよ。
ラーメンは今と違って、秋から冬によく食べたんですね。

それで、蓋としてお皿をかぶせていました。

しばらくすると、かあちゃん(母のことを当時はそう呼んでいた)が蓋付の丼を買ってきてくれた。
今だと、カツ丼とかの蓋付の丼があるじゃないですか、あれですよ。

あれは、いいですね。
お湯が冷めにくいから、麺がいい具合にほぐれたんですよ。

やがて、他社からもいろんなインスタントラーメンが売り出されて、お湯をかけるだけじゃなくって、
鍋で調理するようなのが出てきたりして、やがてカップヌードルが登場して、私もカップ麺を愛用するようになったんですね。

今日、ホントに久々にチキンラーメンを食べたんですが、味は昔の味の様な気がします。
でも、麺を油で揚げた昔のやつとはなんか違うような気がしたのは、私の気のせいでしょうか。等と昔を懐かしく思い出した今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

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