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かあちゃんのひなまつり

2012年03月04日 | 身辺雑記

電話で、かあちゃんに呼び出されてお昼をいただきに出かけまた。
あんちゃんも呼び出されて、奥さんも後からやって来て、四人でかあちゃん家(ち)で、かあちゃん手作りのちらし寿司をいただきました。

ちらし寿司を食べながら、半世紀も前のことを思い出していました。
あの頃の家は、六畳と三畳にトイレと台所、流しと竈(かまど)は土間だったな。
大きな柱時計と木製のラジオ、小さな箪笥、木製の氷冷蔵庫と茶箪笥があった。
太い梁からぶら下がった電球の下で、親子5人で丸いちゃぶ台を囲み食事をしていた様子を思い出してしたんです。

そう、あの頃は、「かあちゃん」だったんです。
いつの間にか、「ね~!」とか「あの」とかになって、気がついたら、「おばあちゃん」って呼んでました。

かあちゃんは、ハレの日にはよくちらし寿司を作ってくれました。
貧しい山村に育ったかんちゃんの子供時代は、麦飯、粟飯やさつま芋1本だけなんてこともあったそうですから、ちらし寿司は大変なご馳走でしょうね。
私も子供時分から、ちらし寿司は大好きでしたよ。

昔は、寿司桶に炊きたてのご飯を入れて、煮込んだ具に自分で味付けした調理酢を使って作ってました。
そんな時には、うちわを持たされて、側てパタパタと熱々のご飯をあおぐお手伝いをさせられていました。

今は、手っ取り早く簡単にできちゃう○○の素なんてのを使ってますが、いいんです。
あれで充分美味しいですから、いいんです。
作ってくれるだけでありがたいです。

無粋な息子二人じゃ、お雛様もひなあられも桃の花も白酒も用意しませんし、ただ、ちらし寿司を食べて帰るだけだったんですが、・・・。
かあちゃんのひな祭りは、これで良かったのかな。等と思う今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

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