⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

iPSの凍結保存液、遺伝子への影響軽微

2015年08月24日 | 再生医療
iPSの凍結保存液、遺伝子への影響軽微
2015/8/24 3:30 日経朝刊

 ■京都大学とリプロセル ヒトのiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)向けの凍結保存液を開発した。細胞や遺伝子への影響が少なく、安全性が高い。再生医療などの普及に役立つと期待している。リプロセルがまず研究用として24日に発売する。価格は従来の凍結保存液とほぼ同じだ。臨床用は医薬品の製造基準を満たした設備を造り、3年後をめどに実用化する考えだ。
 iPS細胞などは凍らせても死なない特殊な液に浸して保存するのが一般的。ただ、現在普及する保存液は細胞の性質などに影響を与える懸念が指摘されているという。
 京大の高橋恒夫客員教授らは生体や細胞に対する毒性がない有機化合物の一種に、凍結保存液としての性能があることを突き止めた。この液を使って凍結した後に解凍する実験では、細胞の約9割が生き残った。細胞の性質などへの影響もほとんどなかった。