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富士山初登山体験記(その2)makochan GO!

2016年07月25日 | 日記

こんばんわ〜 昨日、今日とで臨んだ人生初の富士山登頂。自宅に帰ってきてから爆睡して午後8時頃目が覚めました。足腰の痛みはほとんどなく今日の下山時の疲労ぶりが嘘のようです。明日の朝はどうなっているか分かりません。



弱音を吐きながらも何とか登頂できたわけですが、5合目からの登頂は、昨日の午後13:30から始まり宿泊先の8合目にある山小屋には16:30に到着。食事と仮眠を取って、夜中の0:30から山頂を目指し3:38分に登頂。4:43分のご来光を見て5時頃から下山して9時頃に5合目に降りてきました。6時間かけて登り4時間かけて降りてきたわけです。
10時間近く歩き続けたわけで、正直なところ僕にとっては試練でありました。登りの8合目までは結構余裕でしたが、きつかったのは9合目から山頂まででした。3600mを超えると足が急に上がらなくなり崖のような場所を登るのは危険を感じた程でした。
山頂は思ったより寒く長袖をもう一着持ってこればよかったと悔いましたが、ご来光を見ると疲れが吹っ飛びました。太陽が昇ると気温が一機に上がるような気がして、太陽の有難さをこれだけ感じた日はありません。
富士山は登るのよりも下りの方が大変だという今回の登山の仲間の話を聞いていたのですが、それがよく分かりました。
下山道は、土と山砂の砂利道でそれも5センチから10センチ大ほどの石がたまに転がっていました。一歩一歩歩む度に足がズルッととられ僕も実際、4〜5回程後ろに転びました。膝への負担は大きいので膝の悪い人は富士山登山は厳しいと思うほどです。
単調に作られた道で景色の変化は殆どなく、歩かされている感たっぷりで4時間の下山時間は、本当にきつかったです。

先程も試練と言ったのですが、今回、僕は初めて登山用グッズを購入しました。45リットルのパックに防寒具、レインコート、酸素ボンベ、お菓子は、これから遠足に行くのではないかと思われるほど大量に詰め込み、おそらく40キロ近くの荷物になっていたと思います。
「大は小を兼ねるからいいんだよ」とドンドン詰めていたのです。
これが体力消耗が想像以上に大きかった原因ではないかと今更ながら思います。これは経験しないとわからないと思います。次回登るときは(今はまた行きたいと言いきれませんが)、荷物はできるだけ少なくして半分以下の荷物で登ると思います。

そして驚いたのは、外人の若い人(白人が目立ちました)のたくましさでした。軽装でスイスイと僕を抜き去っていく。ありえない体力です。山小屋に泊まらず外で野宿している強者もいました。山頂でも半袖の人もいました。

感心したのは、富士山には全くと言っていい程、ゴミがありませんでした。登山者のマナー意識が徹底しているのを感じました。

上記の様に、今回の登山は、実に多くの事を学べたました。教訓めいた事を書くとすれば、今、思いつくのは下記の点です。

1)登山そのものが単調に思えてくる時がありました。目の前の石段や崖だけを見て登っていると、いつまで登るんだろうと思う時が多くありました。その時、絶妙な場所に山小屋があり休憩する場所がありました。上を見上げると今の自分の位置が分かりました。
これは会社経営の場面でも、自分の人生においてもヤル氣を維持し続けるためにも必要な考え方ではないかと思いました。
そして弱音を吐ける、または、聞いてあげる仕組みを会社でも家庭でも必要だと思いました。人間というのは、弱音、つまり、負の部分を吐き出して少し休む事で、またヤル氣が起きてくるものです。

2)何かをやる時に、身の丈の装備が必要だという事です。過大な装備は体力を奪います。出来るだけ身軽でいる事が必要で、その装備の選択には、何を捨てるかという考え方の軸を持つ事が必要だと思いました。

今回、この登山にお誘い頂いた「富士山に登って元気になる会」主催者の高田美介さん、そして、多くの励ましとアドバイスを頂いた登頂した仲間の皆さんには、心よりお礼を申し上げたいと思います。

明日からまた頑張りたいと思います。登山する氣持ちで公私ともに励みたいと思います。