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MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

有田焼のグラス

2008-03-07 18:30:27 | 商品
雨が降ってきて寒くなってきてしまいましたね。
このような時にはお客様が来てくださらないので、
 寂しい限りです。
 
日記でも書くとしましょう。

添付の写真は有田焼のグラスです。
 焼酎を飲んでいただいたり、
  コーヒーを飲んでいただいたり、色々なことに使用できる、
  便利なサイズです。

このグラスに出会ったのは、
 あるお客様の紹介でこの作家さんの展示会にいってからです。

とても素朴な作家さんで、
 白磁の透かしを入れた美しい香炉などを普段は作っています。
 一壷の釜で焼くので、一度に焼ける数量は大変少ないようです。
 
このグラスの曲線がとても美しく、 
 薄いけれども計算された厚さが保たれているので、
 洗練されつつも、丈夫なグラスに仕上がっています。

香炉は数万円から数十万円になりますが、
 こちらは3675円(小はもう少々安いです)。
 とてもお手頃です。

4月末にはこれと同じデザインで、
 お皿などが入荷する予定です。

 とても楽しみですね。

http://www.mabysoshite.com
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墓地通り

2008-03-07 00:54:45 | 南青山
南青山というとなんとなく高級な場所な気がしますよね。
しかし お店のある墓地通りは、
 昔はとっても田舎であったようです。

今でも墓地通りには石屋さんやお花屋さんがありますが、
 昔はもっと石屋さんがあったとのこと。

更には八百屋があったり、魚屋さんがあったり、
 まさに下町情緒溢れる場所だったようです。

子供達の遊び場は勿論青山霊園。
 広大な敷地に、隠れるところが沢山あって、 
 かくれんぼうとかしたそうですよ。

以前 隣の石屋さんがわざわざ港区の歴史の本を貸してくださいました。
 青山通りはもっと狭く、
 青山一丁目では戦時中は火災の消化練習などが行われたりしていたようです。
 表参道も本当に何も無く、新宿まで見渡せたんですって。

先日もお話をしましたが、
 墓地通りは再開発が始まります。
 この数年で様変わりするでしょうね。

開店当初 アメリカ人の老夫婦がお店にいらっしゃいました。
 20年程前旦那さんが近所に住んでいらっしゃったようです。
 その時には木造の長屋で、
  この辺に長屋があるでしょ? それはどこ?って聞かれました。

既にその長屋はありません。
 20年という時の経過は残酷で、
  彼は懐かしくて昔を振り返りながらこの界隈を散策に来たのですが、
  全てが変わっていて、悲しそうでした。

日本は地震があり、建物をコンクリートの無機質なものに変えなければなりません。
 欧米であれば、100年の建物なんて当たり前です。
 私がイギリスで学生の頃住んでいた家も、100年前位の家でした。
 時間がゆったりと過ぎている欧米人に、
  東京の急激な変化は残酷な気がいたしました。

もっと古きよき東京を残せたら良いと願います。 
 
イギリスから戻ったときに、
 東京はなんて醜い街なのだと落胆した覚えがあります。
 無機質なコンクリートとガラスの街。
 帰国してから日本を旅行して、お寺や神社、古い町並みなどを歩くことにより、
 いや、日本人はとても美的センスに優れていたのだと再認識しました。
 今のお店に辿りつく原点となりますが。

某有名建築家 A氏や、
 昨年亡くなられた、国立新美術館を設計されたK氏のような建築家を、
 私は犯罪者と思っています(批判してごめんなさい)。
 美しい街並みとは、残された後世が数十年後にも美しいと思える街並み。
 もっと美しい東京にしたいものです。

後世に残して恥ずかしくない町並みを作っていただきたいものです。
 街づくりはそれ程責任重大なことなのです。

墓地通りも美しく変わって欲しいですね。
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