NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#152 エタ・ジェイムズ「I Want To Ta-Ta You Baby」

2010-12-19 08:58:28 | Weblog
#152 エタ・ジェイムズ「I Want To Ta-Ta You Baby」(Life, Love, & the Blues/Private Music)

今週は困ったことにPCディスプレイが壊れてしまい、代用品のテレビの画面を見ながらこれを書いている。これが実に字が見づらいのである。そういうことで、今回は短文にて失礼。

エタ・ジェイムズ、1998年のアルバムより。ジョニー・ギター・ワトスンの作品。

エタ・ジェイムズは1938年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの72才。前のコラム「一日一枚」でも一回だけ取り上げたことがあるが、おもに50年代にR&Bの分野で活躍した、混血女性シンガーだ。

豊満な体躯から発される迫力満点のシャウトがウリの、パワフル・ガール。10代から20代にかけての彼女は、もっぱらそういうイメージだった。

だが、長ずるにおよび、より深い味わいをもった歌声を聴かせるようになっていく。R&B、ソウルを根幹としながらも、ジャズ、ゴスペル、ブルースなど幅広いジャンルの歌を取り上げていくようになる。

初期のただパンチがあふれる歌声から、抑制をきかせた、円熟味の感じられる歌声へと成長をとげていったのだ。このへん、40年以上同じ歌い方しかできない日本のア●コさんあたり、見習ってほしいもんだ。

今年でデビューして56年。実に半世紀以上、現役トップを走り続けてきたのだから、敬服に値するね。

さて、きょうの一曲は、いわずと知れたジョニー・ギター・ワトスンのカバー。オリジナルはアルバム「Ain't That A Bitch」に収録されている。メローなアレンジは、原曲にほぼ忠実だ。

これがまた実にセクシーなんだわ。男性なみに低めのキーで歌っているんだが、両性具有者にささやかれている、みたいな妙なエロティシズムが感じられる。歌詞のエロさもあいまって、アダルト風味全開。「エタ、GJ!」と喝采を叫びたくなる。

齢60にして、この現役ぶり。まっこと脱帽ものです。ぜひ一聴を。

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12月18日(土)のつぶやき

2010-12-19 02:14:32 | Weblog
06:45 from web
いやー、参った。朝、PCを起動したら、何もうつらない。ディスプレイが壊れたのだ。しかたなく、テレビにつなげてこの書き込みをしてる。
08:40 from web
テレビだと字が非常に読みづらいのぉ。
10:32 from web
きょうの夜はKotobukiさんで忘年会。楽しみなり。
11:06 from web
ディスプレーが昇天するまで約5年。寿命ってこんなものかね~。
11:09 from web
次のはあまり高くないのにしよう。
14:58 from web
半日テレビ画面とにらめっこしていると、目がおかしくなってきた。PCを落とそう。
by Mac_Nakahira on Twitter

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