NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

1年前の記事シリーズ 217

2013-06-23 07:08:57 | Weblog
去年の9月のJCASTでも、自分と同様な分析をしていた(笑)。

http://www.j-cast.com/kaisha/2012/09/07145404.html?p=all

要するに「三平男子」の内実は、全然「平均志向」じゃないってことなのだ。

向井理クンが人気があるのは「絵に描いたようなイケメン」ではなく、「自分の周囲にもひとりくらいはいそうなイケメン」だからなのだろう。

そんなのは「平均的容姿」であろうはずがない。イケメンであることに変わりはない。

希望年収にしても、本当の平均なぞ無視している。ただ「1000万円以上とか望まないから。それなりに妥協してるんだからねっ!」という気持ちが見えるだけ、過去の三高志向よりマシってとこか。

少しだけ下方修正したからといって、状況が大きく変わるわけでもない。

女も、そして男も結婚相手が見つかりにくい現状は、このまま続いていくに違いない。


6月21日(木)のつぶやき
09:19 from web 「三平男子」志向とかいっても、平均「以下」はたぶん切り捨てるわけだろ。結果、半数以上の男子は結婚の対象外ってことだと思う。by Mac_Nakahi...

#273 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「Night Time Is the Right Time」

2013-06-23 06:51:42 | Weblog
#273 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「Night Time Is the Right Time」(Green River/Fantasy)

CCR、69年リリースのサード・アルバムより。ナッピー・ブラウン、オジー・カデナ、ルー・ハーマンの作品。

「Night Time Is the Right Time」あるいは「The Right Time」は、一般にはレイ・チャールズの58年の大ヒットで知られているので、彼のオリジナルだと思っている人が多いのだが、彼より1年前に他のアーティストがヒットさせており、チャールズ版はそのカバーなのだ。

それが、黒人R&Bシンガー、ナッピー・ブラウンによる57年のバージョン。

ブラウンは29年ノース・キャロライナ州シャーロット生まれ。ゴスペル歌手からR&Bに転向、サヴォイ・レコードより「Don't Be Angry」「It Don't Hurt No More」そしてこの「Night Time Is the Right Time」など、いくつかの曲をヒットさせている。

さらに溯ればこの曲の原型は、ルーズベルト・サイクスやビッグ・ビル・ブルーンジーによって既にレコーディングされていたのだが、それはさておき、今日までよく知られていような歌詞やコール&レスポンスのスタイルのものは、ナッピー・ブラウンによって生み出されたといっていい。

ブラウン版を聴いてみると、ちょっとビッグ・ジョー・ターナーに似た雰囲気のシャウターである。ゴスペル畑出身だけに、その迫力は満点だ。

実はこの曲、昨年の6月17日の当コーナーで、ビッグ・ジョー・ターナー版を取り上げたことがあるのだが、皆さん、覚えておられるだろうか?

要するに、性懲りもなく、同じ曲を他のアーティストでまた取り上げたということであります。申し訳ない。

でも、言い訳させてもらうなら、何度も取り上げたくなるくらい、この曲は魅力に満ちみちているのであるのだよ、ホント。

きょうのCCR版は、アルバム最後を締めくくる、唯一のカバー曲。youtubeの映像ではスチュとトムがコーラスを担当しているように見えるが、聴いてわかる通り、すべてのボーカル・トラックはジョン・フォガティによるもの。つまり多重録音。

この曲はコンサートではまったく演奏されず、ご覧いただいているTVショーで一回だけ「あて振り」で演奏されたもののようだ。

後期のCCRでは、ジョン以外のメンバーも歌うようにはなったが、デビューしてしばらくは、歌・コーラスをジョンがすべて担当していた。これがCCRの歌にハンパでない迫力、そして厚みをあたえていたといえるだろう。

サウンドのほうは、「これぞCCR!」というべき、シンプルでストレートなブルース・ロック。もう、すべてのバンドのお手本にしたいような、タイトな音なのである。

天性のソウルマン、ジョン・フォガティの渾身のシャウト。これを聴けば、凡百のシンガーなど全て吹っ飛んでいく。レイ・チャールズ、ジェイムズ・ブラウン、ルーファス&カーラといった「濃い」黒人勢にも一歩たりともヒケを取らない熱唱だ。

フォガティはデビューして45年経った現在も、現役バリバリで歌い続けているが、やっぱ彼の才能はモノホンだ。筆者にとっても、エルヴィス、ジョン・レノンらと並ぶ、最重要なヒーローのひとりであります。

この曲を聴く

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6月22日(土)のつぶやき

2013-06-23 04:22:27 | Weblog

せっかくボーナスも出たので、命の洗濯に使うことにした。バッドな気分、リフレッシュしないと。