NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

2012年11月22日(木)のつぶやき

2013-11-23 07:53:01 | Weblog
きょう誕生日のミュージシャン

ホーギー・カーマイケルロン・マックリュアー(ブラッド・スエット&ティアーズ)ジェシ・コリン・ヤング(ヤングブラッズ)スティーブ・コールドウェル(オーリアンズ)フロイド・スニ...


11月22日(金)のつぶやき

2013-11-23 04:39:16 | Weblog

金朋さん、結婚おめ! つーか、かなりビックリしました。朋先生と結婚の二文字はまるでつながりそうにないと思ってたんで(失礼)。



11月20日(水)のつぶやき

2013-11-21 05:00:17 | Weblog

一夜明けて、だいぶん気持ちが落ち着いてきた。前を向いて進むしかない。


仕事が長引いて昼飯を食べ損ねた。ヒモジイ。



11月19日(火)のつぶやき

2013-11-20 04:52:53 | Weblog

フル5日出勤ウイークも2週目。体調はまあまあ。頑張り過ぎない程度にやってます。


まさかまさかの出来事起こる。(別に不幸とか不祥事ではないが。)いやー、青天の霹靂とはこのこと。しばらく感情の整理に時間がかかりそうだ。



11月16日(土)のつぶやき

2013-11-17 04:48:01 | Weblog

#294 セシリア・ノービー「Girl Talk」

2013-11-16 09:17:02 | Weblog
#294 セシリア・ノービー「Girl Talk」(Caecilie Norby/Blue Note)

デンマークの女性ジャズシンガー、セシリア・ノービーのデビュー・アルバムより。ニール・ヘフティ、ボビー・トゥループの作品。

ノービーは64年、フレデリクスベルグ生まれ。音楽一家に育ち、ジャズ/ロックバンド、フロントラインに参加、その才能を米ブルーノート・レーベルに認められ、95年にアルバム「セシリア・ノービー」で世界デビュー。現在までに7枚のスタジオ・アルバム、1枚のライブ・アルバムをリリースしている。

彼女はジャズ・スタンダードを歌う一方で、ポップ/ロック系の曲も作り、自ら歌う。非常に幅の広い音楽性の持ち主なのだ。

おそらく、まだほとんどのかたは、彼女の歌を聴いたことがないだろうから、まずはきょうの一曲「Girl Talk」で、彼女の歌声にふれてみて欲しい。

いろいろな国の言葉で語られる、若い女性のとりとめのないおしゃべり、つまり「Girl Talk」をイントロにして、少しテンポの早いスウィンギーなナンバーを、ノービーはよどみなく歌う。

いかがかな。アメリカの女性ジャズシンガーとはかなり趣きの異なった歌い方だと、感じられたかもしれない。

セクシーというよりは、知的で優雅といったほうがぴったりの、落ち着いた歌声だ。いかにもヨーロッパ的なんである。それも北欧。

ブルースとゴスペルとか、ほとんどのアメリカの女性ジャズシンガーには共通して存在するバックグラウンドがヨーロッパ出身の彼女にはないぶん、だいぶんあっさりしたジャズになっているような気がする。

ところで、この曲について、少し解説しておこう。

「Girl Talk」は、65年の米映画「ハーロウ」の主題曲として、ニール・ヘフティ、ボビー・トゥループにより書かれた。「ハーロウ」は、26才で夭折したセクシー女優、ジーン・ハーロウの生涯を、キャロル・ベーカーが演じた映画。その音楽を、カウント・ベイシー楽団のアレンジ、「バットマン」のテーマ曲などで知られる作編曲家、ニール・ヘフティが担当し、歌詞を「ルート66」の作者として著名なシンガー/ピアニスト、ボビー・トゥループが書いたのである。

ヘフティ、トゥループともに非常に優れたミュージシャンであり、その生み出した曲には名曲が多い。彼らについて書けばとても長くなってしまうので、それはまた別の機会にしたいが、このふたりのコラボによる「Girl Talk」が、ポップス史上に残る名曲であることは、間違いないと思う。

多くのシンガー、たとえばトニー・ベネット、バディ・グレコ、エラ・フィッツジェラルド、フォー・フレッシュメンらにカバーされ、そのいずれも名唱とのほまれが高い。

世間的にはあまり知られていないが、筆者的には、フィリピン出身のサックス奏者、ジェイク・コンセプションによるバージョンもけっこう気に入っている(2005年1月30日の「一日一枚」参照)。

「ルート66」を聴けばよくわかるように、ボビー・トゥループの作る歌詞は、メロディ・ラインへの乗り方、そのリズム感覚が抜群にカッコいいのである。これは、並大抵のソングライターには真似の出来ないワザであるな。

「Girl Talk」ももちろん、小粋で洒落た曲に仕上がっている。メロディ、歌詞ともに、シンガーに「一度はこの曲をうたってみたい」と思わせる魅力に溢れているのである。

通常は、スローテンポで演奏されることが多いこの曲を、軽快なテンポで歌ってみせたというのが、ノービーのオリジナリティといえそうだ。実に都会的でハイセンスな仕上がりになっている。

その確かなボーカル・テクニック、たとえば高音、中低音のたくみな使いわけを聴けば、彼女の実力の高さがわかるだろう。

聴く者の「情」というよりは「知」の部分に訴えてくるタイプの歌声。人により好みは分かれると思うが、今後もジャズ・ボーカル界を牽引していく存在であろうことは間違いない。ぜひ、チェックしてみて。

この曲を聴く

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