キューバの、リディセの実家(en Pinar del Río)に2週間ほど滞在したことがあります。1996年夏だから、8年半前ですね。キューバは今ではサルサや音楽のイメージが強くて、「陽気で楽しい」面だけがアピールされる傾向にありますが、この国の「物の不自由さ」による国民の苦労はたいへんなものです。
参照ページ→「台所から見たキューバ」
私が居たとき、家のシャワーは壊れていました。ですから CUBO(バケツ)に水を汲んで、それを小さな手桶のようなものですくって水浴びをするのですが、“お嬢” な来客である私のためには、台所で沸かした鍋1杯のお湯が加えられた、バケツ1杯のぬるま湯が提供されました。大きなCUBO とはいえ、それだけで髪も身体も洗うのは至難のワザでしたが、配分調節にはすぐ慣れました。
そうして毎日、当然のようにシャンプーもしていたのですが、ある日リディセのママが「かおるは毎日髪を洗うの?」と聞くのです。日本では朝・晩洗う人もいるくらいだから、髪を洗わない日は他人に近寄るのに引け目を感じることもあるというのに、キューバではあまり洗わないらしいのです。しかしシャワーを浴びない日があれば COCHINO/NA(豚)と自分で言うくらい汚らしいイメージがあるようです。
このキューバ旅行のあと、キトでリディセと暮らすようになったわけですが、彼女は週に1度しかシャンプーしませんでした。それでも髪がべたべたになることはないのです。私なんか3日でもうギトギトですよ。自分ではそんなに脂性だと思ってなかったのですが、ひょっとして気候の関係か何かで、日本人は一般的に脂性なのだろうか?と考えてしまいました。リディセはよく「キューバ人は髪は毎日洗わないが、お尻と顔は毎日洗う」と言い、私がシャワーをさぼろうとすると COCHINA 扱いでしたよ。
「CUBAキューバで CUBOバケツ」でした!
リディセとの共同生活のこぼれ話はここにもあります。→「せっけん」
参照ページ→「台所から見たキューバ」
私が居たとき、家のシャワーは壊れていました。ですから CUBO(バケツ)に水を汲んで、それを小さな手桶のようなものですくって水浴びをするのですが、“お嬢” な来客である私のためには、台所で沸かした鍋1杯のお湯が加えられた、バケツ1杯のぬるま湯が提供されました。大きなCUBO とはいえ、それだけで髪も身体も洗うのは至難のワザでしたが、配分調節にはすぐ慣れました。
そうして毎日、当然のようにシャンプーもしていたのですが、ある日リディセのママが「かおるは毎日髪を洗うの?」と聞くのです。日本では朝・晩洗う人もいるくらいだから、髪を洗わない日は他人に近寄るのに引け目を感じることもあるというのに、キューバではあまり洗わないらしいのです。しかしシャワーを浴びない日があれば COCHINO/NA(豚)と自分で言うくらい汚らしいイメージがあるようです。
このキューバ旅行のあと、キトでリディセと暮らすようになったわけですが、彼女は週に1度しかシャンプーしませんでした。それでも髪がべたべたになることはないのです。私なんか3日でもうギトギトですよ。自分ではそんなに脂性だと思ってなかったのですが、ひょっとして気候の関係か何かで、日本人は一般的に脂性なのだろうか?と考えてしまいました。リディセはよく「キューバ人は髪は毎日洗わないが、お尻と顔は毎日洗う」と言い、私がシャワーをさぼろうとすると COCHINA 扱いでしたよ。
「CUBAキューバで CUBOバケツ」でした!
リディセとの共同生活のこぼれ話はここにもあります。→「せっけん」